起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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現在原作開始10年前、クリークさんは32歳


医師志望 ドンクリークさん

天才医者ドクトル・ホグバックがファウス島行きを了承したので、テゾーロにゴルゴルの実を預けた後今後の動きを説明して、ホグバック及びカモメの水兵団と共にレッドポートへ。

 

反対の新世界側まで行くとそこにはシャーロット・アンジェ号が準備万端で停泊しており船はそのままファウス島へ。

 

カモメの水兵団は船の整備やファウス島海軍基地からの補給を任せ、ギンとホグバックと共に医療センターへ向かう。

 

モネやシュガーに挨拶しようと考えたが先にホグバックをDr.インディゴやトラファルガー医師、アシエ博士に紹介しておいた方がいいだろうと考え、ギンに施設の点検を任せ、ホグバックと共に連れ立って三人の研究室へ。

 

忙しく患者達の様子を見ているようであったが話を聞けば今のところピュアゴールドを使っての病状の停滞、I.Qを使っての身体の強化、新金属を用いての一部臓器に珀鉛を集中させる、というのは順調らしい。

 

ただやはり手術が可能なのがトラファルガー医師1人という事もあり、完全な摘出に至っているのは数人しかいないとの事であった。

 

因みに完治した患者はこの施設で皆の手助けをしているとの事。

 

そこで有用だろうとドクトル・ホグバックを紹介すればアシエ博士は過去が過去なので知らないのも無理は無いとして

 

「金属学者をしているアシエだ、ここでは治療に使う金属の精錬を担当している」

 

「おぉ、貴方がかの…いや貴方が加わってくれるなら心強い!

 

申し遅れた、ここの主任医師のトラファルガー・ルークです、よろしくお願いします!」

 

「ぴーろぴろぴろ!キサマがかのドクトル・ホグバックか!まぁワタシには敵わんだろうが天才医師と有名らしいな!!

 

紹介が遅れたな!かの天才科学者Dr.インディゴとはワタシの事だ!!」

 

他の2人はドクトル・ホグバックの事を知っているようであった

 

「フォースフォスフォスフォス!おれこそがかの天才外科医、ドクトル・ホグバックだ!

 

今回はこの男との契約でこのおれが手伝ってやる!」

 

しっかし見た目もだが笑い方もキャラが濃ゆいな、と思いつつここは三人に任せて他の様子を見に行く。

 

暫くした辺りで

 

「あら!クリークさん戻ってたんですか?」

 

と声をかけてきたのは何やら書類の束を抱えた薄緑のロングヘアーの少女。

 

「あぁモネか、新しい医者を連れてきたんだよ。どうだ、元気でやってるか?」

 

「えぇ、お陰様で。シュガーやオルガちゃんたちも元気よ?

 

多分今は子供達と一緒にシスターから勉強を教わっている所だと思うわ、会っていく?」

 

「いや、勉強が終わってからでいいだろう。それよりモネは手伝いか?」

 

「えぇ、トラファルガー先生に色々と医学を教わってるのよ。

 

先生からはスジがいいと褒められてるのよ?私も医者になろうかなと思ってね」

 

「ほう!それなら渡に船だな、今回ここに来たのはドクトル・ホグバックと言ってな、かなり高名な外科医だ。

 

天才と名高い彼の近くにいるのはいい勉強になるだろうから色々と医学について教わるといい、まぁ性格的に最初はとっつきにくいかもしれないがな」

 

「あら、それはいい機会ね。だったらこのチャンスを活かしておきたいとこだわ」

 

「あぁ、頑張ってくれよ。一人前になったら他の島に行って実践を重ねるのもありかもしれないな」

 

「あら、だったらクリークさんの船に乗せてもらえるのかしら?」

 

「ま、ちゃんと勉強を終えたら考えてやろう。それよりも体づくりはまだ続けてるのか?」

 

「えぇ、クリークさんが出発前に教えてくれたメニューをわたしもシュガーもオルガちゃんも続けてるわ、最近だと息を切らす事も無くなったわよ?」

 

「そうかそうか、だったら頑張ってるシュガーやオルガにご褒美として今日は俺が夕食を振る舞ってやるか。」

 

「いい考えね!あの子達もきっと喜ぶわ!」

 

「じゃあ俺は厨房にいるから何かあったら呼んでくれ」

 

そう言って患者達のカルテを抱えるモネを見送ると豪華なオムライスでも作ってやろうと足早に厨房へ向かうのだった。




モネは医者志望です、シュガーとオルガはどうしようかな?

原作突入後の描写について、現在原作が始まった事により麦わら一味の描写が多くなっていますがそれについてのアンケートを行います

  • 麦わらメイン(原作のに近く変化がわかる)
  • クリークメイン(傍観者、クリーク主人公)
  • 二つの視点(麦わら視点とクリーク視点)

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