起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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さて装備の更新でも


新生装備 ドンクリークさん

ホグバックはかなり悩んでいるようなのでまた今度返事を聞かせて欲しいと言ってその場を立ち去る。

 

そしてホグバックが乗り気になるようにテゾーロやシンドリー嬢の協力を取り付け、適当に持ち上げるようお願いしてジンベエを七武海に加入させるべく活動を開始。

 

海軍では穏健派という事になっている青雉に対して秘密裏に話を通しつつ、クザンからセンゴク元帥に通してもらう。

 

他にもパールをアスカ島に向かうゼファー教育総監に預けたり、ミニオン島で拾ったドレークの様子を見に行ったり、そんな風に色々と用事を済ませつつ裏から手を回していると、武装班から確認をお願いしたいとの連絡があった為、そちらに向かえば何やら多数の装備が置かれた部屋に通され説明を始められた。

 

「えーと先ずこちらがジェットダイアルを搭載したブーツですね。

 

前回は一つしかなかったので攻撃用途としてハンマーに搭載していましたがやはりリジェクトダイアルとジェットダイアルを一つの武器に搭載すると負担が柄に集中する為ほぼ使い捨て前提でした。

 

今回運良くもう一つジェットダイアルが手に入った為移動用途に使ってます」

 

「なるほど、詳細は?」

 

「はい、操作は靴の中敷にスイッチが仕込んでありますので主に踏み方によって起動します。

 

ジェットダイアルに加えて少将が使い道を自身の装備のみと限定しているジェルマの技術についても使用してましてその時々によって噴射力を上げる事も可能です。

 

他に足裏にローラーを仕込んであるのでこちらも中のスイッチを起動させる事でローラーブーツにもなります。

 

攻撃用途としては爪先に仕込み刃が入ってますので相手に対して意表を突く事は出来るかと。

 

それから見ての通り全面に装甲を施してますので頑丈さはかなりのものになったと自負しています。

 

まぁその分重量がかなりのものになってしまいましたが少将であれば問題ありませんよね?」

 

その言葉にブーツを持ってみればかなりの重さがある事かわかる

 

「ふむ、なかなかだな、とりあえず後で少し試運転をしてみよう」

 

「はい、では他の装備と合わせて試運転をしましょう。」

 

「そうだな、今のところ説明を聞いただけだがよくここまで練り上げてくれたな、ありがたい」

 

と専属武装班の班長を務めるリーダー格の男性を褒める。

 

「次はガントレットね、前回のものは遠距離にも対応可能なように小型ボウガンを仕込んでたけどレポートにもあったようにその分頑丈さが大きく落ちてたのでそこを改良してるわ。

 

具体的には内蔵型にしてるんだけど、それによって前のように何でも撃てるというのはオミットしたわよ?」

 

「ふむ、一種類しか撃てないという事か?」

 

「いえ、内蔵型でかなり小型にした分数が増えてるわ。

 

こうすれば・・・見ての通り手首を内側に曲げれば穴が3つあるでしょ?

 

それぞれの箇所から標準の金属製の杭と汎用として特殊弾が撃てるようになってるわ、予め装填は必要だからその場で撃ち尽くしたら終わりだけれどね?」

 

「特殊弾は今までのやつは全部使えるのか?」

 

「そうねぇ、大きさを揃えないといけないから過去の物は全て中身以外は共通化が必要ね。

 

それさえクリアすれば撃てるわよ?」

 

「なるほど左手は了解した、右手はどうなってる?」

 

「ふふふ、今回は自信作よ?

 

前回のハンマーから取り外したリジェクトダイアルを搭載しているわ。

 

でもこれは実は攻撃用途じゃないのよ、これはあくまで衝撃を吸収する用途として組み込んでるの。

 

そしてそれに飲み込ませる衝撃が追加のジェットダイアルと一緒に手に入ったインパクトダイアルよ!

 

 

確かに威力の点だけ見ればリジェクトダイアルに軍配があがるわ、けれどその分反動も大きいから武装を作りやすいのはインパクトダイアルの方なのよね。

 

元々二つの違いは溜め込むことが出来る衝撃の量って事だから今回はインパクトダイアルの反動をリジェクトダイアルに流すように設計したわ。」

 

「なるほど、インパクトダイアルを撃ったとしても反動の殆どはリジェクトダイアルの方に飲み込まれるわけか。

 

因みにリジェクトダイアルの取り外しは?」

 

「そう言うと思ってたわ、緊急時にはリジェクトダイアルを撃てるように取り外しは可能になってるわ。

 

でも今までの装備と違って反動が直で及ぶから多用は禁物よ?」

 

「・・・了解した」

 

「それから後は仕込み武装として右手側には鉄網、鉤ワイヤー。

 

左手側には火炎放射器が仕込んであるわ。

 

それから装甲はかなり頑丈でもし少将が装着して相手を殴ってもちょっとやそっとじゃ傷一つ付かないわよ?

 

あと完全装甲化した指先はかなり鋭利に研いであるからそこだけ気をつけてちょうだい?」

 

説明を聞き少し持ち上げてみればなるほどこちらもかなり重量があるようだ

 

「うん、いい仕事だな。これも後でブーツと合わせて試運転を行おう」

 

と、説明をしてくれた武装班の副長を務めるセクシーな女性研究員を褒め、次の説明を聞くのであった。

 

 

 




ありゃ、二千文字以内だとレギンスとガントレットの説明しかできなかった。

明日も引き続き武装説明ですねー

原作突入後の描写について、現在原作が始まった事により麦わら一味の描写が多くなっていますがそれについてのアンケートを行います

  • 麦わらメイン(原作のに近く変化がわかる)
  • クリークメイン(傍観者、クリーク主人公)
  • 二つの視点(麦わら視点とクリーク視点)

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