起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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悪魔の実を物に食べさせる技術、実際には魂とか血統因子とかが関連してると思われ。

ブルックもテャマスィー!!って言ってたから魂の存在自体はあり、ゾオン系は意思を持ってるって誰が言ってたし。


火吐鉄鷲 ドンクリークさん

飛翔鉄鷲"火風"ことカフウ

 

元となった武器は技術班に開発を依頼して一緒に考えて(させられて)作った個人兵装である"試作兵装群"の中の一つである。

 

その内鎧に仕込む為のガトリングの開発において作られたうちの一つがカフウの元となっている"試作兵装第六号"と呼ばれる大型ガトリングガンである。

 

これは発砲の威力を重視して作られたものであるが、鎧に仕込むには大きさが不適格という事でお蔵入りになったものであり、今回それを元にして悪魔の実を食べさせた事により空飛ぶガトリングバードへと変化した。

 

それに加えて映像電伝虫を搭載した事により受信機器を接続する事により映像、音声の送受信が可能となり船に居ながらにして高度からの隠密偵察や威力偵察が可能とされている。

 

言ってしまえば武装ドローンのような存在へと変化した。

 

弾薬は不思議な事に餌を食べて勝手に体の中で生成されるようで別に火薬や鉄を食べるわけではないようであった。

 

…何故かミネストローネが好物のようだが。

 

 

というような事をクリーク大佐から説明を受けたセンゴクは

 

「すまんが聞き間違いか?ガトリングガンに悪魔の実を食べさせた?」

 

と尋ねる。

 

最初、悪魔の実は結局どうしたのかと聞くと"食べさせました"と答えたので部下に与えたのかと思い、何の実だったのだ?と聞いたところ"こいつを見て下さい!"と意気揚々と肩に乗った鷲を見せてきてその上で武器に変化させた。

 

「ほう!鷲に食べさせたのか、ブキブキの実あたりだったのか?」

 

「いえ!トリトリの実であります!ガトリングガンに食べさせてみました!」

 

と、言われたところで暫し無言になる。

 

「あー…悪魔の実を武器が食べる?…すまんが何を言ってるかわからないのだが…」

 

疑問を抱くももう一度同じ事を言われて"後は技術班の面々が詳しいかと!"と言われたので後で呼び出して詳細を聞いてみるか・・・

 

とセンゴクは考えつつとりあえずその手に持っている"鷹の飼い方"が本当に役に立つのか?と思いつつ部屋を出るクリークを見送るのだった。

 

 

 

 

 

海軍図書館で借りてきた"鷹の飼い方"を手にセンゴク大将に報告に行くととりあえず悪魔の実を食べたガトリング、カフウに関しては有用だろうから役に立てるようにとの言葉を貰った。

 

さて、報告は終了したので一旦自室に戻ってこれからの方針を考える。

 

 

まず自分の船と部隊が持てた為だいぶ動きやすくなった。

 

まず向かいたいのはオハラである。

 

作中ではロビンの故郷であり海軍の"バスターコール"と呼ばれる大規模攻撃により島ごと地図から姿を消した場所だ。

 

確か避難船をサカズキが沈めてた?からその辺りを踏まえて三中将(この短期間に三人ともいつのまにか中将に昇進してた、がっでむしっと)が明日、俺の出立の壮行会という事で集まってくれるのでそこで話すとして

 

確かロビンが指名手配されたのは8歳だった…筈、当時まだ8歳の女の子がうんぬんって誰か言ってたと思うし。

 

そして初登場時が28…であってたよな?30にはなってなかった筈だ。

 

そうなると今オハラに行ってロビンに会えれば年齢を確認してそこから逆算して今が原作から何年前かが把握できる…筈だ。

 

それがわかれば原作メインメンバーが20…なってなかった筈、確か16とか17とかだったか?

 

それによって大体の生まれる時期がわかればえーと、フーシャ村、シモツケ村(シモツキ村)、…ミカン村?(ココヤシ村)、シロップ村、東の海のどっかのキノコみたいな孤島と…他あったかな?だいたいはその辺りか。

 

あ、後ギンとパールも探さなきゃな、悪魔の実置いてるとこにも。

 

とは言えギンの故郷もパールの故郷もわかんねぇからなぁ…パールが密林育ちって言ってたか?…そうは言ってもなぁ、密林なんてあちこちあるしなぁ。

 

悪魔の実に関しちゃ図鑑をどっかで借りてくるとして…悪魔の実かぁ…

 

確かに食べればそのメリットは大きいんだよなぁ。

 

"どんな悪魔の実でも使い方次第"って誰かが原作で言ってたような気がするし…

 

できれば物理無効となるようなロギア系が欲しいがあれは数が限られてるだろうし、物理無効だけならパラミシア経験もあるだろうが純粋な戦闘力で言えばやはりゾオン系も捨てがたい…

 

ルッチも言っていたが"迫撃においてゾオン系は最強"…だったか?

 

パラミシアやロギアなど特異な能力は数知れず、だが純粋に自らの身体能力が強化されるのがゾオン系の特性だ。

 

鍛えれば鍛えるほどその身体能力は増幅されそうなれば今の数倍する戦闘力を手に入れる事が出来る可能性はある。

 

しかし…

 

「ぶっちゃけ海に落ちる可能性があるとすると笑えないんだよなぁ…」

 

その一言に尽きるのだ。

 

"悪魔の実の能力者は海に嫌われる"…ようするにカナヅチとなり海につかると力が抜けて泳げなくなるのだ。

 

海軍という仕事上、海の上…船の上で戦う事がかなり多い。

 

そこで海が弱点となるのは正直頂けない、しかも海楼石も弱点になるというおまけ付きで悪魔の実と対する弱点となりうるものも発現する可能性もある。

 

そう考えると気軽に能力者になるわけにもいかないんだよなぁ…

 

などと考えながら深く思索に耽り、その日はいつのまにか寝てしまっていたのだった。

 




ハクメイとミコチ知ってる人がいて結構嬉しい。
知らない人は是非読んでみてね!(ダイマ)


感想欄で棍に悪魔の実を食わせてみたらって意見が結構前からあってカフウがバレないかとヒヤヒヤしてた。

原作突入後の描写について、現在原作が始まった事により麦わら一味の描写が多くなっていますがそれについてのアンケートを行います

  • 麦わらメイン(原作のに近く変化がわかる)
  • クリークメイン(傍観者、クリーク主人公)
  • 二つの視点(麦わら視点とクリーク視点)

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