航海への出発前日、サカズキ、ボルサリーノ、クザンの三人が壮行会を開いてくれるとの事でサカズキの家へ集合となった
「お邪魔します」
「あ、クリーク様、今準備してますのでこちらでお待ちください。」
そう言って出迎えてくれたのはステラさん。
ステラさんは俺がシャボンディ諸島へ行った時に偶々ヒューマンショップで売られているのを見つけてしまい悩みに悩んだ挙句闇夜に乗じて解放してしまったのである。
そして解放したのはいいものの天竜人に見つかったらマズイどころの騒ぎじゃないし、かと言って匿っておけるような拠点もないので当時一緒に来ていたサカズキに相談した所、マリンフォードなら早々見つかる心配も無いだろうし歩けなくなってしまい車椅子で生活するようになったサクラさんの介助その他をやってもらう、という事でサカズキの家で住み込みの家政婦として働いてもらう事になったのである。
「あ、これ差し入れですんでサクラさんと一緒に食べてください」
そう言って来る途中に買った甘味が入った袋を渡し部屋に通されると
「おぅ、早かったのぅ」
同期の筈なのについこの前中将に昇進した同期であるサカズキがお猪口片手に手を挙げた。
「おぅ、ボルサリーノとクザンは?」
「クザンが遅れそうじゃけぇのぅ、ボルサリーノのやつに迎えに行かせとるわい、それよりか悪魔の実を手に入れたっちゅうんは本当か?」
流石耳が早いな
「あぁ、あんたらみたいなロギア系じゃなくてゾオン系だけどな」
「ほぅ、悪魔の実っちゅうてもピンキリじゃからのぅ。能力者にはならんのかぃ?」
「あぁ、紹介するよ、カフウ!」
そう呼び腕を前に伸ばすとバサリと一羽の鷲が止まった。
「トリトリの実を食った武器、カフウだ。」
「悪魔の実を食った武器?ようわからんが元となった武器の能力を持った鳥という理解でええのか?」
「あーうん、それでも構わないと思うが」
「へェ〜それが噂の悪魔武器とやらねェ〜」
「センパイもおかしな発想するねぇ、物に悪魔の実の能力を宿らせるなんてさぁ」
二つの声がかけられたのでそちらを見やるとサカズキと同じくついこの前中将に昇進したボルサリーノとクザンの二人が来たところであった。
「個人的にコスパが合いそうにないがな。」
「パラミシアとかを混ぜるとどうなるんじゃ?」
「流石にやってみないとわからないがその特性を待った武器になるんじゃないか?」
「ロギアであっても同じ事かもしれないねェ〜」
「そもそもゾオン以外でも大丈夫なもんなんですか、センパイ?」
「その辺りは何とも言えないのよなぁ、今回の件だって偶々上手く行っただけだろうし同じようにやってまた成功するという保証は無いな」
「二つ食わせるとどうなるんじゃ?やはり爆発か?」
「人間が二つ食べると爆発するとかいうのは聞いたなぁ」
「一つでもリスクがあるのに二つも食べたらそりゃあねェ・・・」
と、そのように話していると家政婦のステラさんが準備が出来ましたよ、と呼びにきたので一旦話を切り上げ向かう事にする。
美味い食事に舌鼓を打ちながらも他愛もない話をしながら食事を終え、それぞれグラスを片手に昨今の情勢などを話し合う。
そしてそこに
「所で話は変わるが…世界政府は一体どこまで信用できるんだ?」
爆弾をぶち込んだ。
「クリーク、ここじゃからえぇもんをあんま他所で言わん方がえぇぞ」
「まァ、確かに信用できない所はあるけどねェ〜」
「急にセンパイらしくない真面目な話なんて熱でもあるんじゃないの?」
しゃらっぷクザン。
「いやなぁちょっと気になって調べたんだがな…」
そう言って懐から書類の束を取り出し机の上にバサリと広げる。
「出るわ出るわ、上からの圧力で手配になってたり逆に手配が消えてたり、他にもどうも怪しいのがかなりあってな」
机の上に出したそれを三人はそれぞれ手に取り難しい顔で答えた。
「わかっちゃあおる、そこまで多いとは知らんじゃったが罪があるとされる以上捕縛はせにゃならんじゃろう」
「いやぁ、その罪が作られたかもしれないって事なら実際手配された人間は罪を犯してない以上それもどうかと思うけどねぇ」
「実際何か考えでもあるのかィ?現状であれば僕はサカズキに賛成だけどねェ〜」
という答えが返ってきた。
「そうだな、例えばだ。
最近東の海で名を上げている"黄金海賊 ウーナン"彼は海賊旗を掲げているが懸賞金はかかっていない。
なおかつタチの悪い海賊共を倒して財宝を巻き上げているが一方で得た黄金以外の財貨を持ち主に返したり貧しいところに分け与えたりしている。果たして我々は彼を捕縛するべきか否か」
「捕縛すべきじゃ、もしそのタチの悪い海賊達とやらがおらんくなってみぃ、市民にその矛先が向く可能性が無いとは言い切れんじゃろう」
「ほっといてもいいんじゃない?何か法に触れてるならまだしも他の海賊達の力を削いでくれてるわけだし」
「そうだねェ、懸賞金がかかってるならまだしもまだ市民の通報も支部の報告もないなら放置でいいと思うよォ〜?」
「じゃぁ次、ゼニィという金貸しがいる。
こいつは海賊相手に金貸しをしていてそれが海賊の資金源となっている。
だが懸賞金はかかっていない。これは捕縛するべきか否か」
「捕縛じゃ、他の海賊の資金源となっちょる以上無視はできまいて」
「捕縛とまでは行かなくても何らかの注意勧告は必要じゃないかなぁ?」
「要調査だねェ、貸している海賊の種類にもよるだろうし相手がピースメインとかなら放置でいいんじゃないのォ?」
「ならば"猛牛斧 ウェットン"、こいつは多くの市民相手に略奪を繰り返してきた海賊で懸賞金がかかっていたが、数十年前に世界政府の役人に裏での献金により手配取り消しとなっており現在はルルカの町長となっている」
「捕縛するべきじゃ、略奪を繰り返してきたクズがマトモになるわけなかろう」
「懸賞金が取り消されてて尚且つ現在市長というのがネックかなぁ」
「内偵なり何なりで証拠を掴んで再手配後の捕縛かねェ〜」
「では次、"白ヒゲ"ことエドワード=ニューゲート。彼に懸賞金はかかっているが、その一方で現在は各縄張りの守護の対価としての上納金を資金源としており彼の存在により一定の治安が保たれている。彼は捕縛すべきか否か」
「捕縛じゃ、問答無用懸賞金がかかっちょるんなら是非もなし」
「放置、彼のおかげで一定の治安が保たれている以上捕縛するにしても対案が見つかってからの方がいいでしょ」
「クザンに賛成かなァ?急ぎすぎて仕損じてもことだろうしねェ〜」
「な!海賊は捕縛するべきじゃろう!」
「落ち着けサカズキ、今回はその対策を話し合いたいと思ってたんだ。まぁ聞いてくれよ。」
こうして計画の第二段階の為俺は話を始めた。
会話ばっかりだなぁ
ウーナン 劇場版ワンピースより
ゼニィ アニメオリジナル、出撃!ゼニィ海賊団より
ウェットン アニメオリジナル、虹の彼方へより
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。