起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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活動報告にてばんばん質問募集中


海賊白髭 ドンクリークさん

白い鯨を模した船首を持つ巨大な帆船、間違いなく白ひげ海賊団の旗艦である"モビー・ディック号"である。

 

という事は白ひげはあの船にいるのか・・・

 

「少将、どうしましょうか?交戦準備をしますか?」

 

そう聞く艦長にカブリを振る

 

「とりあえず停船信号を上げろ、それから接舷の準備を。

 

とりあえずこちらからは決して攻撃しないように全人員に通達しろ」

 

暫くすればモビー・ディック号は速度を落としシャーロット・アンジェ号に横並びとなって停止したが誰かやってくる気配はない。

 

 「仕方ない、少し行ってくるか」

 

 「ボス、大丈夫ですか?白ひげといえばかの大海賊の一人じゃ・・・」

 

「別に戦いにいくわけじゃねぇよ、心配すんな!」

 

そう心配するギンの頭をガシガシと撫で安心させる、と言ったもののこちらは海軍、あちらは海賊。

 

戦闘になる可能性は十分にあるので武装はしておく、本気モードで行って無用な刺激もしたくないので軽装ではあるが。

 

準備だけしっかり整え船の事は艦長に任せて一人月歩にて飛び立ちモビー・ディック号へ。

 

甲板に降り立てば当然であるが周囲は海賊しかいない、が雑然とした様子はなく、整然と隊列を組んでいたのはちょっと予想していなかった。

 

成る程、きちんと規律が行き届いているのか訓練してあるのかわからんがこれは厄介そうだ・・・

 

 そう考えながら平然とした様子で整然と並んだ隊列が開かれた場所を進めばその先には老いて尚堂々たる威容を誇る巨躯。

 

大海賊白ひげ・・・エドワード・ニューゲート

 

世界最強の男、最も海賊王に近い男、世界最強の海賊などの異名を持ちグランドライン後半の海である新世界に君臨する三大海賊の一角。

 

多数の島々を縄張りとして保護しておりその強さは海軍大将ですら単独で相手をするのは危険と言われている。

 

それもひとえに彼の能力によるものでもあり彼の能力は"グラグラの実"を食べたいわば地震人間、彼の力は世界を滅ぼすことさえ容易なのだ。

 

「えー・・・と、エドワードさん?ニューゲートさん?」

 

白ひげの眼前に立ってそう尋ねれば何故か憮然とした面持ちで

 

「・・・白ひげでいい、てめぇは?」

 

「はじめまして白ひげ、俺はクリーク、海軍本部少将をやらせてもらってます」

 

なんでもない口調で答えるが内心は冷や汗だらだらである。

 

原作では年齢やら病気やらで弱ってたらしいが十数年前だからかどうか不明だが見た限りそんな事は全く無く威圧がビシバシ飛んでくるのだ。

 

堪らず周囲に視線をやれば手配書なりで見た顔がちらほらあり有名どころで言えば隊長格である不死鳥のマルコやダイヤモンド・ジョズ、他にも複数の隊長格がいる様子である。

 

「グララララ・・・そうか、てめぇが赤カモメの頭か」

 

赤カモメは一年程前から囁かれ出した"海軍独立遊撃隊"の異名である。

 

お陰で海軍や民衆は親しみを込めて"カモメの水兵団"と呼び海賊からは旗印の赤い海軍マークからか血に塗れた海兵と意図してか"赤カモメ"と呼ばれる事が多くなった。

 

「あぁ、言い遅れましたが"海軍独立遊撃隊"の総司令も務めさせてもらってます」

 

ニコニコと愛想良く答えるが

 

「てめぇ普段敬語使うような人間じゃぁねえな、敬語はいらねぇから普通通り話せ」

 

一発で見抜かれた様子である。

 

 「・・・白ひげの、アンタの話はよく聞いているぜ?

 

だがこうして会うのは初めてになるな。」

 

 「グラララララ・・・そりゃあ、会う機会なんぞ普通はないからな。

 

それに赤カモメの評判は聞いている、北の海では大層暴れたそうじゃあないか」

 

ぐぬぬ、赤カモメって呼ばれ出したの北の海で片っ端から海賊捕まえてたくらいの時期なんだよな、動向はしっかり探られてるわけか,

 

大海賊なんだからたかだか少将の部隊如き歯牙にかけなくていいのに・・・

 

 




グラグラの下位互換で、ブルブルの実の振動人間とか。

現在小説の改訂を進める予定ですが数話程を纏める形で考えています。詳しくは作者報告の方にご意見お願いします。

  • 纏めて良し
  • 改訂は問題ないが纏める必要は無い

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