「どーすっかな。な、なービヲ?」
「ヲ?」
「あのな、俺ちょっとの間出掛けてくるんだが。その……留守番とかできるかな?」
ゴジラの問いかけにビヲは少し考えてから親指をたて。そしてゴジラの頭の上に乗る
「ヲー♪、ヲー♪」
ゴジラの上ではしゃぎ出すビヲ
「いや。その、ビヲ。そのな、一緒に行くんじゃなくてな、ビヲはここで留守番しててほしいんだよ。な、解ってくれたか?」
ゴジラの言葉を聞いたビヲは固まり、そして
「……ヲ、」
「解ってくれたか!じゃあ悪いんだけど降りてもらって…」
「ヲ゛ーー!!ヲ゛ーー!!ヲ゛アーー!!ヲ゛アーー!!」
ビヲは泣き出した
「ちょ、!ビヲ泣くな!大丈夫だから。ちゃんと帰ってくるから、ちょっとの間だけだから!!」ワタワタ
「ヲ゛ーイヲイヲイヲイ」
ビヲはゴジラの頭の上にへばりつき駄々をこねる
「すまん、ほんとすまん。帰ったら遊んであげるから。な、な?」
「ヲ゛ーー!!ヲ゛ーー!!」
尚もなき続けるビヲと説得するゴジラ達の所にメカゴジラが現れる
「ゴジラさんどうしたんですか!? 島中に泣き声が響いてますよ!」
「お、メカゴジラか助かった。実はカクカクシカジカで…」
ゴジラはこれまでの事を一通りメカゴジラに話した
「なるほど。じゃあビヲちゃんは我々が預かりますよ」
「マジで。大丈夫なのか?」
「えぇ。何度か遊んだこともありますから。さっビヲちゃん、此方へ」
そう言ってメカゴジラがビヲの前に手を出すと
「ヲ゛!ヲ゛!」バシ!バシ!
触手を使ってメカゴジラの手を払い除けた
「……!!」ガーン(|| ゜Д゜)
手を払い除けられたメカゴジラはショックを受けた
「あっ!コラ!!」
その様子を見て咄嗟に声をあげてしまったゴジラ、しまったと思い自分の口を押さえるがすでに遅く、ビヲは自分が怒られたと思ったビヲは
「………ヲ、ヲ゛アーー〓〓〓〓〓」
更に泣き始めたビヲはゴジラの頭の上でビヲランテ化し始めた
「ちょ!重い!」
「あーちょっと待ってください。さ、ビヲちゃんこっちですよー」アセアセ
そう言ってメカゴジラが半ビヲランテ化したビヲをゴジラの頭の上から持ち上げ抱き抱える
「ごめんな、どうしても連れていけないんだよ。出来るだけ早く帰ってくるから、その間ここを頼むな」
「ヲ゛ー、ヲ゛ー」
「……うー、すまん、それじゃあ行ってきます!」
ゴジラは何とかビヲをメカゴジラに預け川内達の居る前線基地を目指した
「ふぅ、何とか出てこれた。久しぶりに皆に会いに行くな。漁が必要だって言ってたし張り切ってやるかな♪………うーん?なんか忘れて、あっ! リトルが居ないじゃん、そうだよ、リトルと最近会ってなかったから忘れてた。今から。じゃ遅いか、まぁもしもの時は飛んでくるだろうし大丈夫か。
久しぶりだな一人って。思えば此方に来て最初の頃以外はリトルと一緒に行動してたからな、この三ヶ月ビヲの相手しててそんなに経ってるって気付かなかったなー、って…ちょっと待てよ。あれ、俺って艦娘と交流してなくね?」
ゴジラはバース島の艦娘達を建造してからの事を思い返してみた
艦娘を建造する→→直ぐに改造する→→皆と初航海→→ビオランテと遭遇、初戦闘→→無事に帰還、艦娘にお願いされ更に改造、そしてそのまま三ヶ月会ってない……
「あれ!、マジで全然家の艦娘と交流してないんだけど!! いや、川内達とは通信してたけど いや、違う俺の思ってた生活とは全然違うですけど!!
……はぁ、今回の戦いが終わったら改造終わってるかな? 終わってたらもっと皆と親睦を深めよう!うん!そうしよう!」
こうしてゴジラは今後の事を考えながら目的地を目指す
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「くそ、深海棲艦の攻撃が激しい!!おい!他の連中は大丈夫なのか!?」ドタタタ
対空砲を撃ちながら他の部隊の様子を聞く
「今はなんとか持ちこたえてるけど、敵の数が多すぎるよこのままだと時間の問題だよ!!…キャア!!」ドガン
激しい敵からの空爆、そして遠距離からの砲撃。周りの味方はまだ無事だがもうすでに敵に囲まれた状態になってしまった。
今の状況ではもう一か八かで特攻を仕掛けて敵の一点突破するしかないが、もしそれができてもその後に後ろから敵の攻撃にさらされる事になる、……だが考えてる暇はない損害が少ない今しかチャンスはない。
周りを見ると全員が解ったかの様に首をたてに振る、それを確認して一呼吸
「よし、それじゃあ行くぞ。増員…「〓〓〓〓〓〓〓」な、なんだ!」
「あ、あれ…」
艦娘の一人が遠くの敵の居る場所を指す、見ると海面から光の柱が伸びており、その光に深海棲艦を呑み込んでいった
「あ、あれは!!」
その光景を見て叫んだ艦娘は喜びの顔に代わり先程まで敵が居た場所から出てきた怪獣を見て
「「「ゴジラだ!!」」」
「〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓」
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「……って感じの事があるかもと妄想しながら来たけど全然そんなことなかったな…」
「久しぶりだね♪ゴジラ」
「おう、久しぶりだな川内、それに天龍も出迎えに来てくれたのか?ありがとな」
「あはははは、本当はもっと来たいって言ってた子が居たんだけどね。色々あってね……今回は私と天龍が出迎えって訳」
「チビ共もさっきまで居たんだけど人手が足りないって、神通に連れていかれちまったんだよ」
「アハハハ、そうかそうかそれは残念だったな」
「確かに、ちげえねぇや、アハハ…は」
「あーそれで、さ。ゴジラ」
「ん、どうした?」
「その、通信で話した漁をして欲しいんだけど、今から大丈夫?」
少し申し訳なさそうに川内が聞いてきたので
「あー、それならここに来る前に網を引きながら来たから結構掛かってると思うぞ?」
それを聞いた川内と天龍は喜び出す
「本当!、助かったよゴジラ、早速陸にあげてくれる。今他の子達も呼んでくるから、天龍は間宮さん呼んできて!!」
「了解!、直ぐに呼んでくる!!」
そうして二人は人を呼びにいってしまった。そこへ
「あら、久しぶりですねゴジラ、もう着いてたんですね♪」
「お久しぶりです」
「おー、赤城に加賀じゃないか久しぶりーってえぇ!」
「どうかしたの?」
「いや、あーいや、加賀と赤城がもう一人づつ居たから驚いただけだ。まだ慣れないんだよ」
「あーそうですね、私も最初の頃別の私を見ると少し違和感がありましたけど今はもう気になりませんから、慣れですかね♪」
「へぇ~、やっぱ最初は違和感とかあるんだ?」
「最初だけですけどね、お久しぶり…といった方がいいのでしょうか?、こうやって喋るのは初めてだからはじめましての方がいいでしょうか?」
「んー、まぁはじめましてでいいんじゃないか?」
「そうですが。でははじめまして、私は大本営に所属している一抗戦赤城です」
「同じく加賀よ」
「今回もこちらの要請に答えていただきありがとうございます」
そう言って赤城はゴジラに礼をする
「いやいや、俺で役に立てるんであればこれくらいは…」
「所でゴジラさんその網は?」
「ん?ああ、ここに来るまでに引いてきたんだよ、食料足りないんだって?」
「まぁまぁ、有難うございます。ではそれはこちらで私達が責任をもって食べ…預からせてもらいますね♪」
「そうね、生物だから急がないといけないわ」
そうして赤城と加賀はゴジラから網を受け取ろうとすると
「ちょ、ちょっと待ちなさい、あなた達!!」
「そ、その声は鳳翔さん!!」
声の方を向くと其処には急いできたのか息を切らせた鳳翔と天龍、その後から他の艦娘達も集まってきていた
アメリカ篇も書いた方がいいかな?
とか考えてます
次どっち先にやろうか迷ってます
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ホッポ来襲初めてのお友達ビヲの遠出
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怨念の帰還連鎖する怨念
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ハーハハハ悩むがいい作者よお前に任せるぜ