「皆様では本日の目玉商品!!摩訶不思議な力を食べた者に与えるというその名も高き悪魔の実です!
何の実かは食べてからのお楽しみ!ですが自身の戦力強化によし!護衛に食べさせてよし!はたまた奴隷に食べさせてみてもよし、まずは最低価格5000万ベリーから!」
「6000だ!!」
「こっちは7500だもんね!!」
「8000だすぞ!!」
ここはシャボンディ諸島オークションハウス。
過去に行われた一斉摘発により殆どの違法奴隷商が拘束、留置場送りになり残ったのは証拠を残さない狡猾な者や犯罪奴隷などを扱うまぁまともな奴隷商だけでこのオークションを開いた男もその一人であった。
彼はもともと犯罪奴隷や珍しい物を取り扱いオークションを開催するスタイルでこのシャボンディにおいては珍しく古参ながらも摘発を逃れた店のオーナーだった。
そんな彼は今回オークションの目玉商品として北の海から来た海賊が売りに来た"悪魔の実"これを出品したがどんどん上がる額にほくそ笑んでいた
「いやぁ最低価格一億からだと売れないと思って5000万にしたが…」
どんどんと吊り上がる入札額に最低価格はもうちょっと上げていても良かったなと考える
「一億!一億出すぞ!!」
「一億!一億が出ました!他にありませんか!!」
「一億一千万だもんねー!!」
「一億一千万!一億一千万以上ございませんか!?」
なるほど一億はやはり超えてくるな、一億一千万か、もうちょい上がれば良かったが…やはり何の実か調べるべきだったか?
とそう考えていると一人の男が動いた
「一億五千」
「なんと!一億五千!一億五千が出ました!他にございませんか!?」
値段を一気に上げたのは緑の髪に白いラインが入った黒いスーツの大柄な男
そんな彼を見てオーナーは
「げ、テゾーロか。最近人魚とかに歌わせて荒稼ぎしてるステラプロダクションのオーナーじゃねぇか…」
と呟き、なるほど彼なら余裕で出せるだろうと考える
一方落札寸前だった男は
「ぐ…一億六千だもんね!!」
と値段を提示するも
「二億」
「…二億一千万だもんね!」
「三億だ」
その言葉に流石に無理だと諦めた、どんな額を提示しても上回ってくるだろうという判断である。
「三億!三億ベリー!他にいらっしゃいませんか!?
ではこちらの悪魔の実は三億ベリーにて落札です!
では落札されたテゾーロ様は後ほど商品のお受け取りに来てください!
皆様本日は当オークションにご来場いただきありがとうございました!!」
そうして客は"きっと珍しい悪魔の実なんだろう"、"3億出すくらいだし後で何の実が教えてもらおう"などと噂しながら次々に出口から出て行き、目玉商品の悪魔の実を落札したテゾーロは三億ベリーと交換で悪魔の実を手に入れたのだった。
悪魔の実を手にしたテゾーロは直ぐに小電伝虫を懐から取り出すと
「オークションは終わった、例の実は手に入れたので今からそちらに戻る」
『了解、襲撃の可能性もあるから気をつけて帰ってこいよ?』
「わかった、この悪魔の実はどうするんだ?」
『とりあえず探していたゴルゴルの実なのかどうかだな、まず間違いないとは思うが…』
「わかった、とりあえず直ぐにそちらに戻る」
そう言いつつ小電伝虫を切ると無言で後ろから近づいて来た男に素早くピストルを構える。
「そこの男、悪いがその悪魔の実は置いて行ってもらおう」
近づいて来たのは頭に目の穴だけ開けた頭陀袋をかぶる声からして男か。
何故か頬にあたる位置にハンバーグが付いているのが気になるがおそらく物盗りの類だと判断し
「何者だ、おれを誰だか知らないのか?」
そう誰何するも物盗りの男は無言でこちらに殴りかかって来たため素早く対応、相手の正拳を右腕で打ち払いつつ膝蹴りを放つ
「その黒く染まった腕…そうかお前も覇気使いか」
そう判断しこのまま戦えば長引きそうだと判断したテゾーロは素早くピストルの引き金をひく。
甲高い音を立てた銃弾が弾かれると同時に、懐から出した筒をピンを抜いて襲撃者に放り投げると筒は凄まじい量の煙を吐き出した。
そしてそれにより煙幕に紛れてテゾーロは脱出、人通りが多い場所へ向かい一息つくと襟を整え直し悠然と己の事務所に戻るのだった。
おや?どこかで見たような人物が…
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。