ファウス島へレッツラゴー、道中で違法海賊船かは面白いものを手に入れたようです。
休暇をもらって数日、道中で違法海賊を捕縛したり船を沈めたりしつつクリークの姿はファウス島にあった。
道中で面白いものも手に入ったがそれも後で調べないとな。
このファウス島では主にフレバンスから国外脱出した珀鉛病の患者達が治療を受けており、新たに天才外科医、ドクトル・ホグバックが加わったことにより治療計画は加速、この頃にはあと数名の手術を残すのみとなっていた。
この島は元々海軍支部があるだけで周りには何も無かった所をクリークが目をつけ、珀鉛病の治療にあたって世間の誤解もある事だから無用な騒ぎを起こさぬよう何も無い所に治療施設を建てたのが始まりである。
なのでこの島にいる人間は海軍支部を除けば、まずドクトル・ホグバック含む治療チームである天才科学者のDr.インディゴ、金属学者のアシエ博士、珀鉛病の患者でありながら陣頭指揮をとるトラファルガー・ルーク医師。
それから彼等から医学、薬学を学んでいるモネ、彼女の妹であるシュガー、アシエ博士の娘であるオルガ、それから現在はクリークの副官であるが念のためにという事でファウス島で留守番をしていたギンや同じく海兵であるシグマ。
そして未だに昏睡から目覚めぬコラソンことドンキホーテ・ロシナンテなどである。
「そうか、未だに目は覚めないか・・・」
クリークはトラファルガー・ルークから経過報告を聞き残念がる。
「えぇ、ホグバック殿にも診てもらったのですが原因は不明で完全にお手上げです、ひょっとしたら脳にダメージが行ってるかもしれないとも・・・」
色々手を尽くしたのだろう、ルークも困ったような顔で両手を持ち上げて見せる。
「そうなると厄介だな・・・かと言って原因が分からない状態で手術というわけにもいかんし・・・」
「ルーク先生、クリークさん、いつだったか話してた"オペオペの実"とかいうのなら可能なんじゃない?」
と、横で聞いていたルークの助手を務めるモネがそう尋ねるも
「・・・あれ多分ルーク先生の息子であるロー君が食べてる可能性高いんですよね、しかも残念ながらまだ居場所が掴めてないですし」
ここで少しオペオペの実について説明しておこう。
詳細を省くがオペオペの実は特殊な空間を発生させ、空間内の生物・物体を自在に改造できる能力である。
自らの命と引き換えに、“永遠の命”を与える不老手術を施すことができるなどの能力もあるがそれは一旦おいておく。
原作においてこの実の能力者であったローは、自身の周辺に“ROOM(ルーム)”と呼ばれる球状の特殊なサークルを展開、その内部に存在するあらゆるものを自由自在に取り扱う事ができる"改造自在人間"となっていた。
例えるなら”ROOM"はそれそのものが手術室、それを展開するローは執刀医、それ以外の”ROOM"内に存在する全ては手術台の上の患者となる。
この”ROOM"の空間内がローの能力が直接影響を及ぼす範囲であり、肉体だけでなく精神に影響を及ぼす事も可能であり切断、接合、移動、交換、調査等々自分の思うままにあらゆる処置を施す事ができるワンピースに出てくる悪魔の実の中でもかなり万能な能力である。
最もこの能力を最大限生かすためには能力者本人が人体に精通している必要があるが。
「あぁ、言っていましたね。まぁクリーク殿の話を聞く限りあの実は医学知識があるものが食べた方が有効らしいですからまぁローなら役立てる事は可能だと思いますが・・・」
と、ローの事を知っているからこそそう溢すルークと
「そうかー、居場所が分からないならどうしようもないか・・・」
顎に人差し指を当て考えこむモネ
「そう言えば彼女・・・モネの様子はどうですか?」
そんなしんみりとした雰囲気にクリークは話題を変えるべくモネの様子について聞けば
「本人を前にして言うのも何ですがかなりの腕だと思いますよ?
私の知識もそうですがホグバック殿にも師事してますしドクターインディゴから薬学についても習っているようですし。
実技も私の代わりに診察を行ったり、ホグバック殿と一緒に手術の執刀に助手としてついたりと今の所問題は無さそうですね」
とルークはかなりのベタ褒め具合でありモネはそれに対していやぁ、と言わんばかりに頭を押さえて照れていたのだった。
原作開始九年前
モネ19歳
シュガー11歳
オルガ13歳(書類上)200歳前後(実年齢)
モネは順調に育っています、シュガーやオルガはどうしようかな
原作突入後の描写について、現在原作が始まった事により麦わら一味の描写が多くなっていますがそれについてのアンケートを行います
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麦わらメイン(原作のに近く変化がわかる)
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クリークメイン(傍観者、クリーク主人公)
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二つの視点(麦わら視点とクリーク視点)