クリークはドレスローザの王、リク王から一筆もらうと船を停泊している港町のアカシアに戻りシャーロット・アンジェ号の進路を北東へと向けた。
そのままドレスローザ本島を回りつつグリーンビットへ向かう。
最初は直接グリーンビット島にシャーロット・アンジェ号で着けようとしたのだが聞いてたよりもかなりの獰猛さ故に断念、船員は問題なくても船が問題だったのだ。
いくらシャーロット・アンジェ号が当時の技術の粋を集めて作られたといえど流石にあの数に一斉に押し寄せられては堪ったものではない。
それほどまでに件の闘魚とやらは数が多かったのだ。
大きく内側に湾曲した鋭い角に大きく裂けた口にはびっしりと並んだ鋭い牙。
大きさも普通の魚を遥かに上回る大きさで、その身の丈は小さいものでも3メートル以上というその巨大さ。
鋭利な背鰭を持ち、黒の体色を持ち表面には刃を通さない頑強な鱗を持ち特筆すべきはその獰猛さ。
動くものと見ればまるでミサイルのようにその身に蓄えた筋肉を総動員させ大きな角で相手に突進、その力は人間など軽く吹っ飛ばされてしまう程である。
「この橋がグリーンビットに繋がってるのか?」
「あぁ、闘魚の攻撃を受けて橋も鉄に強化されたんだが無駄だったよ。
今じゃ誰も使ってない、あの立ち入り禁止の札がいい例さ。」
そう言って鉄橋の入り口に顎をしゃくるカフェのマスターに礼を言いつつバリケードを一部解体、十名程の部隊を率いてそのまま進む。
中程まで来た所で大きな音を立て闘魚が目の前に突っ込んで来た為素早く銃を構える部下を手で制す。
「落ち着け、銃弾はあの鱗で弾き返されると聞いている。
それよりもお前たちは下がってろ、俺は少しこいつらの相手をしてやる。」
頑丈な筈の鉄の柵を易々と曲げて突っ込んで来た闘魚を見つつ指示を出すクリーク
「しかし少将!相手は鉄橋を易々と曲げるような化け物ですよ!?」
「落ち着け伍長、お前はこの隊に入って日が浅いから知らんだろうが少将殿なら問題無い」
と部隊の隊長が新任の伍長に言うが
「ですが!」
と伍長は納得してないようだったので見せた方が早かろうと考え
「少佐の言う通りだぞ伍長、こんな鉄柵なんぞっ・・・ほら、人間でも鍛えりゃこのくらいできる、心配するな伍長」
そう言って鉄の柵をブチりと両手で引きちぎって見せたクリークに新任の伍長は頬をひきつらせ
「・・・わかりました、襲撃に備えて一時待機します」
そう言うのがやっとだった。
「さーてデカブツ、少し遊んでやろう。
少佐ぁっ!少し相手してくるっ、後は頼んだぞ!」
そう言って鉄柵に顔を突っ込ませ闘魚の眉間に思いっきり正拳突きを入れれば闘魚の身がパァンと風船のように弾け飛んだ。
頭から闘魚の血肉を被りつつ"少将殿!やり過ぎです!"との声を背に受けながらブーツとコート、普段から身につけているポーチなども外し、更にタンクトップを脱ぎ捨てズボンだけの姿になり、更に棍を地面に突き刺すと大きく息を吸いこみ、そのまま深い海に飛び込んだ。
飛び込んだ先は何処を向いても闘魚の姿。
闘魚達はその気質に従い、憐れな小さな生物を襲おうとしたが自ら海に飛び込んで来たソレはいつも自分たちになす術なく殺される生物では無かった。
一匹目が鋭い角で突き刺そうとした所で眉間に正拳突きを受け。
二匹目は大口を開けてその鋭い牙で噛みつこうとした所上顎と下顎を両手でガシりと掴まれそのまま側頭に鋭い蹴りを。
三匹目はならば体当たりだ、と言わんばかりに猛スピードでクリークに突進するもクリークはそれに対して手刀を構えると突進してきた相手に身をかがめ手刀を添えれば相手はそのスピードが災いして大きく腹を裂かれた。
次から次に襲ってくる闘魚に対しクリークは突き、肘、蹴り、手刀、頭突き、締め、膝と駆使して屠っていく。
そしてどれほど経っただろうか。
クリークがその身を海面から飛び出させ橋へと着地
「悪いな、いくら俺でも潜ってるのは五分が限界でな。
少佐あっ!!橋の周辺は追っ払った!今のうちに全員渡れぇっ!!」
大声で告げ待機していた隊の隊長に告げ、部隊を一気に渡らせるのであった。
クリークは5分間の無呼吸行動が可能です。(何処かで見た)
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。