などと供述しており
そしてスタンピード観てきました
ふふふ24年後を待ってろよぉバレットぉ…、でも戦う場合あの悪魔の実が必須になるんだよなぁ…
あれ?バレットが海軍に捕まったのが23年前という事は原作から21年前になるからワンチャンクリークvsバレットいけるか?
クローバー博士との話を終えた帰り際、ロビンが"お母さんの事教えて!!"と詰め寄ってきた。
流石にこれは話さない方がいいだろうと思ったが、やっと掴んだ手がかりだからか全く引く様子はなかったので場所を移してオルビアの現状を話して聞かせる。
勿論話を聞いたロビンは何故なのか、何とかする方法は無いのかと詰め寄り、しどろもどろになりながらも方法としては今はまだ懸賞金は懸かってないのでその前にオルビア本人を探し出して説得するぐらいしか現状では方法が無いだろうという事を話した。
話してしまった。
そしてその結果、帰り道にて
「つれてって!!」
「ダメだ、君はまだ幼いし周りの人も心配するだろう?」
「まわりがゆるせばつれてってくれるの?」
「いや、我々は海軍だから民間人をずっと船に乗せるわけにも」
「おかあさんをとめなきゃいけないの!いいからわたしもつれてって!!」
連れて行ってコールが鳴り響いた
理知的でしっかりした大人しい子だと思ってたが…母親への想いが強いのか随分と年相応になってるというか何というか…
「…わかった、じゃあクローバー博士が同行を許すのならば一緒に連れてってあげるよ」
これで大丈夫だろう、直接話したクローバー博士だからこそこちらにいい印象は持っていない筈。
考古学者の皆もロビンを大切に思っているだろうし許しが出る筈も無いだろうからこう言っておけば諦めるだろう。
「はかせのきょかがあればいいんだね!わかった!」
「明日の朝には発つのでそれまでに説得できなければ諦めてくれ」
図書館の方へ走っていくロビンの背中を見ながらそう声をかける。
ごめんよ幼女ロビン、クローバー博士が許す事は無いとわかってるが大人はズルいものなんだ。
しっかりした子とは言え君はまだ幼いしちゃんと原作みたいな考古学者になって主人公達を手助けして欲しい。
オハラの事件がおこらなかったとしてその代わりに麦わら一味に入るようにはこちらから誘導しなければならないが…まぁサンジの件も含めてこちらで上手く動くしかないか。
しかしオルビアを助ける方法かぁ…
船への道すがら考える
まずどこにいるかがわからないからなぁ、レッドラインの向こう側である東の海、南の海にはいないだろう。
ここからカームベルト、グランドライン後半の新世界を横断でもしない限り北の海でも無いだろう。
となるとこの西の海かリヴァースマウンテンを越えてグランドラインに入っているかの2つに1つ
・・・いや、原作ではここに流れ着いたサウロは階級は忘れたけども確か本部の人間だったな、面識はないが遠目でそれらしき巨人はマリージョアで見た事がある。
となるとオルビアが居るのはグランドラインの可能性が高いか?
だがまぁ見つかる可能性は低いしロビンにはオルビアの事は諦めてもらうしかないよなぁ…
「クリーク大佐!お疲れ様です!既にニ小隊帰投済みです!このまま補給を終えたら明けて午前中に出る予定です!」
「あぁ、ご苦労。予定に変更は無しだ。取り敢えず着替えさせてくれ、スーツだと首が苦しくて敵わん、それから後で大尉を艦長室へ呼んでくれ以上だ」
ネクタイを解きつつ報告を受けてそのまま艦長室へ向かう。
大尉に他言無用を言い含めた上で顛末を話し横になると気の疲れからか直ぐに寝入ってしまった。
そして次の朝
「大佐殿ぉ!お客さんですよ!起きてますかぁ!大佐殿ぉ!」
ドンドンドンと扉を叩く音で目を覚ます。
お客さん?クローバー博士が苦情でも言いに来たのか・・・?
などと思いながら欠伸を噛み殺して甲板に上がり船縁まで来ると
浜にクローバー博士と数名の学者と思しき者達、そして背中と両手に荷物を提げて顔をキラッキラさせた幼女がいた。
…え?その様子に一瞬固まるも直ぐに浜に飛び降り同行していた博士に小声で話しかける
「クローバー博士、一体どういう事でしょうか…」
「どういう事も何もクリーク殿、あなたがこの子の母親を探してくれるとおっしゃったでな」
確かに言ったけども…
「反対ではないのですか?あの子はまだ幼い、同居している親戚の事もあるでしょう」
「…このまま置いておくのも酷じゃろう、あの家の者も快く送り出した。いい厄介払いじゃと思うたのだろう」
「ぐ…」
確かにそうだけども何で海軍を快く思ってない筈の博士が許可を出した?
「確かにあの子はまだ幼い…じゃから母親には昔から会わせてやりたいとは思うとったんじゃ」
「ぐ…貴方は我々海軍が嫌いなのでは?」
「…確かにお主の事は気に入らん、じゃが儂らではあの子を海に連れてやってやる事もできんしオルビアを探す事もできん。・・・説得する事もな」
「オルビアの事を認めてるのですか…?」
「何の事じゃ?それに一晩考えたがお主、命令を受けてここに来たわけでなかろう?」
「う…、何でその事を…」
「やはりか、お主のその言葉で確信できた」
「ぬぬぬ、流石学者…やはり頭脳戦では分が悪いか…」
「いや、頭脳戦云々の問題じゃなかろうと思うが…お主はもう少し腹の探り合いを覚えた方が良いじゃろう」
「何故わかったのですか?」
「お主ここで"歴史の本文"の研究が行われている事を確信しておったろう、しかし何故か我々を連行する事なくしかも"忠告"という形で我々の事を止めようともした。
命令できたのであれば態々そんな事せずとも捕まえてしまえばよい話じゃ、もちろん研究に関する物も押収してな」
確かにそっちの方が手っ取り早いし今回俺は命令を受けたのでは無くなんとかオハラの悲劇を回避しようかと思って個人的にここに来ただけだ。
「…わかりました、しかし彼女を船に乗せる事は反対です。
幼いのもありますし危険でしょう、もし私が悪い人間だったらどう責任をとるおつもりですか」
「あの子は幼いが聡明な子じゃ、お主が悪人かどうかぐらいわかる。
それにお主ならばあの子を守ってくれるじゃろう?」
乗せるつもりはなかったのだが…しかし自分からクローバー博士が認めたら乗せると言った以上約束を破るのは気がひけるし…
「はぁぁぁ、わかりました、彼女は我々が責任持って母親の元へ連れて行きましょう、ただ彼女の母親が捕捉できるかどうかはわかりませんが」
クローバー博士の真っ直ぐにこちらを見る眼を見て思ったが説得は無駄だろう。
「それからオルビアに会った時この手紙を渡してほしい、これで変に話がこじれる事もなかろう」
「わかりました、オルビアに逢えたなら渡しましょう」
「ではクリーク殿、ロビンの事をしかと頼みましたよ?」
そう言ってクローバー博士はニカッと笑ってみせた。
そうして船に一人、新しい同行者ができたのである
連れてく予定は無かったの、キャラが勝手に動いたの。
クリークは頭が回るわけではありませんが頑張りました、まぁ流石に相手の方が上手でしたが。
原作突入後の描写について、現在原作が始まった事により麦わら一味の描写が多くなっていますがそれについてのアンケートを行います
-
麦わらメイン(原作のに近く変化がわかる)
-
クリークメイン(傍観者、クリーク主人公)
-
二つの視点(麦わら視点とクリーク視点)