あえて艦これの世界でゴジラになってみた   作:豆柴タンク

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48話

「はぁ、はぁ。お、お久しぶりです。ゴジラさん」

 

「お、おう久しぶりです。どうしたんですかそんな急いで?」

 

「ええ、ちょっとすみません。スーハー、スーハー、赤城、加賀こっちにいらっしゃい」

 

息を整えた鳳翔が若干威圧感のある声を聞いて、こそこそとこの場を離れようとしていた赤城と加賀達が『ビクッ!』とする

 

「「あ、赤城さん。呼んでますよ」」

 

「「加賀、鳳翔さんが呼んでます」」

 

互いに自分の名を呼び合い誤魔化そうとする4人

 

「4人共です。いいから此方に来て座りなさい」

 

観念して鳳翔の前に正座する4人

 

「あなた達ようやく観念しましたね」ヒクヒク

 

「「「「………」」」」

 

「言いたい事が色々ありますけどまずは皆に謝りなさい」

 

「「「「はい……すいませんでした」」」」

 

4人が土下座で謝るのを見て事態が飲み込めないゴジラは、近くに来ていた天龍に尋ねる

 

「な、なぁ。天龍一体何があったんだ?」

 

尋ねられた天龍は困ったように苦笑する

 

「あーその。簡単に説明するとあの4人がここの食料ほとんど食い尽くしちまったんだよ」

 

天龍の答えに唖然とするゴジラ

 

「は?、食べ尽くした?。あの4人が全部?」

 

「ああ、まぁ他にも居るんだが…まぁ殆ど全部4人でと言ってもいいかもな」

 

「ホワイ?」

 

「う~ん。順を追って説明するとだなー…」

 

天龍の説明によるとあの4人は片方が第9鎮守府でもう片方が大本営から来た赤城と加賀で、最初のうちは互いに訓練や演習で競いあっていたのだが。ある日食堂で

 

「私達って誰が一番ごはん食べられるんですかね?」

 

その瞬間空気が変わったそうだ

 

「はぁ。そちらの赤城さんは変なこと言いますね。おかわり下さい」

 

「そうですね、気にはなりますけど…こちらもおかわりをお願いします」

 

「どうしたんですかお二人とも?、急におかわりなんてして。私もおかわりを」

 

「そんなこと言ってやはり意識してるんですね。お代わりください」

 

 

「「「「おかわりをお願いします!」」」」

 

 

そして始まったフードファイトは、その日の全メニューの売り切れという形で終わった。

 

……が、その後が問題だった。赤城と加賀達に火がついてしまったのだ。

 

訓練の後は必ず食堂へ4人で行き、その日の分の材料が無くなるまで食べ続けた。そのせいで他の艦娘達の食事が制限されるほどだったという。

その時点で止めれば良かったのだが料理を作っている間宮さんがちょっとテンションがおかしくなり赤城達に料理を作り続けてしまったのだ。

 

その事が解り鳳翔さんが止めに入ってくれたからそのときは良かったもののどうしてそんなことになってしまったのか間宮さんに聞いたところ

 

「おいしいおいしいと次々に料理を食べてってくれて、なんだか楽しくなってきちゃって…ごめんなさい」

 

とその時に間宮さんと一緒に赤城達も謝って一旦は落ち着いたのだが。只でさえ娯楽の無い環境に舞い込んできた出来事に一部の艦娘達が盛り上がり隠れてフードファイトを再開したのだ。

最初は渋っていた子達も徐々に熱に当てられはまっていってしまった艦娘達。

 

仕舞いには自分もやると言い出し増えていく参加者、減っていく食料。そしてそれは食料を管理している間宮さんに気づかれるまで続いた。

 

間宮さんが食事の下ごしらえをするために食料庫に入ってみると殆どの箱が空になっていて、それを擬装するための工夫もされており犯人を見つけるために動き出す。

 

それによってフードファイトの会場を発見し制圧。今回関わった艦娘達にお説教と罰を与えたのだが、この騒動の中心に居た赤城と加賀達は逃亡今の今まで逃げ続けてきたのだ!

 

「へ、へぇ~…大変だったんだな…」

 

話を聞き終えたゴジラはそれしか言えなかった

 

「ああ、まさかこんな大事になるとは思わなかったよ……」

 

「所でどんな罰を受けているんだ?」

 

ゴジラは興味が湧き聞いてみると

 

「あ?、え~っと確か暫くの間皿洗いと消費した食料確保の為の強制労働と禁酒1ヶ月だったかな。まぁそれでも節約してようやく皆に食事がちゃんと行き届くかどうかって感じになっちまったから、本当にゴジラが来てくれなきゃヤバかったな」

 

「え!?そんなに深刻だったのかよ!、日本からの補給物質とかはどうなんだ?」

 

その言葉を聞いて顔を歪ませる天龍

 

「その補給物資を俺達が運んできたんだよ。一応はこの基地でも自給自足できるようにって畑とかはあるんだけど、まだ収穫できる物が少なくて……まぁ一応食える奴はあるんだけどまだ数が足らない状態だから。今回ゴジラが獲ってきてくれた魚は干物にして日持ちを長くするために今皆で作業してるんだよ」

 

「うわぁ、俺もう一回獲ってこようか?」

 

「いや、有り難いけど多過ぎても捌ききれないから今日は大丈夫だ」

 

「そうか、まぁ必要な時は言ってくれよ」

 

「ありがとな。……所でゴジラさ、大きくなったか?」

 

「えっ!俺がか?いやそんな感じしないけどな、え、大きくなってる?」

 

「ああ久しぶりだから見間違いかと思ったけど大きくなってると思うぞ、成長でもしたのか?」

 

「いや、全然そんな感じにはなってなかったんだがな、知らないうちに成長したのかな?」

 

「まぁそれならそれでこっちからしたら心強いよ。今回の作戦もよろしく頼むぜ!」

 

そう言って天龍は拳をゴジラに突き出してきたので、ゴジラも天龍手を近づけて『コツン』と叩いてもらう

 

「おう、よろしくな」

 

「あっそうだ明日会議があるからゴジラはそれに出てくれ作戦の説明と今回の怪獣について聞かれると思う」

 

「そうか解った」

 

「……なぁゴジラ、今回の怪獣って結構ヤバイんだろ。その、俺達が行ってゴジラの足手纏いになったり……しないか?」

 

不安そうに聞いてくる天龍にゴジラは

 

「大丈夫だ、詳しいことは明日いうが俺が居れば奴は倒せるから。その間深海棲艦を天龍達に任せるんだ足手まといなわけ無いだろ」

 

「!……そうか、そうだよな。すまねぇ変なこと聞いちまった。へへありがとなゴジラ♪」

 

「いいってことよ。まぁ俺も緊張すると思うからそん時はフォローしてくれよ♪」

 

「おう任せとけ!……ははは」

 

「「あはははははははは」」

 

天龍の緊張もとけ場が和んだ様子を見て、見ていた鳳翔も安心する

 

「ふふ、これなら心配要りませんね」

 

そう言ってゴジラ達の方を向いている鳳翔を見て、逃げだそうのする赤城と加賀達……だが

 

「あなた達、まだ逃げようなんて考えていたんですね」

 

いつの間にか逃げ道を塞ぐように赤城と加賀達の前に立つ鳳翔、その後ろには鬼が見えていた。

それを見た瞬間赤城と加賀達はすべて諦めた。

 

その後赤城と加賀達は鳳翔さんに後から合流した間宮さんによって3時間に渡り説教され、この事件は幕を閉じたのだった

 

そして赤城と加賀達が説教されてる間にゴジラが獲って来た魚などを干す準備をし終えて、残りの魚を夕食に出すようにして、その日は久しぶりのまともな食事になったと皆喜んでいた

 

 

 

━━━━次の日━━━━

 

 

 

「昨日はあんな醜態をさらしてしまって、すまなかった」

 

そう言って長門と武蔵はゴジラに頭を下げていた

 

「いや、別に俺は構わないんだが…………」

 

「「…………」」

 

頭を下げて二人の首には『反省中』と書かれた板が下げられていた

 

「お前ら二人も加害者側だったのか……」

 

「いや、その。……我々も最初は止めるために乗り込んだのだが…」

 

「その場の空気に当てられたというか、司会の艦娘に乗せられてしまって……」

 

「ミイラ取りがミイラになったと」

 

「うっ、そ、そう言うことだ…しかし!「う、うん!」!!」

 

「そろそろ会議を始める時間ですよ」ニッコリ♪

 

尚も弁明しようと口を開けたところで鳳翔さんからストップが入る

 

その様子を見てゴジラは

 

『ここのトップは間違いなく鳳翔さんだな……逆らわないようにしよっと』

 

などど考えていた

次どっち先にやろうか迷ってます

  • ホッポ来襲初めてのお友達ビヲの遠出
  • 怨念の帰還連鎖する怨念
  • ハーハハハ悩むがいい作者よお前に任せるぜ
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