「ん?エターナルポースが流れてきただと?」
ファウス島を出て数ヶ月、クリークの姿はグランドライン前半部にあった。
食事の後クリークがフィーネ・イゼッタ号の自室にて航海日誌を書いているとギンからそんな報告が。
「どれ、見せてみろ」
と、流れ着いたというエターナルポースを受け取ってしげしげと眺めれば
「くりーく、それって確か島の方向を指し示すコンパスだったれすよね?何処の島れすか?」
と机の上で武器を手入れする手を止めて尋ねるコットン。
「あぁ、オマツリ島とあるが・・・聞いた事無い島だな」
「一緒に手紙のようなものもありましたがこの文言が引っかかって・・・」
そう言ってギンが差し出した紙を受け取ればそれには地図と一緒に記された一文
「貴方がもし、海賊の中の海賊の中の海賊の中の海賊ならば、信頼する仲間を連れてこの島を訪れると良い・・・
海賊を誘き寄せて何しようってんだ?」
海賊万博の方は十年以上前から開催してないし、例の数年に一度の馬鹿騒ぎもまだ時期じゃ無い筈だ。
となると賞金稼ぎの罠か若しくは本当に海賊向けの施設という可能性か。
リゾートスパに世界の美女との琥珀色の夜、満漢全席に旨い酒・・・海賊なら簡単に引っかかりそうな文言があるのも気になる。
「で、どうします?ボス」
「公認であれ非合法であれ海賊が集まってる可能性がある以上は見過ごせんな。
ブリッジに伝えろ、進路変更、オマツリ島とやらに舵をとれ」
了解、とギンはエターナルポースを手にブリッジに、クリークは"お祭り島れすかー、きっとお祭りをいっぱいやってる島れすね!面白そうれす!!"と、これから行く島に夢を馳せるコットンの言葉をBGMに何か引っかかりを覚えながら航海日誌の続きを記すのだった。
そして数日程するとエターナルポースが指し示した島に到着、だがその島は宣伝文句とは裏腹に
「お祭りやってないれす・・・」
しょぼんとしたコットンと鬱蒼としたジャングルが生い茂るなんの変哲もない島だった。
「航海士チーム!間違い無くこの島か!?」
「はい!ギン大尉、エターナルポースは間違いなくこの島を差し示しています!」
ギンの質問に断言する航海士チーム。
まぁ彼等も長くこの部隊にいるのだから今更間違えるとは思えんしな。
「ギン、何人か連れて先行してこい。
流石にこうもジャングルが生い茂ってると外観だけじゃわからん。
何かあれば電伝虫に連絡を寄越してくれ。
あまり大人数で行くと誰かいた場合警戒される恐れもあるな、この島に来ているのは先行メンバーだけという事にしておけ。」
ギンはその言葉に頷くと10名程を選抜、準備を行うとジャングルに分け入って行くのであった。
一時間ほどすれば先行させたギン達が戻ってきた。
「すいません、海軍だからと追い返されました・・・」
まぁ海賊集めてるところに海軍が正面から行っても追い返されるわな
「で、どうだった。首謀者は?奥はどうなっていた?」
「おれ達を出迎えたのはオマツリ男爵と名乗る男でした。
森の奥は多くの建物がまるで隠すかのように立ち並んでおり、住民はオマツリ男爵という男以外全て特徴的な頭部をしていました」
「特徴的な頭部?というかオマツリ男爵・・・?」
「まるで植物のようなものが頭に生えていました、因果関係は不明ですが。」
「オマツリ島にオマツリ男爵・・・どっかで聞いたような・・・あ」
あったな、劇場版でそんなのが。
とは言え細かい事は覚えて無い、麦わら一味が拾うんだったか届くんだったかで手紙とエターナルポースを手に入れたんだったか?
そして着いた先で様々な試練を与えられ、オマツリ男爵の策謀で不協和音を与えられ仲違いさせられていた筈だ。
えーと、山頂にあった変なの・・・確かそれが男爵の力の源泉だった筈。
その力でかつて死んだ仲間達を蘇らせていたな。
そしてその代償として生贄が必要で強い海賊を集めていたんだったか。
ふーむ、となると手は二つ。
海賊のフリをして潜入し試練とやらを受けて情報を探るか、秘密裏に潜入しさっさと親玉を捕縛するか。
とりあえず情報が必要だな、大義名分があれば部隊で踏み込む事も可能な筈だ。
そう考えクリークは一旦計画を立てる為に全員でフィーネ・イゼッタ号に戻るのであった。
というわけでまずは劇場版ワンピース"オマツリ男爵と秘密の島"です。
私はこの話は学生の頃に一度見たきりで苦手意識を植え付けられたのでこれまで見てなかったのですよねー
今回この話を書くにあたって意を決して見直しましたが不気味とかトラウマ云々は置いといても突っ込みどころが色々と・・・
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。