遊☆戯☆王 Love†Princess   作:レモンジュース

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 雛里祭りを記念して書いてみたら、ひなりんがかなりの外道と化してしまった。
 ごめんよひなりん。



魔砲幼女☆ひなりん 鳳統VS黄色い三連星!

 

 

 『チーム劉備』が治める土地に、鳳統士元という色々と小さな決闘者が住んでいる。

 鳳統は効果ダメージと1ターンキルが大好きな決闘者で、《デス・メテオ》や《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》による効果ダメージで対戦相手をよく焼いている。最近では高攻撃力のモンスターを召喚することも増えている。

 そんな戦法から、多くの決闘者から『焼き鳥』とか『魔砲幼女』と呼ばれているのだが、本人はそんな異名を名誉に思っているらしい。

 

 

 ある日、鳳統は仕事の合間を縫ってカードショップにやって来た。その目的は、デュエルモンスターズの情報誌を購入すること。

 水鏡女学院に通っていた頃は1人で人混みの中を歩くことなど、彼女には不可能だった。盗賊に怯え、親友の諸葛亮の後ろに隠れてばかりでいた。

 だが、天の世界からやってきた男・北郷一刀と出会い彼女の精神は大きく成長した。汜水関では猛将・華雄にも勝利し、今では1人で迷わずに外出することができるようになったのである。

 

 

 カードショップに入ると、デュエルスペースから多くの決闘者の声が聞こえてくる。

 

 ――ボチヤミサンタイ、ダムドを特殊召喚!

 

 ――ダメステ入りまーす。

 

 ――はいはい地砕き地砕き。

 

 ――どうして俺に気持ち良くデュエルさせねぇんだ!

 

 ――来い、《究極完全態・グレート・モス》!

 

 デュエルをしている人は、みな笑顔でカードを繰り出す。鳳統も、『チーム劉備』の決闘者として、民が楽しくデュエルする様子を見て嬉しくなる。

 鳳統はレジに向かうと、店員に訪ねる。

 因みに、このカードショップの店員は皆女性であり、男性が苦手な鳳統でもそこそこ気軽に来店できる。

 

「あ、あの。予約していた本を取りに来ました……」

「これはこれは士元様、いつもありがとうございます。こちら、予約されていた商品になります」

 

 そう言って店員が棚から取り出したのは、鳳統の愛読書【盧惇(ろっとん)のワンキル講座】の第10号。

 この情報誌は、様々な1ターンキルの方法が、絵を用いた分かり易い解説と共に記されており、1ターンキルを目指す決闘者の聖典(バイブル)となっている。

 また、情報誌の著者・盧惇は、日々1ターンキルを研究している決闘者。1ターンキルが大好きな鳳統にとって憧れの存在だった。いつか彼とワンキル合戦をすることが、今の鳳統の目標だ。

 

 

 会計を終えた鳳統は、店の奥に移動して、購入した本を読み始める。そこには新しい1ターンキルの方法が記述されていて、彼女の目はキラキラと輝き出す。

 次々と(ページ)を捲る鳳統。しかし、ある項目を見るとその手が止まってしまう。

 

「こ、これは……!?」

 

 書かれていたのは、『《カタパルト・タートル》の効果が1ターンに1度までしか使えなくなった』というもの。

 《カタパルト・タートル》とは、フィールド上のモンスター1体をリリースすることで、そのモンスターのフィールド上での攻撃力の半分のダメージを相手に与えるというもの。この効果を用いた1ターンキルの方法は多岐にわたり、鳳統自身も時折行っていた。

 だが、それが1ターンに1度しか使えなくなったということは、その戦法が消滅してしまったということ。

 効果ダメージを主体とするデッキを扱う彼女にとって、これは大きな衝撃だった。

 この情報は本当なのか。店員に確認を取ろうとして――、

 

 

「よう、嬢ちゃん。アンタ、『チーム劉備』の決闘者だろ」

 

 

 

 頭上から男の声が発せられる。

 見上げると、そこにいたのは3人の男。

 1人は、自分より少し背が高い、男にしては背が低い男。

 1人は、腹がとても肥えた、鼻息の荒い男。

 そして、その2人に挟まれたチョビヒゲの男。恐らく、彼が3人の中で最も格上なのだろう。

 3人共、ニヤニヤと怪しげな笑みを浮かべている。

 

「あわわ……。えと、貴方達は……?」

 

 あまり人見知りをしなくなったとはいえ、男性が苦手な上に、自分に対して好意的ではない人間には未だ慣れない。つい、困ったときに発するいつもの口癖が出てしまった。

 

「ケケケ、オレ達が頭に巻いているこの布を見ればわかるよなぁ? ヒッヒッヒ」

 

 答えたのは、1番背が低い男。彼等は全員、頭に黄色い布を巻いている。それは、『チーム黄巾賊』を示すもの。

 『チーム黄巾賊』とは、かつて大陸で大暴れしていたデュエルギャング達であり、レアカードの強奪を繰り返していた。多くのチームの活躍により壊滅に追い込むことはできたのだが、その残党が度々目撃されることがある。この3人もその一部なのだろう。

 

「『チーム劉備』の奴等には随分と痛い目に遭わされたんだな。まずはオマエから倒して、レアカードを奪ってやるんだな」

 

 次いで言葉を発したのは太った男。彼が言ったように、『チーム劉備』もかつて『チーム黄巾賊』を討伐したチームの一部だ。

 なお、『チーム劉備』の一員であることを知って話しかけてきたのは、鳳統の左腕に巻かれた腕章のせいである。

 チームに所属する決闘者は、それぞれ左腕に所属チームを現す腕章を着ける。

 この腕章には、基本的にチームリーダーの姓が刺繍されている。例えば『チーム劉備』なら『劉』、『チーム曹操』なら『曹』といった具合だ。

 閑話休題。

 ともかく、この3人は今になってその報復にきたといったところだろう。

 鳳統は周囲に助けを呼ぼうとして、やめる。これはチーム同士で発生した問題。関係のない店員や客を巻き込むわけにはいかない。

 ここはもう、戦うしかない。決意を固め、3人を見据える。

 

「……わかりました、受けて立ちましょう。しかし、ここでデュエルしては他の人に迷惑がかかります。外に出ましょう」

「いいぜ。だが、場所はオレ達が指定させてもらう」

 

 チョビヒゲの男は答えると、背を向けて歩き出す。部下の2人と鳳統もそれに付いていく。もちろん、ドサクサに紛れて逃げようなんてことはしない。鳳統の脚力では逃げ切れないことは彼女自身わかっていたし、何よりデュエルを挑まれて逃げ出したという話が広まれば、チームの評判に泥を塗る。

 怪しげな男3人と共に歩く鳳統を見た店員が心配そうな表情を浮かべていたが、彼女は『大丈夫です』とだけ言い残し、店を後にした。

 

 

 

 

 3人の後をしばらく歩き、辿り着いたのは近郊の森。

 

「ここなら多少の騒ぎが起きても気付かれることはない。さあ、始めようじゃないか。お・チ・ビ・ちゃ・ん。クックックッ」

 

 小さな少女に対して3人で挑むのだ。警備兵(セキュリティ)や、度々出没する華蝶連者に気付かれたくはないのだろう。人気のない森林は絶好の場所である。

 

「えと、デュエルの方法は私が決めさせて頂きます。よ、よろしいでしょうか……?」

 

 少女が帽子を深く被り、顔を伏せながら呟いた。

 チョビヒゲの男は、3人で同時にかかり、彼女をいたぶってやろうと考えていた。そのため少女の要求を突っぱねようとする。

 だが目の前の少女は、どう見てもか弱く、大した実力を持つように見えない。容易く捻り潰せるはずだ。

 そう考えて、3人はその提案に乗った。

 

「構わねぇ。で、その方法は? 内容によっては承諾しかねるぜ」

「簡単なことです。私が貴方達と順番にデュエルを行い、負ける度に1枚カードを差し上げます。ただそれだけです」

 

 確かに簡単だ。順番に行うだけならお互いに公平である。だが――

 

「それに1つ条件を追加してもらおうか。デュエルが終わっても、アンタのライフはそのままで進めてもらう」

 

 少女はほんの一瞬だけ思考して頷いた。

 

「わかりました」

「うし、成立だ。まずはチビ、行って来い」

「了解だ、アニキ」

 

 最初に出るのは、3人の中で最も小さい男。チビと呼ばれた男は、一歩進み出ると少女に対して告げる。

 

「最初にデュエルディスクを構えた方が先攻だ」

 

 先攻の最初のターンはドローフェイズを行えないとはいえ、相手の攻撃に対して備えることができる点では優れている。

 そして、先に構えた方が先攻という決定方法は、真剣勝負の中で時折取られる方法。自分からそれを言ったということは、己の速さにそれほどの自信があることの現れか。

 アニキと呼ばれた男が、転がっていた石を空中へと放り、地面に落ちる。それが合図となった。

 だが、その瞬間信じられないことが起こる。

 目の前の少女は、懐から取り出したデュエルディスクを一瞬にして構えて見せたのだ。

 

「そ、そんなバカな!? このオレよりも速くデュエルディスクを構えただと!?」

 

 チビは、華奢にしか見えなかった少女が自分よりも速く構えたことに戦慄する。

 しかも、デュエルディスクを構えているだけだというのに、圧倒されている。これが幼い少女が放つフィールだとは信じられなかった。

 

「私のデュエルディスクは特に軽量なんです。それに、こういう時のために速く構える訓練もしていましたから」

 

 これぐらい普通だとでも言わんばかりの少女。

 弱そうだと思っていたが、まさかかなりの実力者なのか? 一抹の不安を抱きながら、チビは慌ててデュエルディスクを構える。

 野鳥が飛び立つ音が響いた瞬間、その火蓋は切って落とされた。

 

「「デュエル!!」」

 

 

 

 

「私のターン、です。魔法カード《磁力の召喚円(マグネットサークル)LV(レベル)2 》を発動! このカードの効果で、手札のレベル2以下の機械族モンスターを特殊召喚します! 私は、レベル2の《デビル・フランケン》を特殊召喚!」

 

 現れたのは、真っ青な身体の随所に機械が埋め込まれた人造人間。長い間禁止カードに指定されていたが、ある日唐突に制限カードへと復帰したという経歴を持つ。

 

「そのまま効果を発動です。ライフを5000ポイント支払うことで、エクストラデッキから融合モンスターを1体特殊召喚します。来てください、《サイバー・エンド・ドラゴン》!」

 

 鳳統 LP8000 → LP3000

 

 5000という莫大なライフをコストにして現れたのは、白銀の鎧を纏った三つ首の機械竜。本来なら《サイバー・ドラゴン》を3体も融合させて呼び出される、若干召喚しにくい融合モンスター。その攻撃力は4000を誇り、数ある融合モンスターの中でも特に高い。

 このように《デビル・フランケン》は、強力な融合モンスターを素早く召喚できることから禁止カードに指定されていたのだろうが、現在ではあまりにも重いライフコストや、融合モンスターがあまり利用されていないことから、制限カードへと復帰したのであろう。

 

「貴方達がこの場所を指定してくれて、私も助かりました。

 私のモンスターは大きいものが多いので、店内で召喚するには少々不釣合いだったもので。

それでは続けます。装備魔法《巨大化》を《サイバー・エンド・ドラゴン》に装備します。私のライフポイントが相手よりも低い時、装備モンスターの攻撃力は2倍になります」

 

 《巨大化》は、1ターン目で使うことはあまりない。互いのライフポイントが変動していなければ装備する意味がないからだ。しかし、《デビル・フランケン》の効果を発動するためのライフコストによって、その条件は満たされている。

 装備魔法の効果を受けた機械竜は、ただでさえ巨大なその身体を更に膨張させる。2倍となった攻撃力は8000。元々のライフポイントと同じ数値だ。

 

「ここで、速攻魔法《リミッター解除》を発動します。このカードは、自分フィールドの機械族モンスターの攻撃力を2倍にします!」

 

 巨大化は止まらない。機械竜はその身体を再び膨張させ、16000という究極を遥かに超える攻撃力を手に入れた。

 

「こ、攻撃力16000のサイバー・エンドだとぉ!? だが、テメェのその行動はプレイングミスだ! 《リミッター解除》の効果を受けたモンスターは、エンドフェイズに破壊される! それを先攻1ターン目に発動するなんてな! ヒャヒャヒャ、自分のカードの効果もまともに把握していねぇとは、とんだ初心者だぜ!」

 

 チビだけでなく、アニキやデクが嘲笑する。彼等の言う通り、普通は《リミッター解除》を先攻1ターン目に使うことはあり得ない。

 そう、普通ならば(・・・・・)……。

 

「いいえ、これはプレイングミスではありません。貴方をこのターンで倒すための戦術です」

「はぁ!? 何を言ってやがる! 先攻の最初のターンは攻撃できない! このターンで終わらせるなんてこと、できるわけがねぇ!」

「いいえ、できます。私は、《デビル・フランケン》をリリースして、レベル5の《カタパルト・タートル》をアドバンス召喚します!」

 

 《デビル・フランケン》を贄として姿を現したのは、甲羅に発射台を取り付けた亀のモンスター。一見機械族に見えるが、その種族は水族である。

 

「このモンスターは、『1ターンに1度(なぜエラッタしたんですか)』、自分フィールドのモンスターをリリースすることで、『フィールド上での』攻撃力の半分のダメージを相手プレイヤーに与えます。

 私がリリースするのは当然、《サイバー・エンド・ドラゴン》!!」

 

 現在《サイバー・エンド・ドラゴン》の攻撃力は16000。例え半分になろうと、その数値は8000。つまり……。

 

「8000の効果ダメージ……、1ターンキルだと!? ふ、ふざけるな! そんなことが……!!」

 

 一撃。

 たったの一撃で8000ものライフが削りきられるという恐怖に、チビの身体は震え上がり、後退する。だが、既に始まってしまったデュエルから逃げることなど、できるはずがない。

 

「これで終わりです! 《カタパルト・タートル》、弾丸装填!!」

 

 《カタパルト・タートル》の背中に機械竜が搭乗する。8000ポイントという莫大な威力を持つ弾丸を乗せたカタパルトは、眼前の敵へと狙いを定める。

 

「《サイバー・エンド・ドラゴン》、射出!!」

「ぎゃああああ!?」

 

 無慈悲な一撃。

 機械竜の突撃をまともに受けたチビの身体は、遥か後方へと吹き飛ばされたのだった。

 

 チビ LP8000 → LP0

 

 

 

 

「う、嘘だろ……。チビが何も出来ずに、たった1ターンでやられただと!?」

 

 アニキには、眼前で引き起こされた惨劇が信じられなかった。

 大したことはないだろうと高を括っていた少女が、その姿からは想像できない高攻撃力のモンスターを繰り出し、あまつさえ先攻1ターンキルをやってのけたのだ。

 これは何かの間違いだ、そう信じずにはいられなかった。

 

「テメェ、何者(なにもん)だ……!」

 

 恐怖に負けそうになる心を抑えこみ、眼前に佇む少女(化け物)に問いかける。

 少女は1つ深呼吸をすると、告げる。

 

「鳳統士元です。周りからは『魔砲幼女』と呼ばれています」

「な、なんだと! あの『魔砲幼女』だってのか!?」

 

 効果ダメージや高攻撃力による一撃必殺を好む決闘者『魔砲幼女』の名は、その姿を見たことが無い者でもよく噂を耳にする。幼女と言われるからには幼い決闘者だと思っていたが、ここまで小さいとは……。

 

「あ、アニキ! やばいんだな! あの『魔砲幼女』が相手だなんて、勝てるわけがないんだな!」

「う、狼狽えるな! 今ので手の内はわかったんだ! 次はデク、お前が行って来い! もう今みたいな奇跡が起こるはずがねえ!」

「わ、わかったんだな!」

 

 喧嘩を売った相手があの『魔砲幼女』だとは思わなかった。

 だが、これはただの偶然だ。1ターンキルなんて、そう何度もできることではない。

 2番手を務めることになったデクも、自分よりも遥かに小さい少女に怯えながら戦場へと足を踏み出した。

 

 

 

 

「こ、今度はこっちが先攻をいただくんだな! オレは、《ジャイアント・オーク》を召喚するんだな!」

 

 デクは先程の先攻1ターンキルを恐れたのか、鳳統から先攻を奪う。

 先攻をとったデクが呼び出したのは、使用者とそっくりの体型をした灰色の肌の鬼。レベルは4だが、2200もの攻撃力を持つ。

 攻撃を行った場合守備表示になり、0という低い守備力を晒してしまうデメリットを抱えているが、闇属性、そして守備力0という点は数多くのサポートカードに恵まれているというメリットにもなる。

 

「オレはカードを3枚伏せて、ターンエンドなんだな!」

 

 高めの攻撃力を持つモンスターと、3枚の伏せカード。磐石とも言える布陣を以て、デクはターンを終了する。

 だが、彼は1つ忘れている。一撃必殺で知られる『魔砲幼女』を相手にしているということを。

 

「私のターン、ドロー! 《ガガガシスター》を召喚! このカードが召喚に成功した時、デッキから「ガガガ」と名の付いた魔法・罠カードを1枚手札に加えます。

 私が手札に加えるのは、魔法カード《ガガガウィンド》!」

 

 鳳統が纏う衣服を白くしたような幼い少女が現れる。自分に少し似た印象を抱かせるこのカードは、鳳統の密かなお気に入りのカードだった。

 

「そして、《ガガガウィンド》をそのまま発動です! 手札の「ガガガ」モンスター、《ガガガマジシャン》を特殊召喚します!」

 

 吹き荒ぶ風に乗りながら、不良青年が地に降り立つ。「ガガガ」モンスターは、『チーム劉備』のリーダー、劉備も愛用しているモンスター。また、鳳統も魔法使い族を多く扱っていることから、このカテゴリをデッキに投入している。

 このモンスター達は、エクシーズ召喚に関連した効果を持つモンスターが多いことから、劉備や鳳統にとって非常に重宝されている。

 

「ここで、《ガガガマジシャン》の効果を発動します! 1ターンに1度、このカードのレベルを1から8の任意の数値にできます。私は、《ガガガマジシャン》のレベルを8に変更!」

 

 《ガガガマジシャン》のベルトに取り付けられた丸い小さな穴が8つ全て発光し、レベルが8に変更される。

 

「更に、《ガガガシスター》のもう1つの効果発動です! 自分フィールドの「ガガガ」モンスター、《ガガガマジシャン》を選択して、この2体のモンスターは、それぞれのレベルを合計した数値になります!」

 

 《ガガガマジシャン》が右の拳を、《ガガガシスター》が右手に持った鍵型の杖を天に掲げると、2体のレベルは、それぞれ10へと上昇した。

 

「れ、レベル10のモンスターが2体! まさか、グスタフがくるんだな!?」

 

 グスタフとは、鳳統の切り札の1つ、《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》のことである。攻撃力3000に加え、オーバーレイ・ユニットを使うことで2000ポイントのダメージを与える効果を持つ、超大型モンスターエクシーズ。

 このカードによって華雄を打ち破り、汜水関の戦いを制したという伝説は、決闘者の間では有名である。

 

「いえ、今回は別のモンスターエクシーズを召喚します。

 まずは魔法カード《二重召喚(デュアルサモン)》を発動です。このターン、私はもう1度だけ通常召喚が行えます。

 その効果により、私は《深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト》を召喚します!」

 

 剣と盾を携え、列車と一体化した騎士が召喚される。このカードはレベル10であり、本来ならば召喚するためには2体のモンスターをリリースしなければならない。

 しかし、このカードは元々の攻撃力を0にすることで、リリース無しで召喚できるのである。

 

「レベル10のモンスター3体での、エクシーズ召喚……!?」

「その通りです! 私は、この3体のモンスターでオーバーレイ!」

 

 鳳統の眼前に光の渦が巻き起こり、3体のモンスターが吸い込まれて行く。

 

「3体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

 

 レベル10のモンスター3体分という、巨大な光が辺り一面を包み込み、その中から超巨大兵器が姿を現す。

 

「来てください、《超次元ロボ ギャラクシー・デストロイヤー》!!」

 

 青を基調とした装甲の超巨大兵器。レベル10のモンスターを3体も使用した超重量級のモンスターエクシーズの攻撃力は、5000。

 全モンスターエクシーズの中でも最大かつ、あの《F・G・D(ファイブ・ゴッド・ドラゴン)》と並び立つ、最大の固定攻撃力である。

 

「ふ、ふん! いくら攻撃力が高くても、オレには3枚の伏せカードがあるんだな! さあ、攻撃してみるんだな!」

 

 またもや繰り出された、小さな少女からは想像できない大型モンスターを目にして、声と身体が震えるデク。彼は精一杯の声を張り上げ、鳳統を挑発する。だが――、

 

「その前に、ギャラクシー・デストロイヤーの効果を発動します! オーバーレイ・ユニットを1つ使うことで、貴方の場の魔法・罠を全て破壊します!」

 

 ギャラクシー・デストロイヤーの胸部が開、周囲を旋回していた光球が吸い込まれる。オーバーレイ・ユニットというエネルギーを吸収した砲撃が放たれると、デクの守りの要であった3枚の伏せカード、《落とし穴》、《聖なるバリア -ミラーフォース-》、《リビングデッドの呼び声》は全て吹き飛ばされてしまった。

 

「あぁ! オレの伏せカードがぁ~!」

 

 召喚条件が難しいだけあって、禁止カードに指定されている《ハーピィの羽根帚》と同等の効果。それを受けたデクは子供のように泣き叫ぶ。

 一方、伏せられていたカードが自身の行動を妨害するものではないことに安堵した鳳統は、更なる魔法カードを発動する。

 

「そして、装備魔法《エクシーズ・ユニット》をギャラクシー・デストロイヤーに装備します! このカードは、装備モンスターのランク1つにつき、攻撃力を200ポイントアップさせます!」

 

 《エクシーズ・ユニット》が生み出す光球を受け、ギャラクシー・デストロイヤーの攻撃力が上昇する。

 ギャラクシー・デストロイヤーのランクは10。よって、攻撃力は2000ポイントアップする。

 

「最後に、もう1枚の装備魔法《ストイック・チャレンジ》をギャラクシー・デストロイヤーに装備します! 装備モンスターは、自分フィールド上のオーバーレイ・ユニット1つにつき、攻撃力は600ポイントアップ!」

 

 《ストイック・チャレンジ》の効果により、オーバーレイ・ユニットとして扱われない《エクシーズ・ユニット》を除く2つの光球の輝きが増す。

 現在ギャラクシー・デストロイヤーが持っているオーバーレイ・ユニットの数は2つ。よって、攻撃力は1200ポイントアップする。

 2枚の装備魔法による上昇値の合計は3200。これによる総攻撃力は――

 

「はっせん……にひゃく…………」

 

 ついに、デクは地に膝を着ける。8200という攻撃力を受け止める術を、彼は持っていなかった。

 

「行きます、ギャラクシー・デストロイヤーで、《ジャイアント・オーク》を攻撃!」

 

 鳳統の攻撃宣言と共に、ギャラクシー・デストロイヤーの手に巨大な銃剣が握られる。その砲塔の照準を《ジャイアント・オーク》へと合わせ、エネルギーの充填を開始する。

 

「《ストイック・チャレンジ》を装備したモンスターが相手ライフに与える戦闘ダメージは2倍になります。よって、これで終わりです!」

 

 ――ギャラクシー・キャノン!!

 

 轟音と共に放たれた極大の光線が《ジャイアント・オーク》を飲み込み、消し飛ばす。

 攻撃力の差は6000。《ストイック・チャレンジ》の効果により、発生する戦闘ダメージは2倍。つまり、12000の戦闘ダメージがデクを襲う。

 チビが受けたものの1.5倍のダメージを受けたデクの巨体は、蹴鞠のように吹き飛ばされてしまう。

 鳳統は、またもや一撃で蹴散らしてしまうのだった。

 

 

 

 

「さあ、後は貴方だけです。デュエルディスクを構えてください」

 

 チビだけでなく、デクをも一撃で倒した鳳統。アニキには、目の前に立つ少女の姿が、自身よりも遥かに大きく映る。

 

 ――オレ達は、喧嘩を売る相手を間違えた。

 

 だが、どの道やるしかない。この場から逃れるための方法は、デュエルしかないのだから。

 

 

 

 

「チビとデクの仇、必ずとってやる! オレのターン! オレは、フィールド魔法《伝説の都 アトランティス》を発動だぁ!!」

 

 フィールド魔法ゾーンにカードがセットされると、店内の景色が一変する。

 アトランティスとは、この時代から約10000年前に存在したと言われる幻の大陸。

 洪水によって海に沈んだことで滅亡したという伝説から、水属性に関連する効果を持つフィールド魔法。

 

「このカードがある限り、お互いの手札・フィールド上の水属性モンスターのレベルは1つ下がる! つーわけで、オレはレベル4となった《ジェノサイドキングサーモン》をリリース無しで召喚するぜぇ!!」

 

 アトランティスの奥から、巨大なシャケが姿を現す。この魚が産み出す卵は、暗黒界一の美味として知られている。

 

「こいつは効果を持たない通常モンスターだが、攻撃力は2400。更に、アトランティスのもう1つの効果! フィールド上の水属性モンスターの攻撃力と守備力を200ポイントアップ! よって、攻撃力は2600だぁ!!」

 

 リリース無しで現れる高打点のモンスター。通常モンスターとはいえ、手札2枚で現れたこの攻撃力はまずまずだろう。だが、先程の2回のデュエルを見た後では、やや貧弱か。

 

「まだだ! オレは、カードを1枚セットして、永続魔法《フィールドバリア》と、装備魔法《魔導師の力》を発動!

 《フィールドバリア》の効果により、お互いにフィールド魔法の発動も破壊もできない!

 更に、《魔導師の力》を装備した《ジェノサイドキングサーモン》は、フィールド上の魔法・罠1枚につき攻撃力を500ポイントアップさせるぜぇ!

 フィールド上の魔法・罠は全部で4枚! よって、攻撃力は4600だぁ!!」

 

 《フィールドバリア》が発する光の膜が、アトランティスを包み込む。これにより、アトランティスの破壊は困難となる。

 加えて、《魔導師の力》により《ジェノサイドキングサーモン》は高い攻撃力を得る。

 

「オレはこれでターンエンドだ! さあ、どっからでもかかってきやがれってんだ!」

 

 先程鳳統が繰り出したギャラクシー・デストロイヤーよりも攻撃力は劣るものの、一般的に考えれば十分な攻撃力を確保したことで少し安心したのか、アニキは息を吐く。

 

「私のターン、ドロー! 速攻魔法《サイクロン》を発動です! 貴方の伏せカードを破壊します!」

 

 続く鳳統のターン。彼女がカードを発動すると、突風が吹き荒れアニキが伏せていたカードが消滅する。

 伏せられていたカードはモンスター1体の元々の攻撃力を半分にする速攻魔法《収縮》。たとえ《ジェノサイドキングサーモン》の攻撃力を超えられても、このカードでそのモンスターを迎撃するつもりだったのだろう。

 アニキの魔法・罠カードからカードが1枚無くなったことで、《ジェノサイドキングサーモン》の攻撃力は減少する。だが、それでも4100という攻撃力を持っていた。

 

「続いて私は、魔法カード《古のルール》発動です! 手札からレベル5以上の通常モンスター、レベル7の《ブラック・マジシャン》を特殊召喚します!」

 

 青紫の衣装で全身を包んだ魔術師が、巻物の中より君臨する。

 魔法使い族の通常モンスターの中でも、特に攻撃力と守備力が秀でており、なおかつサポートカードも多い。上手く使えば、かなりの活躍が期待できる力を秘めている。

 また、「No.」ほどでは無いにせよ入手し辛いこともあり、それなりの価格で取引されているレアカードでもある。

 

「《ブラック・マジシャン》……! んなレアカードを持っているってことは、さすがは『チーム劉備』ってところか!」

 

 魔術師から放たれる眼光に、アニキは一瞬だけ怯むが、あくまで一瞬だ。《ブラック・マジシャン》の攻撃力は2500。《ジェノサイドキングサーモン》には及ばないのだから。

 

「そして、レベル7モンスター、《可変機獣 ガンナードラゴン》を召喚します! このカードは、元々の攻撃力と守備力を半分にすることで、リリース無しで召喚できます!」

 

 全体的に赤い装甲に、砲塔を取り付けた機械竜が召喚される。

 本来なら2体のリリースで召喚されるところだが、先程の《深夜急行騎士 ナイト・エクスプレス・ナイト》と同様、ステータスを下げることでリリース無しで召喚されたのである。

 攻撃力は半分となったことで1400まで減少し、並の下級モンスター程度になる。取り付けた砲身も通常より短めだ。

 だが、今この時において、攻撃力は重要ではない。

 

「レベル7のモンスターが2体……! 来るか、エクシーズ召喚!」

「その通りです。私は、レベル7の《ブラック・マジシャン》と、ガンナードラゴンでオーバーレイ!」

 

 2体のモンスターが、紫色の球体となって光の渦へと吸い込まれる。

 

「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

 

 「No.」を示す金色の爆発が渦より溢れ、鳳統が操る「No.」が姿を現す。

 

 

 

「世界に広がるビッグな愛! 来てください、《No.11 ビッグ・アイ》!!」

 

 

 

 自身の数字である「11」が記された輪に囲まれた巨大な逆円錐に、巨大な目が1つだけという不気味な姿。

 愛の欠片もないそのフィールに、アニキの身体が震え上がる。

 

「「No.」まで持っていやがったのか! だが、そいつの攻撃力は2600! オレの《ジェノサイドキングサーモン》の方がよっぽど上だ! やられはしねぇ!」

「それはどうでしょう。私は、ビッグ・アイの効果を発動! このターン、ビッグ・アイの攻撃を封じる代わりに、相手モンスター1体のコントロールを永続的に得ます!」

「な、何だとぉ!?」

 

 あまりにも理不尽な効果に、アニキは目を限界まで見開いてしまう。永続的なコントロール奪取とは、《心変わり》や《精神操作》を超える性能ではないか。

 

「対象は当然、《ジェノサイドキングサーモン》! テンプテーション・グランス!」

 

 オーバーレイ・ユニットがビッグ・アイの目に吸収され、発光する。その光を浴びた《ジェノサイドキングサーモン》は、鳳統へと主を変える。

 やはり、愛の欠片もない恐ろしい効果である。

 

「《ジェノサイドキングサーモン》の攻撃力は4100……くそ! 一撃で半分のライフを削り取るってのかよ……!」

 

 上昇させた攻撃力が仇になるとは。アニキは自身の行動が裏目に出たことに歯噛みする。だが、鳳統は『魔砲幼女』だ。これだけでは終わらない。

 

「違いますよ、このターンで終わらせてみせます。私はビッグ・アイをリリースして、魔法カード《エクシーズ・シフト》を発動します!」

「何!? 「No.」をリリースするだと!?」

「このカードは、リリースしたモンスターエクシーズと同じ種族・属性・ランクのモンスターエクシーズをエクストラデッキから特殊召喚して、そのモンスターエクシーズのオーバーレイ・ユニットとなります。

 ビッグ・アイは闇属性の魔法使い族。よって、私はこのモンスターエクシーズを特殊召喚します!」

 

 見た目からは考えられないが、ビッグ・アイは魔法使い族。

 ビッグ・アイがリリースされると、入れ替わるように1人の魔導師がその姿を現す。

 

「来てください、《幻想の黒魔導士》!!」

 

 《ブラック・マジシャン》によく似た姿の黒魔導士。それも当然のこと。なぜなら、これこそが《ブラック・マジシャン》の真の姿なのだから。

 主を勝利へと『導く』力を得た魔術師(ブラック・マジシャン)。その佇まいから発せられる闘気を真正面から浴びたアニキは、額から汗が流れ落ちる。

 

「「No.」とそいつを入れ替えて、攻撃できない制約を取り消したってのかよ、畜生……!」

「その通りです。そして、《幻想の黒魔導士》の効果発動! オーバーレイ・ユニットを1つ使うことで、デッキから魔法使い族の通常モンスターを特殊召喚します。

 私は、《コスモクイーン》を特殊召喚!」

 

 頭に大きな飾りを付けた、全ての星を統治しているという宇宙の女王。その攻撃力は2900。《青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)》に迫る攻撃力であり、まさに女王の名を冠するに相応しい。

 

「総攻撃力、9500だと……? そんな、ことが…………!!」

 

 彼は、この短時間で何度悪夢を見させられれば良いのか。3人連続で1ターンキルをやってのけるこの少女は、本当に化け物なのではないか。

 

 ――これが、『チーム劉備』の鳳統。

 

 ――これが、バーンと高打点を兼ね備えた『魔砲幼女』。

 

 ――これが、1ターンキルを愛する死神。

 

「これで全て終わりです! 3体のモンスターで、直接攻撃(ダイレクトアタック)!!」

 

 《コスモクイーン》が、光弾を放つ。

 《幻想の黒魔導士》が、杖より(いかづち)を放つ。

 《ジェノサイドキングサーモン》が、その巨体を全速力でぶつける。

 3体の連続攻撃を受け、彼もまた子分達のように吹き飛ばされたのだった。

 

 アニキ LP8000 → LP0

 

 

 

 

 馴染みのカードショップの店員さんから、『士元様がガラの悪い3人組とどこかへ歩いて行った』という話を聞いた俺は、警備兵(セキュリティ)と共に大急ぎで雛里の捜索に向かった。

 話で聞いた3人組の特徴から、『チーム黄巾賊』の残党だということはわかった。雛里が直接的な暴力を受けてしまわないだろうかという心配はもちろんあった。

 だが、もしもデュエルが起きたとなれば、

 

 ――その3人組が心配だ。

 

 最近の雛里は1ターンキルに夢中である。そのせいか、華雄や焔耶といったパワーデッキの使い手さえもドン引きする程の火力をたたき出すことが増えている。

 今の雛里が生み出すフィールをまともに受けきるのは、俺でさえ困難。チームの中でも、対応できるのは半分といったところだろう。まともな訓練をしていないはずの元『チーム黄巾賊』が太刀打ちできるとは思えない。

 

 

 現場に辿り着くと、ホッとしたというべきか、予想通りというべきか。とにかく散々な光景が広がっていた。

 雛里を見つけたのは、街から少し離れた森の中。

 このような場所で小さな女の子を見つけるのは普通ならば難しいが、《サイバー・エンド・ドラゴン》を始めとした大型モンスターを雛里が呼び出していたため、あっさりと場所を特定できた。

 雛里を連れ出した3人組は、仲良く目を回して気絶していた。爆発音から考えて、全員が高火力を叩きこまれたのだろう。ご愁傷様である。

 

「雛里、お疲れ様」

「あ、ご主人様」

 

 声をかけると、雛里はやや気まずそうな表情で声を返した。

 デュエルディスクを懐にしまうと、ぴょこぴょこと駆けて来る。

 

「随分とやりすぎてしまったようだな」

「あわわ、すみません。つい我を忘れてしまって」

 

 デュエルが終わったからだろう。いつものような大人しい性格に戻り、帽子を深く被って顔を伏せる。

 俺は、その上から頭を撫でてやる。

 

「君のデュエルの腕は確かに凄い。だけど、もしあいつらが直接的な暴力に訴えていたら、雛里じゃ対応できないのは分かりきっているんだ。すぐに応援を呼ばなきゃ駄目じゃないか」

「……はい」

「まあ、雛里が無事で良かったよ。あの3人組も、気絶はしているけど、怪我はしていないみたいだし。

 もうすぐここに警備兵(セキュリティ)が来る。後は彼等に任せて、俺達はカードショップに戻ろうぜ」

 

 頭を撫でていた手を話すと雛里は『あ……』と残念そうな声を出した。だが、彼女の小さく温かな手を握ると、今度は安心したような、朗らかな笑みを浮かべた。

 

 

 俺達は今月発売予定のパックについての会話をしながらカードショップへと向かうのだった。

 

 

 

 

 

●オマケ……今日は雛里祭り

 

 

 

ワンキル大好き!

 

 ――鳳統ちゃーん!!

 

みんなの妹!

 

 ――鳳統ちゃーん!!

 

とっても幼女!

 

 ――鳳統ちゃーん!!

 

 特にオチはないです。

 




Q.今回のオマケは1つだけなんですね。
A.今回はネタが浮かばなかった。

Q.ビッグ・アイの口上がおかしい。
A.全部キュアラブリーっていう俺の嫁のせいなんだ。

Q.はわわ、私の親友がこんなにワンキル厨なわけがないです。(匿名希望)
A.正直やりすぎたと思っている。

Q.あわわ、どうして《カタパルト・タートル》がエラッタされたのでしょうか。(匿名希望)
A.ペンデュラム召喚のせいじゃないかな、多分。

Q.2月からのリミットレギュレーションのリストが公開されてから、誰かの視線を感じます。(真の銀河眼使いさん)
A.ほら、君の後ろに『魔砲幼女』が。


 リアルが忙しくてなかなか執筆作業が進みませんでしたが、なんとかひな祭り当日に投稿できてよかったです。
 内容はとことんふざけまくってますが。
 そろそろシリアスな話や、別のチームのキャラも書こうかな。
 どう転んでもギャグになる未来しか見えないんですけどね。
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