起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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なんだかんだでクローバー博士と話し合い

そして何がおこるか(おこったか)


考古学者 ドンクリーク

「はじめましてクローバー博士、海軍本部大佐クリークです」

 

敵意はないよー、別に捕らえにきたわけじゃないよーと言う意図を込めて右手を差し出す。

 

「はじめましてクリーク殿、考古学者をしておるクローバーじゃ」

 

クローバー博士も右手を出しお互い握手をする。

 

「どうも、お噂はかねがね伺っております。お会いできて光栄です」

 

「いやいや、ただの年寄りの趣味じゃよ、所で海軍本部の大佐殿が何故わざわざこんなとこに?」

 

「いえ、今回は少しお話にきただけですよ、ニコ=オルビアと言う名の女性をご存知で?」

 

「おかあさんのなまえ…?」

 

横で話を聞いてたロビンがそう反応しクローバー博士はしまった、という表情を見せる。

 

「お母さん…ロビンちゃんはニコ=オルビアの娘さんなのかな?」

 

しゃがんでからロビンにそう聞く、まぁ知ってるんだけども。

 

「うん、わたしがちいさいころにしごとでうみにでてそれっきりなの…」

 

「そっか、一人で偉いなロビンちゃんは」

 

と頭をポンポンと撫でる。

 

「クリーク殿、場所を変えませぬか?折角の客人じゃしお茶ぐらいなら出しますぞ?」

 

「そうですか、ではお言葉に甘えさせてもらいます」

 

そう言って立ち上がりクローバー博士に着いて行く。ロビンも着いて行こうとしたが

 

「ロビン、お前はここで待ってなさい」

 

「え、でもおかあさんのことわたしもしりたい…」

 

「大事な話なんじゃ、頼むから大人しく待っておいてくれるな?」

 

強く念押しするようにロビンに言いつけてそのまま案内を再開、そうして通されたのは周りに本棚があり書斎のような場所。

 

「良かったのですか?」

 

「何の話じゃ、それよりも先程も聞いたが何の用でマリージョアからこんなところに?」

 

「先程も聞きましたがニコ=オルビアと言う女性を知っていますか?」

 

「…考古学者としてここに所属していたが4年程前に歴史探索の為、海に出てそれきりじゃがそれがどうかしたのか?」

 

「ではただ歴史の探索で海に出ただけで"歴史の本文"を探しに海に出たのでは無い、と?」

 

「"歴史の本文"の解読は政府が禁じておる、用事はそれだけかの?」

 

「いえ、実はこの"英知の樹"にて古代文字の解読が行われているという疑惑がありましてね」

 

「何の事じゃ?疑惑があるならここを調べればよかろう」

 

「…本当に調べてもよろしいので?例えば博士、"歴史の本文"解読の研究、その痕跡があったとしましょう。その場合ここはどうなると思いますか?」

 

「ここの学者達は良くても投獄、普通ならば死刑じゃろう、そして研究結果が表に出る事はないじゃろう」

 

「…万が一、の話ですが本当にそれだけで済むと思いますか?

 

この考古学の聖地、オハラでの古代文字の解読を世界政府が本当に考古学者達の身命だけで済ませるとお思いですか?」

 

「どう言う意味じゃ?わしらがもし、万が一そのような事をやっていたとしてわしらが捕縛されるだけじゃろう」

 

クローバー博士、俺だから言えるけど実際にはそれで済まなかったんだよ…

 

「例えば、の話ですがクローバー博士。この英知の樹には地下室があり、そこには"歴史の本文"があって、ここの科学者達は夜な夜なその解読を行なってるとしましょう」

 

「!!…じゃからそのような事は行っておらんと言っておろう」

 

まぁ、ちゃんと調べたから間違いないのだけども

 

「"例えば"と言った筈ですよクローバー博士。

 

話を続けます、解読が進んで空白の百年についての解明がなされたとします、そしてそれが世界政府によってバレました。その場合それに関わった学者達が無事に済むと思いますか?」

 

「まぁ無事では済まんだろうな、何が言いたいんじゃ…?」

 

「これはあくまでオハラがそこまで行き着いた場合の話ですが、そのような事になれば世界政府は海軍に対して"バスターコール"の発動を要請するでしょう、まぁ予想ですが可能性は高いです」

 

「な……!じゃ、じゃが過去にそのような研究を行なっているのが発見された時投獄、死罪はあり得ても"バスターコール"の発動なぞあり得んかった、お主の予想でしかなかろう!」

 

予想というか実際そうなったのだが…まぁ俺とあと1人しか知らない事だけども。

 

「オハラだから、ですよクローバー博士。

 

貴方が先程無関係だと言ったニコ=オルビア、彼女のように歴史探索の名の下"歴史の本文"を探す者は大勢いた、そしてそういう者達を捕縛する度に政府はオハラとの関係を探してきた。

 

…何故かわかりますか?」

 

「…ここの学者達を全員捕らえて空白の百年を探ればこうなるという見せしめを行う為じゃろうな、此処が考古学の聖地という事ゆえにな」

 

 

「言っておきますが学者達だけでは済みません、知り得た人間、知り得る人間、知らない人間それらを考慮せず口封じのため、再び解読されぬように、知ろうとすればこうなるぞという見せしめの為殺されるでしょう。

 

その為の"バスターコール"そして発動された暁には学者達だけでは済みません、この島に住まう人も、この英知の樹も、世界中から集められた資料も、そして島そのものも焼き尽くし地図から消されるでしょう」

 

「愚かじゃ!それに世界政府はそこまでやるか!!

 

そして海軍はそれに加担して学者達だけでは無く民間人も!それに各国から集められた人類の叡智を何の感慨もなく消し尽くすというか!!」

 

激昂したかのようなクローバー博士。ただ海軍は組織である以上たとえ気がすすまなくてもねぇ…

 

「まぁ、命令とあれば仕方がないでしょうね。

 

世界政府は我々海軍の上にいますし古代兵器復活の可能性とあれば座したままというわけにも行きますまい」

 

まぁ、一度命令があれば拒否しますーというわけにはいかないので・・・

 

「な!我々はそんな事など・・・研究しているものとて古代兵器復活など考えておらんかもしれぬじゃろう!」

 

「考えているいないは関係ないのですよクローバー博士、解読がなされたとすれば古代兵器復活を目論む勢力は絶対に出てきます。

 

例え解読した本人が歴史を紐解く為にと研究しても、武器として転用する輩は絶対に出てくるのですよ。古代文字に限らずどのような研究であってもね…」

 

鉄条網やダイナマイト、飛行機などが良い例だろう。軍事技術として研究、開発されてなくても利用可能なら転用されるのが世の定め、ちょっと違うかもしれんが

 

「というわけでクローバー博士、私は今回忠告にきたのです。

 

まぁ"解読なんて行なっていない"とは思いますが、"解読を行なっていた場合"貴方を含む考古学者達の身命だけでなくこの島そのものを巻き込みかねないという事は覚えておいてください、もしそんな事になっても私は関知しませんので。

 

では御機嫌ようクローバー博士、そんな事にならないよう私は祈っていますよ」

 

そう言って席を立つ。

 

頼むからこれで思いとどまってくれよクローバー博士、じゃないと原作での惨劇が行われるんだからな…

 

 

 

 




戦争は技術のカンフル剤とは言うが便利な技術は必ず兵器へとされてしまうのですよね…

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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