ペローナは幼い頃に拾われた、と資料にあったので既にいるものとしています。
アブサロムは合流時期が不明な為原作より10年前である現在はまだいないものとしています。
霧が立ち込める危険な海を一隻の船が航行していた。
特に変な箇所のない海軍の中型軍艦であるが唯一他と違うのはその軍艦が掲げている海軍旗だろうか。
マークこそ一般的なカモメをモチーフとしたものであったが違うのはその色。
一般的な海軍は青いマークであるが、その船が掲げていたのは真紅の海軍マークであった。
「どうだ、周囲に変わった様子はあるか?」
「いやぁクリーク少将、流石フロリアントライアングルとでも言うべきですか、波が読みにくいったらありゃしないっすねー」
この赤い海軍旗を掲げる部隊は一つしかない。
海域を問わず違法海賊を捕縛、市民からは"カモメの水兵団"と呼ばれ絶大な支持を、海賊達からは悪名高き"赤カモメ"と呼ばれている、言わずと知れたクリークが隊長を務める"海軍独立遊撃隊"である。
ゲッコー・モリアへの七武海への加入を打診しろとの指示を受けここまで来たが成る程、これは確かに伝書バット単体じゃ来れないのも納得だと思いつつ前方を眺める。
ここは"
グランドライン前半部に存在するとある海域である。
この海域では常に毎年100隻以上の船が消息不明となっており、そして船員のみが消えた船、あるいは死者をのせてさ迷うゴースト船の目撃情報も数多く寄せられている。
年がら年中霧が立ち込めている事や海流が不規則な事もあり、フロリアントライアングルはとても危険な海であるとこの海を知る者は誰もが口を揃えて言う。
そんな海だからこそ通常であれば世界政府が使う伝書バットと呼ばれるコウモリに手紙を持たせれば済む所を態々海軍を通して手紙を届けさせると言うのも無理はないなと立ち込める霧に辟易としつつも考える。
「しかしこの霧ではヤツの船さえわからないな、世界政府はこの海域に潜んでいると言っていたが…」
そうクリークが思案していた時の事である。
「少将ー!!前方左方向に巨大な影が薄っすらと見えます!」
マストに設けられた見張り台からの報告にクリークは懐から単眼鏡を取り出すと覗き込む。
真っ白な霧に遮られはっきりとは見えないが塀のようなものが見えた為指示を出す。
「操舵手!左舷前方に舵を取れ!掌帆手はマストを畳めて速力を落とせ!」
いつもだったら経験を積ませる意味で副官であるギンに指示を出させるとこであるが生憎ギンは今回はあのゲッコー・モリア相手という事もありファウス島にて留守番である。
とは言えクリークも歴戦の海兵、スムーズに部下に指示を出し船は巨大な影の元に到着し入り口が無いか塀の周りをゆっくりと回る
「…塀と言うよりまるで城壁っすねこれ」
「とりあえず舵は慎重にとってくれ、入口があればいいが…」
操舵手とそんな風に話していると程なくして入口らしきものが見えてきたがその見た目に船の者達は絶句する
「…趣味が悪いこった」
「これってゲッコー・モリアのセンスですかね…」
そこにあったのは巨大な口…をイメージしたと思われる門。
幸運な事に門は開いていた為慎重に船を動かすように指示を出しそのまま城壁の内側へ入ればそこにあったのは一つの島。
「少将、寡聞にしてこの海域に島があるって知らないんですけど、海図にも載ってませんし…」
航海士が前方と海図を見比べつつ疑問を呈してくるが
「…おそらくこれは船だ、それも島一つを内側に持つ恐ろしく巨大な」
と原作知識を思い出すがバカ正直に言う必要もないのでそう答えておく。
これこそゲッコー・モリアが所有する海賊船である"スリラーバーク"
霧の所為もありその全貌を把握する事すら出来ないが、この島と口を模した入り口を持つ巨大な城壁、世界一巨大とも噂される島一つを乗せた超巨大海賊船である。
明日こそモリアに会いに行きましょう。
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。