映画版七星剣スペック
両刃のロングソード
破壊不可能
青い炎を出す
もれなく呪われて剣に乗っ取られる
とっても怖いね!
「"赤き月が満ちる時に大いなる力が剣に宿る。七星これに敗れたれば、闇が支配する世界が始まる"…ね」
クリークはマヤから貰った食材を適当に切って焼いたもので食事を済ませるとイザヤの話に出てきた一節を思い出していた。
因みにマヤは食材を持ってきた後は自分もそろそろお家がご飯だから、と帰ってしまった。
食事を終えたら後でお話に来るそうだ、イザヤに止められなければ良いが…
「赤い月ねぇ…"罪を犯した者共の、穢れを清める赤い月"ってか?」
どっちかって言うと穢れを多々含む気がするがな…いや、真面目に考えよう。
おそらくイザヤが言っていたのは近くに海軍施設がある場合に適用される"集会条例"の事だろう。
えーと確か将官への昇進にあたって勉強したな…
"演説者の氏名及び会同の場所及び日時を詳記し、所轄海軍に届け出た上で認可を受けねばならない、ただし屋内に限る。
海軍は正規の海兵に監視させることができ、派出の海兵は認可証の提示が拒まれるときや、講談論議が届出事項以外の行為、または治安に害があると認める場合などは解散を命ずることができる"
だったか?これは海軍に対する妨害活動、破壊活動を防ぐ為の条例だがこのアスカ島で行われていた儀式とやらを当時のここの責任者が気に入らなかったのだろう。
となるとその儀式とやらの詳細を確認、安全性があるものとセンゴク元帥に報告の上でこの件にのみ集会条例の免除をしてもらって、それを基にイザヤに交渉してみるか…
そうと決まればクリークは持ってきた電伝虫を大きなリュックから取り出す。
電伝虫は小電伝虫と違ってサイズが大きく重いのが欠点だが、小電伝虫では島一つの範囲くらいしかカバーできない。
それに対して電伝虫は遠くまで電波が届くのが魅力だよな、と考えつつベアトリス号の通信室に繋ぐ。
暫くすれば応答があった為今夜はこちらで過ごす事を伝えた上で、明日は休みにするので各自交代の上で休むように伝え電伝虫を切れば
「おじさーん!」
村の方から藍色の髪の少女が歩いてくるのが見えた為立ち上がり
「やぁマヤちゃん、暗いんだから気をつけなよ?」
そう言って手を差し出せばその手にフルーツを乗せるマヤ
「…別にフルーツをくれというつもりじゃなかったんだが」
「しょくごのデザートだよ、ところでかいへーのおじさんはなにがききたいの?」
と、早速本題に入ってきたので食事の為におこした火の側に移動し儀式とやらについて聞く
「ぎしきっていってもとくべつなことはしないよ?みんなでかみさまにおいのりするの」
「お祈り?」
「うん、しゅうにいっかいやるのとひゃくねんにいちどのとあるんだけど」
「儀式の内容は違うんだよな?」
「えっと、さっきいったみんなでおいのりするのがいつもやってるので、ひゃくねんにいちどのは"みこ"をえらんで"ほーぎょく"をとうにおさめてけっかいをつくるまいをおこなうの」
「えーと、塔と言うところに宝玉を納めた上で巫女が舞いで結界を作ると言う事でいいのかな?」
「そうだよ!それにいまのみこはおばあちゃんだけどつぎのみこはわたしがやるんだよ!」
なるほどなぁ…あれ?劇場版で出てたヒロインっぽい子ってこの子か?
…まぁいいか、しかし儀式とやらの内容的に特に危険な点は見られないしセンゴク元帥にあたってみる価値はあるな。
話が通れば特例として認めれば海軍道場も運営できるだろう。
「じゃあわたしははなしたからそとのおはなしきかせて!」
とコートを掴んで揺すってくるマヤちゃんに山より大きなクジラの事や恐竜の島の事など色んな話を聞かせるのだった。
後1話か2話くらいかな?それが終わればマリンフォードに帰ります
原作突入後の描写について、現在原作が始まった事により麦わら一味の描写が多くなっていますがそれについてのアンケートを行います
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麦わらメイン(原作のに近く変化がわかる)
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クリークメイン(傍観者、クリーク主人公)
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二つの視点(麦わら視点とクリーク視点)