「初めましてリク王、海軍独立遊撃隊のクリークであります」
「初めましてクリーク殿、私がこの国の王を務めさせてもらってるリク・ドルドだ、して今回は妖精に関してと聞いているが?」
ガッシリとした体つきに鋭い目つき。
髪は大半が白くなってるものの年齢を感じさせる訳では無く未だ充溢した気力を感じさせた。
リク・ドルド3世。
グランドライン後半部、通称"新世界”に位置する国ドレスローザの国王である。
勿論彼についても面会前に調べてある。
善政を敷き、国民達を決して戦争に巻き込むことがないように全力を尽くし、決して豊かでなくとも国民から慕われている、各国の王としては珍しい善性を持つ王である。
どっかの勝手に国を売った王とは大違いだな。
最も原作では王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴの謀略により一夜にして国民からの信頼を失い国を乗っ取られたが。
スカーレットとヴィオラという二人の娘がいるが、とある事情によりスカーレットは死亡した事になっている。
「実は我が部隊の武装が何点か妖精に盗られてしまいましてね・・・
おっと、妖精だから笑って諦めるしか無いというのは無しにして下さいね?
勿論その正体は掴んでありますが直接行くよりは一度盟約を結んでいるそちらに話を通しておいた方がいいだろうと思いまして」
「・・・因みに何処でその話を?」
「いえ、海軍にも伝手が色々とあると言う事ですよ、かつてのドンキホーテ王朝が小人達相手に"資源と安全の保障"を約束、これを承諾してドレスローザに住み着いたものの、条約の実態は強制労働を強いるものであったのは存じています。」
まぁ海軍の情報管理室で調べたのも事実だが、原作の知識もあるんだけどね。
「確かに妖精・・・小人種であるトンタッタ族とは盟約を結んでいる、かつての王朝の起こした事の償いとしてな。
初代リク王が結んだのは生活必需品を国内から盗む事を"妖精の仕業"として黙認するようというものだ。」
「そしてそれがドレスローザの妖精伝説誕生という事ですね?」
「あぁ、そして彼等はその見返りとして国の外に花畑を作り、ドレスローザを緑豊かな島にしてくれている。
そして国民達も妖精たちは国の守り神を務めてくれていると実態を認知して見守っており持ちつ持たれつというやつだ。」
「しかし我々の武装は特殊なのでできれば返して頂きたいのですが・・・」
「まぁ・・・何だ、そこら辺は彼等と交渉してもらうしかないな。あくまで我々の結んだ盟約は生活に必要な物を盗む事の黙認だしな」
「わかりました。では彼等との交渉は貴方の公認を経て我々で行うという事でよろしいですか?」
「それで構わん。が、くれぐれも荒ごとは辞めてくれ。武装を取り返したいというのはわかるが・・・」
「勿論ですよ、例え相手が小人とは言え我々海軍にとっては守るべき民の一員なのですから。
ところで小人達がいるのはグリーンビットで間違い無いですか?」
「あぁ、しかしあっちは厄介でな。"闘魚"と呼ばれる品種の魚があの辺りに蔓延っていてな・・・」
「あぁ、飲食店で耳にしました。何でもえらく凶暴だと聞いていますが・・・」
「アレにはえらく手を焼かされていてな、このドレスローザ本島とグリーンビットを結ぶ橋もわざわざ鉄製に変えたのだがあまり効果は無くてな、船で行こうものなら奴らにひっくり返されてしまうし、駆除しようにもなかなかに手強くてな・・・」
「わかりました、何とかこちらで安全なルートを探りグリーンビットで小人達との交渉にあたります、勿論交渉に関しても荒事は無しで」
「あぁ、それで構わないが少し待て、彼等に一筆書いてやろう」
そう言って立ち上がったリク王に
「ありがとうございます、これで交渉がスムーズにいってくれると良いのですが・・・」
とクリークは頭の中で交渉について考えつつ礼を言うのであった。
空にはカフウ、陸にはシグマ(とイシズミ)、そして海には・・・
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。