すいません。前の話が最後のプロローグと言いましたが、今回のプロローグが最後のプロローグです。
あと、文字数が前回の半分以下です。
香川県に到着して四国以外の県から錆びた武器をもった少女に助けられ、避難してきた人達と難民キャンプで生活し、何日か経つと四国に土地神の集合体である"神樹"と呼ばれる特殊な木が出現、それと同時に神樹が四国すべてを囲う結界である木の根っこが絡みついた様な壁を出現させ、僕は"大社"という神樹を祀る組織に回収された。
僕は神樹の神託を受けることができる"巫女"と呼ばれる少女達に、「神樹様に人類を守るためには必要と示されている」と聞きあちこちの難民キャンプを巡り僕を見つけたらしい。
大社に回収され、体の怪我を治療した後、あちこちを検査され、イーノックと融合して何ができるようになったかと言われ、身体強化と物質操作の事を話したり、実際にやって見せた。すると検査をした神官の一人のおじさんが言った。
「すまないが、しばらくの間詳しくその力を検査させてほしい。人類のために」
と言ってきた。検査は恐らくかなりの期間―――何か月も必要とするだろう。
目を閉じ、この事をイーノックに聞く。
目を閉じることで声を発さずにイーノックと話すことができる。
(イーノック、僕は皆のためになるなら、神官の人の言った事を聞こうと思うのだけど、いい?)
『私は構わないよ。私は、《人と、人を守る神を支援するように》と、神から使命を受けている』
イーノックの答えを聞き終え、目を開き神官をしっかりと見て答えた。
「僕と融合したイーノックは人と、人を守る神様を支援する使命を受けてきました。なので、人を助ける事が出来るなら、僕とイーノックは何でも協力します。これからよろしくお願いします!」
「こちらこそよろしく頼むよ」
神官のおじさんは手を出した。それにこたえ手を出してお互いに手に力を込め握手をした。
大社に協力することになってから色んな事をした。
イーノックと融合して体が変化していないかを調べたり、物質操作で生成出来るものを試したり、神樹の神の力を使いこなす事が出来る"勇者"と呼ばれる少女達に役立ちそうな事を調べたり、ホントに色んな事をした。
その結果、僕は天界の天使達が装備している武器や、鎧を物質操作で作り出せるようになり、勇者達が使う予定の"勇者システム"に似たものを使えるようになって、そのシステムを搭載したスマホを渡された。
そして、「いつか一緒に天の神が生み出した異形と戦うようになる勇者と交流した方がいいのでは?」という意見が神官の人達から出たので、僕は、丸亀城で訓練をしている勇者達と一緒に授業を受けたり、訓練をする事が決定した。
そして、二〇一六年の四月の一日丸亀城の中に作られた教室で勇者達と初めて対面した。
次から本編に入ります。