先月は色々とあって書けませんでした申し訳ないです
「す、すまなかった。…う、うん、では改めて今回の攻略会議を始める。今回はまだ詳細は解ってないが攻略目標付近で怪獣らしき物が確認されている、その為ゴジラに応援を頼み来てもらった。しかもゴジラは今回確認された怪獣について情報を持っているらしい」
ゴジラが怪獣の情報を持っていると聞いてざわめく艦娘達
「今からその怪獣について話してもらう静かに聞くように、それじゃあゴジラ頼む」
そうして話し始めるゴジラ
「あー、早速説明させてもらうぞ、今回確認された怪獣は多分キングギドラって怪獣だと思う」
「キングギドラ?」
「ああ、あいつは金色の鱗で覆われているから光って見えたのはそのせいだと思う。特徴としては腕はないが首が長くてしかも3本ある、そして尻尾が2本で大きさが……ハッ!!」
「何だ!どうしたんだゴジラ!?」
急に何かに気づいたように声を上げるゴジラ
「い、いや。因みに実際にその怪獣を見たっていう艦娘は居るか?」
ゴジラの問いかけに一人の艦娘が手を挙げる
「えっと、私がその怪獣…えっとキングギドラ?を発見した時の艦隊の旗艦をしてました」
「おおそうか、その時の事覚えてるか?」
「えぇ大体の事は覚えていますけど…」
「なら大体でいいからその怪獣の大きさって解るか?」
「えっと…その…すいません。解らないです。反射光が強くて…それに距離も離れていたのでどれ位の大きさか解らなかったです。けどあきらかに飛行機よりも大きくて早い物体が飛んで行ったんで、最初は深海棲艦の新兵器かと思って報告したんですけど…」
そこまで言うとその艦娘は言葉を切って武蔵達を見る
「うむ、その報告を受けて我々が怪獣の可能性もあると思ってゴジラに応援要請を出したのだ」
「なるほど、じゃあ大きさは解らないか…」
「?。なぜそこまで大きさが気になるのだ?」
「エッ!、い、いや相手の大きさ知っといた方がいいかなって思っただけでそんな深い意味は無い、全然無いぞ!!」アセアセ
「ふむ、たしかに相手をよく知ることは戦略的にも有利になるからな。しかしいくら怪獣とてゴジラほど大きいのはそうそういないだろ」ハハハ
長門が少し冗談っぽく笑いながら顔をゴジラに向けるとゴジラは顔を背けてる
「………え?」
「い、いやそうとは限らないんじゃないかなー…前の戦いのビオ…じゃないエビラの時だって大きいのが出て来たんだし用心に越したことはない」アセアセ
(本当は50〜100m以上あるかもしれないとか言ったら大混乱だよ、でも知らせないと大変なことに…あー!どう伝えるのが一番ベストなんだ!、考えろ考えろ。あっ!そうだ、こんな時にリトルに聞けばって今いねーじゃんどうしよう…)
そんな事を考えていると長門が
「確かに。すまないあの戦いの最後に出て来たエビラは強かったし体も大きかったな、どうやら少し気が緩んでいたようだ」
〈パンッ〉と自分の顔を叩き前を向き直す長門
「それではこれより海域攻略の為の作戦と出撃する艦隊を決める!」
(あれ、大きさの話はさっきので終わりか?ま、まぁ有耶無耶になったのは助かったがいつ言おう…)
ゴジラが悩んでいるうちに会議は進み、次の日に艦隊を揃えて出発することが決まった
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翌 日
港には今回の攻略に参加する艦娘達が集まっていた
「おはようゴジラ、よく寝れた?」
集まってくる艦娘達を眺めていると川内がやってきた
「おお、おはよう俺はぐっすり寝れたけど川内はどうなんだ、また夜ふかししてないだろうな?」
「ギクッ!、い、いや、これでも早めに寝たんだよ!」
「お前なぁ、作戦中に眠たくなったらどうするんだよ」
「へへへ、その時は内緒でゴジラが運んでよ」
「むぅ、まぁ、気が向いたらな」
「うん!よろしく、……ねぇゴジラ」
先程までのふざけた感じはなくなり急に俯く川内
「どうした?」
「今回の敵も強いんだよね」
「ああ、もしキングギドラだったらかなり辛い戦いになるかもしれない」
「……そっか、……ねぇ、ゴジラさ、前は私の夜の散歩に付き合ってくれてたじゃない」
「ん?ああ、そうだったな」
「最近はまた一人で散歩することが多くなっちゃってさ……この戦いが終わったらまた一緒に夜、散歩に付き合ってくれない?」
川内が心配そうにゴジラを見つめる
「えっ!いやそれは構わないけどお前それってフラ…「やったー!絶対だよ、忘れないでね。それじゃあそろそろみんな集まってきたし私も行くね、それじゃあ後で」
そう言うとゴジラを残し走っていく川内
「それってフラグじゃん…」
一人でつぶやくゴジラであった
その後、集まった艦娘達に武蔵が今回の深海棲艦の基地があるであろう場所とその道中キングギドラと思われる怪獣との戦闘があるかもしれないので空母を中心とした艦隊を組むという説明があり
「今回の戦いは今まで以上の強敵が現れるかもしれん。ゴジラでさえ強敵と言わしめる程の相手だ我々だけでは対処しきれんだろう、キングギドラと戦う時は攻撃はゴジラに、陽動と撹乱は我々が行いゴジラとの連携を意識して戦うように、では作戦開始抜錨!」
号令と共に艦娘達は一斉に動き出し陣形を作っていく、その後ろにゴジラはついて行く形になっている。
出発して暫くははぐれや小規模な深海棲艦の艦隊との戦闘があったがそれらは問題なく撃退していった、たが…
出発して数日後
「なぁ長門、そろそろ深海棲艦の基地が見えてくる頃なんだろう?」
「………」
「長門?、どうしたんだ」
ゴジラは現在どのあたりなのか聞くために長門達の近くに来てるのだが長門は難しい顔をして黙ったままだった
「長門ー、おーいどうしたんだー?」
ゴジラが何度か呼びかけて漸く反応があった
「……おかしい」
「おかしいって何がだ?」
「我々は今深海棲艦の基地に向かっているはずなんだ」
「?、そうだな」
「だかこの海域に入ってからはぐれ艦隊どころか深海棲艦一匹とも出会っていないのだ。普通ならもう哨戒している敵や偵察機が飛んでいても不思議じゃない距離までは来ているはずなのに…」
「ここまで何もないのが逆に気味が悪いと、そういう訳か」
「ああ」
「じゃあどうするんだ、引き返すか?」
「いや、まだ基地の場所を確認してない。その後でも大丈夫だろう」
「そうか」
「……!ゴジラ、あれだ見えてきたぞ。あそこが今回の我々の目標だ」
そう言って長門は見えてきた島を指差す、ゴジラも目標となる島を確認する
「ほぉー、あれかー……ん!?」
「どうしたんだ!?」
「えっ!いや何でもない何でもない」
(えっ何、あの島って……バース島じゃん!!え、どゆこと。うちの周りでキングギドラとかって飛んでなかったはずだけど。深海棲艦は…まぁうん、えーと、この辺で光って飛んでるのって………あー、メカゴジラかぁー)アッチャー
ゴジラが考え込んでいると武蔵と長門が話し合っていた
「どうする武蔵、このまま攻め込むか情報を集めるか?」
「うーむ、向こうに気づかれた様子もないし一気に攻めるのも手かもしれんが……第一敵が居るかも怪しいしな」
「確かにここまで何もないのも不気味すぎる」
「まずはあの島に上陸部隊を送って何かあるか確かめさせるか?」
「だがもしあの島が深海棲艦の基地だったら上陸部隊が危険になるんだぞ、それに万が一キングギドラの寝床だったら……死にに行かすようなものだぞ」
「ああ、最悪キングギドラと深海棲艦が我々の様に手を組んでいる場合もある。だがこのままじっとしているわけには行かないだろう」
「だが!……」
これからの行動を考えている二人にゴジラが近づき
「なぁ、あの島が今回の攻撃目標なんだよな?」
「ん?、あぁそうだが今どうするか「あの島が俺んちなんだけど」決め…」
場が固まる
「「……えっ?……は!!?」」
「だから俺の家、マイホームあの島に住んでんの!」
「「な、なんだってーーー!!!」」
ちょっと話が纏まらずに書くのが遅れてます
申し訳ない
次どっち先にやろうか迷ってます
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ホッポ来襲初めてのお友達ビヲの遠出
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怨念の帰還連鎖する怨念
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ハーハハハ悩むがいい作者よお前に任せるぜ