250話記念見直したら勝負って言うほど勝負の描写が無かった件
無事に政府からの命であるゲッコー・モリアの七武海への勧誘を完了したクリークの姿は、マリンフォードにある海軍本部、海軍のトップである元帥、センゴクの執務室にあった
「そうかご苦労、五老星の方にはこちらから伝えておこう。」
任務の報告を終えたクリークを労い後の事はこちらでやっておくと伝えるセンゴクに対しクリークは追加の情報を伝えておく
「どうも、追加報告でありますが今回七武海として就任するゲッコー・モリアでありますが中々厄介な戦力を持っているようで・・・」
「厄介な戦力だと?それは海軍を脅やかすようなものか?」
「場合によっては。元帥殿は国引き伝説をご存知で?」
「あぁ、確かそんな昔話があったな。それと何の関係が?」
「白ひげ傘下のリトルオーズJr、彼の種族は古代巨人種ですが彼の先祖でありその国引き伝説を残した張本人、オーズの死体を所有しているようです」
「あの巨体をか・・・何とも厄介だが彼奴とて別に表立って海軍に反旗を翻すような馬鹿ではないだろう。」
とは言え確か原作でのオーズは右腕だったが左腕だったかが大きく破損しており現状では使い物にならなかった筈。
ドクトル・ホグバックの改造によってあの姿だったわけだしとんでもない脅威というわけでもないだろう。
「それから奴はティーチに興味を示していたようですが・・・」
「あの海域から出てくると思うか?」
「可能性はゼロではないかと、どうします?対処しますか?」
とは言えカイドウに敗れて以降自身の力ではなく部下にやらせるスタイルに移行した筈だしよっぽどの事がなければフロリアン・トライアングルに引き篭もったままではないか?
「・・・いや、とりあえず様子を見よう。
新たに就任した七武海の2人、そのうちの1人が即刻除籍となれば政府の面目は丸潰れだろう」
センゴク元帥も大事は無いと判断したのかゲッコー・モリアについてはそこで終わりもう1人の新たな七武海であるジンベエに話は移る
「おや、となるとジンベエの方は首尾良く行ったので?」
「あぁ、ジンベエの方はクザンが自ら交渉にあたり快く受諾してきた。
ただ七武海加入の条件としてマリージョア襲撃の際に逃げ出した元奴隷の解放、及び捕らえたタイヨウの海賊団の構成員の解放という条件を出されたがな。
ほら、お前が魚人島に行った時に持ってきた情報の中にあったろう。
リュウグウ王国の近海にて海賊行為を行なっていたアーロンという魚人だ」
「あぁ、例の。フィッシャー・タイガーを"騙し討ちに"した際に殴り込みをかけてきたとか言う・・・
しかし大将自ら勧誘に赴くというのは随分とこの事を重視しているようですね」
まぁ赤青黄で秘密裏に話し合いをもった時に捕まったアーロンの解放も合わせて裏で話は通してあるし、海軍はそれほど重視しているという対外的なアピールの為にクザンに自ら立候補してもらったんだけどね
「随分と言葉に棘があるな、やはりフィッシャー・タイガーの捕縛は反対だったか?
勧誘についてはクザンの奴が自ら頼み込んできてな、是非ともこの勧誘は成功させなければ、と自ら立候補してきたのだ。
しかしフィッシャー・タイガーについては残念だったな、できれば生きて捕縛したかったのだが・・・」
「でしたら何故強行な手をとったのです?彼はただ元奴隷であった少女を故郷に送り届けただけなのですよ?」
「・・・耳が痛い事だな、しかし奴を捕らえるのは政府のメンツもあり急務だったのだ、貴様ならわかるだろう?」
「個人的には納得できませんがまぁ組織である以上仕方ないとは思いますが・・・」
「そういやお前の正義は"利己的"だったな、別に納得しろとは言わんが命令には従ってくれ」
そんなセンゴクの言葉にまぁフィッシャー・タイガー生きてるんだけどね、などと思いつつ退出するのであった。
主人公の正義の変遷
(自分を)守るための正義→(民衆を)守るための正義、そして民衆にも色々ありとうとう面倒になったので"利己的な正義"へと変化しました。
クザンも燃え上がる正義からだらけきった正義に変化してますし本人の心持ち次第って事で
原作突入後の描写について、現在原作が始まった事により麦わら一味の描写が多くなっていますがそれについてのアンケートを行います
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麦わらメイン(原作のに近く変化がわかる)
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クリークメイン(傍観者、クリーク主人公)
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二つの視点(麦わら視点とクリーク視点)