起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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まぁエネルもエネルで雷のロギアですから相手にするのは結構面倒ですよね


空相違点 ドンクリークさん

コニスの父親・・・パガヤから情報を集めわかった事は

 

神様・・・役職名だがここのトップとしてガン・フォールと呼ばれる人物が君臨しているらしい。

 

別の勢力としてシャンディアと呼ばれる部族がありガン・フォールとシャンディアは反目しあっているものの何とか共存しようと話し合いを進めているらしく、シャンディアが多く見られるのでアッパーヤード・・・この空島にある大地の事だが、そこには近づかない方がいい

、と念押しをされた。

 

まぁ行くんだけども。

 

原作の空島編ではゴッド・エネルがこの国のトップとして君臨しておりガン・フォールは神の座を奪われていた。

 

シャンディアの者達もエネルとは敵対しており原作では麦わらの一味、神の軍団、シャンディアの一派と三つ巴の戦いを繰り広げていたが今回はその心配は無さそうだ。

 

原作を見る限り現在の神であるガン・フォールは穏健派のようだし可能性があるのはシャンディアの戦士達とアッパーヤードでかち合う可能性があるくらいか。

 

行動は慎重に行った方がいいな。

 

「ところでパガヤさん、ダイアルが購入できる場所に心当たりはありませんか?」

 

と一行は空島の料理に舌鼓をうちつつクリークが尋ねる。

 

「おや、青海の方はダイアルについては知らないと思ってましたが・・・」

 

「いえ、一部のものは空島の実在を知っていますから。ダイアルもたまに青海で出回る事もあるのですよ」

 

「そうだったのですか、ダイアルは色々種類はありますが何をご希望ですか?」

 

「そうですね、欲を言えばジェット・ダイアルなどが欲しいとこですが・・・」

 

と、自身の特殊装備にも使われている貝を挙げれば

 

「ジェット・ダイアルは絶滅種なので難しいですね、下位種のブレスダイアルであれば売っていますが・・・」

 

「それはどこで買えます?」

 

「えぇ、それでしたら近場にラブリー通りという繁華街がありますのでそちらがいいかと、案内は必要ですか?」

 

「いや、そこで買い物してから色々と見て回ろうと思ってます」

 

「他にも色々な種類がありますからゆっくり楽しんで行ってください」

 

「昼食ご馳走さまでした、帰るときにはまた寄らせてもらいますので、じゃあなコニスちゃん」

 

そう言って一行は大きく手を振るパガヤ親子に手を振りつつ教えられた方向に向かうのだった。

 

ラブリー通り。

 

この島唯一の繁華街と言うだけあってそこはかなり賑わっていた。

 

「あの親子もれすけどみんな羽が生えてるれすね」

 

「頭の触覚?みたいなのがあるのも一緒だな」

 

「この島の文化ですかね?他の地方がわからないのでなんとも言えないですけど」

 

早速ダイアルの買い集めといきたいとこだがここは通貨がベリーではなくエクストル。

 

ベリーは入国料の記憶もあり割と多めに持ってきたものの金が無いのでまずはとある適当な店主と交渉して軒下を借りると下から持ってきたものを色々と広げて

 

「さー!寄ってらっしゃい見てらっしゃい!とても珍しい青海の品だよ!鉄に木材、ガラスに服に装飾品!今ならお買い得だよ!!」

 

そう声を張り上げ空島に無さそうな物を売り捌く。

 

物珍しさもあってか露店は大盛況、品物はどんどんと売れていきクリークは纏まった金を入手した。

 

ある程度まとまった額をひーふーみーと数えているとテゾーロの

 

「なぁ、わざわざこんなことしなくても持ってきたベリーを両替すればよかったんじゃないか?」

 

との言葉にハッとなり

 

「・・・あれだ、ちーきじゅーみんとのコミュニケーションとかなんとかそんな感じで」

 

しどろもどろに答えるクリークに

 

「まぁいいけどさ・・・で、ダイアルとやらを買うんだろ?」

 

「あぁ、それぞれにわける手分けして色々と集めてきてくれ、俺はあっちから回るからテゾーロは向こうから、ギンは町の人に色々とアッパーヤードについて聞いてきてくれ、子供の方が警戒は薄いだろう。」

 

「わかった」

 

「了解だ、ボス」

 

「よし、じゃあ1時間後を目安にまたここで落ち合おう、では解散!」

 

その声に3人はそれぞれ別の方向へ歩みを進めるのだった。

 

 

 

 




エネルがまだ来ていないので多少の独自設定がありますのでご注意願います。

原作突入後の描写について、現在原作が始まった事により麦わら一味の描写が多くなっていますがそれについてのアンケートを行います

  • 麦わらメイン(原作のに近く変化がわかる)
  • クリークメイン(傍観者、クリーク主人公)
  • 二つの視点(麦わら視点とクリーク視点)

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