とりあえず島の近くに停泊するように指示を出し、不要な刺激はしたくないので武器は殆ど置いていき単身、船から島へと向かう。
部下を連れて行くように言われたがあのゲッコー・モリア相手である、下手に人数連れて行くよりも単身乗り込んだ方が手っ取り早いだろう。
ただ、対策は分かっているので途中で厨房に寄り、とある物を用意してもらう。
いざとなればこいつで何とか…と、そう考えつつ月歩を使って島にて降り立ち周囲を確認する。
まるでゴースト・アイランドとでも呼ぶべきだろうか。
目に見える範囲ではなく島を朽ちて所々崩れた城壁学校での囲んでおり古い大きな、そして不気味な屋敷が見える。
その奥には薄っすらとしか見えないが塔のようなもの。
確か原作だとモリアはあの奥の塔にいたなと考えつつ脚を進める。
月歩を使って飛んで行けば早いのだろうが、折角なので色々見ていこうと考え歩を進める。
降り立った場所が正規の入り口では無いのでそのまま目の前の堀に飛び込みそれに沿って歩いてゆけばその所々には夥しい数の骸骨。
軽く見たところまだ新しい物からかなり古いものまで様々、この島にも色々歴史があるのだろう。
そういえばいつだったか西の海から島が消えたとの報告が上がってたな。
そう考えつつ歩いていけば上り階段に差し掛かかりそのまま上がっていけばそこにあったのは深い森。
ご多分に漏れず深い霧で覆われており所々には崩れた建物、肝試しなんかにはピッタリの場所だろうと考えつつ屋敷の方へ歩みを進めるが気がかりが一つ。
未だにゾンビが出てこないな?と思いつつ足を進める。
そしてようやく森を抜け出たあたりで少し鼻につく匂い、腐臭である。
薄いものであるがとうとうお出ましか?と思いつつ墓場を前に油断なく周囲を確認すれば地面の下から湧き出る複数の腕。
おどろおどろしい声を出しつつとてもじゃないが生きてるとは思えない肌の色をした人間達が現れた。
「あぁ、丁度良かった。島に降りて誰も人がいないんで難儀してたんでな。誰か主人の元まで案内してくれないだろうか?」
腐臭はするがかなり薄いもので防腐処理はしてあるのだろう、だが見たところ体に手を加えられている訳ではないようでそれもそうかと考え直す。
原作で出てきたゾンビ達はどれもこれもドクトル・ホグバックによって改造、強化された個体でありシンドリー嬢が亡くなっておらず、ホグバックがモリアの誘いに乗ってない以上ここのゾンビ達はノーマルなゾンビという事だろう。
とは言え呻きながら襲って来るゾンビ達がいてはそうそう考え事も中断せざるを得ないのでガントレットをカチリと操作し手首の内側から炎を噴出させる
「おいゾンビーズ、それ以上近づけば燃やし尽くすぞ?」
「やべー!火だ!」
「離れろ離れろ!」
「アブねーだろゴルぁ!」
となかなかの評価をゾンビ達からもらいつつなかなか流暢に喋るもんだな、と考える
「さてゾンビーズ、手短に言うぞ?
燃やされたくなけりゃさっさとゲッコー・モリアのとこに案内しろ。」
「いや、おれたちそういう情報関係とか言っちゃダメって決まってるんで…」
「そうそう、そういうのはそうそう言っちゃいけないってコンプライアンスで決まってて…」
「だったら知ってそうな奴の場所でもいいが?」
その問いにも沈黙で返すゾンビ達と暫く睨み合いを続けるも、まぁ行く場所は決まってるからいいか、と思いつつ
「邪魔して悪かったな、じゃあ俺は行くがくれぐれも邪魔してくれるなよ?」
そう告げて立ち上がり墓場の外に向かおうとすれば
「…って誰がいかせるか!」
「やっちまえてめぇら!!」
「ゾンビの危険度!教えてやるよ!」
一斉に飛びかかって来るゾンビ達。
「邪魔してくれるなと言った筈だが…」
それに対して頭を抑えつつ背中の棍を引き抜き襲撃して来るゾンビ達を迎撃。
決着はあっけなく着き墓場には地面に半分めり込んだゾンビ達の姿。
それを尻目にさっさと屋敷の方に向かい巨大な扉をノックすれば応対したのはタキシードを着ているがこれまたゾンビ。
生きてる人間はいないのかと考えつつも墓場のゾンビーズとは違い理知的な対応だったので身分と要件を告げ暫く待つ。
1時間程だろうか、ようやく先ほどのタキシードゾンビがこちらにお越し下さい、と案内を再開したのでその後ろに着いていくのであった。
む、さっさと対面させるつもりだったが麦わら一味の足跡を辿ってたら長くなってしまった。
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。