原作開始3年前へと移行、そろそろ原作開始も近いですかねー
"ポートガス・D・エース"
"火拳"の異名を持ち、希少なロギア系である"メラメラの実"の能力者。
スペード海賊団の船長であり、そして現在の懸賞金額"一億五千万ベリー"とかなりの高額賞金首である。
原作では長らく空席であった白ひげ海賊団二番隊隊長に就任しておりその懸賞金額は"五億五千万ベリー"
現在の主な罪状は"海賊旗の掲揚"、"海軍への被害"、"食い逃げ"などである、他にも襲われた、と称する商人や一般民衆などの報告もあるがこれはかなり怪しい報告であるが。
まぁ海軍への被害という点は置いておくが、それだけであれば特に懸賞金額は億越えとまではいかなかっただろう。
しかし炎のロギアという事で世界政府は危険視、よって懸賞金はかなりの高額になっていた。
そしてエースは原作の主人公である"モンキー・D・ルフィ"の義兄弟にしてかの大海賊"ゴールド・ロジャー"の実の息子でもある。
本来であれば海賊王の血縁という事で処刑は免れなかったであろうが彼の母親は本来十月十日で産む所をその精神力だけで実に20月の間胎内にエースを隠し続けたのだ。
最もこの事実を知っているのはごく少数、海軍元帥であるセンゴクや海軍中将でありかの海賊王とも交流があった"モンキー・D・ガープ"などである。
最初に原作で出てきたのはアラバスタ編、そこで麦わらの一味の逃亡を助けたり、バロック・ワークスの下部組織を纏めて倒したりという活躍を見せた。
単に弟に会いに来たというのもあるが、彼が新世界の白ひげ海賊団を離れて前半部に来ていたのは白ひげの船にて仲間殺しを行った部下の黒ひげこと"マーシャル・D・ティーチ"を追っていたからである。
白ひげ本人からは止められたもののケジメはつけるべきだと強く主張しティーチを探し回っていたのだった。
そしてそれより後でバナロ島にてエースとティーチの一騎打ちが行われエースは敗北、そして原作でも重要なファクターとなっていた"頂上戦争編"へと続いたのであった。
頂上戦争編では海軍も、そして白ひげという抑止力を無くした為に海賊が暴れ、一般の民衆も大きな打撃を受けた。
ならば将来の災いを断つ為には根本的にやる必要があるだろう、その為の今回の策である。
エースの七武海勧誘については口を濁していたができればこの勧誘に乗って欲しいと思っているのだろう、なんの後ろ盾も無い海賊であるより地位があった方が有用だからだろう。
ま、二人の詳しい心境はわからないがここで勧誘が成功すれば大きく原作を変える事が出来るので是非成功させたい所だ。
最もこの世界では誰かさんのホラのせいでティーチが可哀想な事になっている為エースの勧誘が失敗したとて原作通りになるとは限らないが。
「クリーク中将、アイツ本当に勧誘に乗りますかね?」
「何だ、反対か?イスカ少佐」
「いや、別に反対ってわけじゃないですよ?アイツがグランドラインに入ってからずっと追いかけてますが悪人とは思えないですし…」
そう言うのは腰に帯剣して赤い海軍マークの入ったコートを羽織った赤髪の女性。
"釘打ち"の異名を持ち、海軍本部少佐の肩書を持つイスカと言う名を持つその女性は数年前にクリークが火災から助けた少女だ。
イスカはアスカ島にて鍛錬を完遂した後に海軍本部独立遊撃隊に所属、主にグランドライン前半部にて巡回を行なっていたが希少なロギア系の海賊として要注意するべきと進言、エースの専任としてずっと彼を追いかけ回していたのだった。
そんな時にこのエースに対する七武海勧誘、これ以上の人材は無いだろうと判断しイスカにそれを伝えれば彼女は大喜びで是非とも勧誘すべき!とこちらを急かしてきた。
「ならば勧誘するだけでもありだろう、奴がこの話を受けるにしろ受けないにしろな」
とは言え公認海賊への申請もしていないし、そうそう人の言う事を聞くタマでも無いから簡単にはいかないだろうと考え予めシャボンディ諸島に遊撃隊で包囲網を敷いてある。
幸いにもエースの行方は騒ぎを辿ればだいたい行き着く、現在コーティング作業を行なっている"ピース・オブ・スパディル号"も秘密裏に探り把握してある。
そしてエース以外の"マスクド・デュース"や"スカル"、"ミハール"といったスペード海賊団のメインメンバーの所在も常に見張りをつけて把握している。
いざとなればこの話を受けるまで完全包囲でシャボンディから出さないようにしてやる…
何か最後小物くさいな…
原作突入後の描写について、現在原作が始まった事により麦わら一味の描写が多くなっていますがそれについてのアンケートを行います
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麦わらメイン(原作のに近く変化がわかる)
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クリークメイン(傍観者、クリーク主人公)
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二つの視点(麦わら視点とクリーク視点)