前回のあらすじ
ダイアルをたくさん買った
雲でできた川を進みつつ情報を纏める。
パガヤ親子も言ってたしギンが集めた情報でもアッパーヤード行きは勧められてなかった。
アッパーヤード。
基本的にこの空島には島雲と呼ばれる種類の雲を大地としており空島には地面・・・土が存在していない。
故に空島の人間は土・・・"ヴァース"と呼び神聖視しており崇めている。
しかし例外がある。
それが"神の島(アッパーヤード)"
遥か昔、何百年前だったかに青海・・・下の海から突き上げる海流(ノックアップストリーム)によって島ごと吹き飛ばされたとある島の一部である。
当時の空島の人間はそれを崇め、聖地とするべくそれを奪った。
当時その島に住んでおり、奪われた者達の子孫がシャンディアでありそれ故にシャンディアは故郷を奪われたとして敵対をしていた。
最も今のトップであるガン・フォールはシャンディアのトップと話し合いにて融和策を練っている模様であるが。
それ故にアッパーヤードにはシャンディアの融和策に賛成せずに先走った者達・・・特に若者が出没する事があるのであまり空島の人間はアッパーヤードに近づこうとしない。
とは言え実際アッパーヤードに用事があるので止められたとしても行くのだけれども。
「しかしこうやって見ると本当に下から飛んできたのか?成長具合がおかしいだろ」
明らかに異常な島の外観を見てそう言うのはテゾーロ。
「あれだ、空島にある特有の成分が木々の成長に関与しているとかなんとか」
とりあず島に入り船を繋いでおき3人で島に・・・どうするかな船番誰か任せた方がいいかな?
「なぁ、船番誰か任せた方がいいか?」
「おれが見ときましょうか?」
「とりあえず目的地は何処なんだ?黄金を取りに行くとしか聞いてないが」
「目的地としては遺跡だな、大体島の中央あたりだな」
そう言って大雑把だが島のだいたいの形を記した地図を広げ指を指す
「ふむ、現在地がここなら結構距離があるな。メンバーとしてはお前は当然としておれの能力が必要なんだったか?」
「あぁ、まぁ船盗る奴がそうそう居るとは思わねぇが・・・」
「ボス、やっぱおれが残りますよ。買ったダイアルなんかもある事ですし・・・」
「すまんな、とりあえずさっさと用事を済まして戻ってくるから少し待っててくれ。
そうだな、カフウとコットンもギンと共にいてくれるか?」
そう言ってギンとコットン、カフウに荷物と船の番を任せクリークとテゾーロは海沿いに向かうのであった。
幸いにも早めに海沿いにてシグマと合流し森の中に周囲を警戒しながら進む。
とりあえず警戒するのは偶に出没するというシャンディアの人間。
次に神兵の面々、まぁエネル一行が来てない以上今いるのはガン・フォールの部下であるが黄金をパクリに来た以上会わない方が得策だろう。
そして何よりもいの一番に警戒するべきなのは原作にも登場した超絶でっかい蛇・・・ヌシだっけ?
あれを相手にするのは流石に面倒だしな・・・
とりあえず計画としてはスニーキングミッションである。
遺跡にあった筈の黄金を適当にぱくってくるというのが今回の目的であるからあまり戦闘はやりたくない。
「しっかし本当に凄いなこの森は・・・これ見ろよクリーク、遺跡とか完全に飲み込まれてやがるぞ?」
目的地に向かって歩くシグマの背に乗ったテゾーロが物珍しげに周囲を見回りつつ言うのを聞きつつそんな風景を見て
「うーむ、ロビン連れてきてやりたかったなー」
「確かお前が昔保護していたオハラの生き残りだったか?」
「あぁ、考古学者志望でな。これを見たら喜びそうだと思ってな」
「なら写真撮っておけばいいんじゃないか?カメコ(映像電伝虫の一種、写真を撮る事が可能)は持ってきてないのか?」
それがあったなと、思いつつ道中の遺跡を撮影しつつ二人は遺跡へと向かうのであった。
全員で行くつもりだったが流石に船番無しというのは無警戒すぎると思ったのでギンとコットンは留守番で。
原作突入後の描写について、現在原作が始まった事により麦わら一味の描写が多くなっていますがそれについてのアンケートを行います
-
麦わらメイン(原作のに近く変化がわかる)
-
クリークメイン(傍観者、クリーク主人公)
-
二つの視点(麦わら視点とクリーク視点)