起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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ワンピースの世界ではとても珍しい悪魔の実、その中でも更に珍しいロギア(自然)系、それよりも更に希少なゾオン(動物)系の幻獣種と同じくとても希少な古代種

とは言えとても珍しい筈の悪魔の実がグランドラインでは溢れてるのでそれが東西南北の海にあればとんでもなく貴重だろうなぁ


治療計画 ドンクリークさん

「とりあえずまずは戦い方を教えてくれと言っても色々あると言う事を伝えておこう。

 

まず俺は海軍の人間だから敵を倒す為の戦い方だ、これはギンにも当てはまる。

 

次に自分の身を守る為の戦い方、これに当てはまるのはロビンだな。

 

他には敵から逃げる為の戦い方や足止めの為の戦い方などがあるな。

 

個人的に言えばモネやシュガー、オルガには自分の身を守る為の戦い方、わかりやすく言えば護身術を身につけてもらおうと考えているがどうだ?」

 

「わたしは構わないわ、別に海賊を倒しに行くわけじゃないし」

 

「アタシも賛成さね、というか別に運動がてらだからどちらでもいいさね」

 

「どっちでもいい」

 

「よし、じゃあとりあえずまずは体づくりからだ!じゃあ三人共・・・五人共この建物の周りを走れ!」

 

そう言ってパァンと手を打ち鳴らす。

 

それと共に軽く走り出すロビンとギン、遅れてモネが二人に続いて走り出しオルガとシュガーは明らかに"えー"という顔つきをしている。

 

「よし、じゃあ一位になったら今日の夕食は好きなものを作ってやる」

 

仕方ないのでそうハッパをかけてやれば

 

「肉!それも分厚いやつがいいさね!!」

 

「ふわふわたんぽぽオムライス!!」

 

そう叫んで先に行った三人に続いて走り出す二人。

 

二人とも単純だなぁと思いながらその背を見送るとその場にあぐらをかいて座り込む。

 

すると建物内からドタドタと誰かが走ってくる足音。

 

何事だ?とそちらに顔をやればルーク医師、Dr.インディゴ、アシエ博士の三人が紙束を片手にこちらに走って来たのだった。

 

「三人共どうかしましたか?」

 

そう声をかけると三人は膝に手をつき呼吸を整えて捲し立てる

 

「クリークくん!やっとだ!やっと目処がたったんだ!!」

 

「落ち着けルーク、それではわからないダロウ」

 

「クリーク君!珀鉛病の治療の目処が立ったんだ!これを見てくれ!!」

 

そう言って手に持った紙をバサリと広げるアシエ博士。

 

因みに彼はあの激太りしていた姿が嘘のようにスラリとした昔の肉体に戻っている。

 

これは珀鉛の研究過程で彼が作り出した"スリムメタル"なる脂肪を急速燃焼させる不思議金属を精錬し自分に投与したからである。

 

"アルケミダイエット"なる言葉を掲げてこちらに持ってきたがアルケミの名がどんなのを引きつけるかわからない為その名称は却下しなんの変哲もない"スリムメタル"なる名前にしてもらった。

 

そして彼らが口々に言う言葉を纏めれば

 

ピュアゴールドで珀鉛病の進行を止める、まずこれが第一段階。

 

次にメルヴィユに生息する進化を促す薬草、“I.Q"を原料としDr.インディゴが作り出したI薬を投与、珀鉛に対して体にある程度の耐性を持たせる、これが第二段階。

 

そして第三段階でアシエ博士が基礎理論を完成させた珀鉛を吸収する金属を投与し最終段階で集まった体の一部に凝縮した珀鉛を一部臓器ごと摘出、というものらしい。

 

「臓器を一部摘出しなければならないが今できる方法としてはこれが精一杯でね・・・」

 

「仕方あるまい、背に腹は変えられないカラナ」

 

「早ければ半年以内に投与を開始できる見込みさ、とりあえずまずは材料を揃えないといけないがね」

 

「気を落とさないで下さいルーク医師、これで珀鉛病の患者達に光明が見えたんです!三人共お疲れ様です!必要な物資は直ぐに手配するので後でリストに纏めて下さい!」

 

人材を、資材を、お金を集めた甲斐があった。

 

良かった、これで多くの人が救える、ルーク医師も奥さんのレモさんも、フレバンスの連れ出した他の大人達も、シュガーと歳が近いこともありとても仲が良いラミちゃん含む子供達もその面倒を見ているシスターも。

 

「良かった・・・本当に良かった・・・」

 

そう考えながら走らせた五人を忘れて急いで研究室に向かい詳しい話を聞く。

 

そうして五人を走らせていた事を思い出した時は既に夕方、様子を見にいけば息も絶え絶えとなり倒れ込む五人がおり平謝りしつつそれぞれの大好物を作る羽目になったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 




珀鉛病に治療の目処が立ちました、代償として"今のところは"一部臓器の摘出があります。

現在小説の改訂を進める予定ですが数話程を纏める形で考えています。詳しくは作者報告の方にご意見お願いします。

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  • 改訂は問題ないが纏める必要は無い

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