起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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ナミが海賊の事をなんでも知ってるので海賊マニア化してきてるような…


東海の魚人

「いい?順立てて説明するわよ?アンタ達はなんでグランドラインが海賊の墓場って呼ばれてるか知ってる?」

 

ナミのその言葉に

 

「ん?そんな名前なのかー」

 

「へぇ、海賊の墓場か…面白そうじゃねぇか」

 

「うぇ、何だよその物騒な名前…」

 

「問題無いですよナミすぁん!おれが守ってみせますよ!!」

 

と喚き出す男共にそこからか、と考え

 

「グランドラインは一部では海賊の墓場と言われているわ。

 

あたしも詳しくは知らないけど多分そこにいる勢力によるものだと考えてる」

 

「グランドラインにいる勢力?」

 

「えぇ、主に三つ、一つは海軍本部、そして四皇と呼ばれる海賊勢力、そして残りの一つが七武海…正式には王下七武海と呼ばれる"政府公認"の七人の海賊の事よ」

 

「ちょっとまってくれナミさん、政府が海賊を認めてるってのはおかしな気もするが…」

 

「あれだろ!ナミがこの前言ってたコーニン海賊ってやつだろ!?」

 

「ルフィの答えは外れ、公認海賊なら面談と審査の上で誰でもなれるわ。

 

けれど王下七武海は別よ、求められるものは強さと知名度。月々の上納金を政府に納める代わりに略奪を許された七人の化け物達…裏では政府の狗なんて言われているわ。

 

あたしも全員は知らないんだけど…ゾロ、アンタが戦った凄腕の剣士も七武海の一角らしいわよ?」

 

ナミのその言葉にウソップは大きく震えながら

 

「あ…あんな化け物が後六人もいるのか…」

 

とあの時の事を思い出すも

 

「関係ねぇ!何が待ってようと全部ぶっとばしておれは海賊王になるからな!!」

 

とルフィの力強い宣言によってその震えは治まった。

 

「…話を戻すわよ、その政府公認の七武海の一角にいるのが魚人海賊団のトップ、"海俠"のジンベエ。

 

ジンベエが七武海に入った事による恩赦として解放されたのがアーロンよ。

 

解放された後に流れに流れてこの東の海に辿り着いたらしいわ、これで魚人がこんな東の海にいた理由がわかったかしら?」

 

「成る程な、ところでナミ、アイツらつぇーんだろ?ルフィだけで何とかなりそうか?」

 

ゾロのその言葉にナミは少し考えるような素振りを見せるも

 

「無理ね、幹部くらいなら何とかなるかもしれないけどルフィ一人で全員を相手にするのは厳しい…いえ不可能でしょうね。

 

ルフィ一人を突っ込ませて一般構成員を片付けて…運良く幹部を全員片付けれたとしてもまだアーロンが残ってるわ。

 

だからこそ全員でかかる必要があるわ、ベルメールさんの事だから今更条件を変える何て事はしないだろうし、あたし達はどうあってもアーロンを倒す必要がある、というわけで作戦なんだけど…」

 

麦わらの一味がそんな作戦会議をしてる一方、クリークは一人であの時の事を思い出しながらクツクツと笑っていた。

 

「いやぁ、まさかアーロンがあんなに変わっているとは…」

 

麦わら一味に先回りしてベルメールに会いに行った後、クリークはアーロンの元へとベルメールと共に向かった。

 

そこで見たものは

 

『おい!今日こそおれがテメェをぶっ潰す!!』

 

両手を鋭く構え牙を剥き出しにするアーロンと

 

『あら、やれるもんならやってみたら?またそのご立派な歯を叩き割ってあげるわよ?』

 

肩に担いだ黄金銃をブォン、ブォンと振りかぶるベルメールの姿。

 

興奮するアーロンを押し留めベルメールに事情を聞けば何の事は無い、東の海に流れてきたアーロンが、付き纏ってくる海軍の小型船にちょっと痛い目を見せてやろう、としたのがベルメール達の独立遊撃隊"東海"派出所の船だったらしい。

 

哀れ余計な手は必要ねぇ、と一人で先んじて乗り込んだアーロンは相手は所詮人間と見下していた所、一撃目で甲板に押し倒され二撃目で口腔内に長銃を突っ込まれ、三撃目で自慢の歯を砕かれ…と、異変を察知してアーロンの仲間達が来た時にはアーロンの頭はベルメールの両脚に挟まれた状態で地面に叩きつけられる寸前であったらしい。

 

その後双方の事情をすり合わせ納得した所でアーロンが劣等種に負けたままでいられるか…とコノミ諸島を拠点に定め、なら生活に必要なお金を対価にコノミ諸島近辺で傭兵をしてもらう契約をアーロン達とベルメールは結んだとの事だ。

 

それ以降暇を見てはアーロンはベルメールの元へと勝負を挑みに行き、今のところはアーロンの全戦全敗ながらも諦める気配は全く無いらしい。

 

どうやらその過程でナミやノジコと交流があったらしく17にもなって海賊相手の泥棒なんて危険な事をしているナミにさっさとノジコみたいにココヤシ村に落ち着いてくれと考えているらしい。

 

最も本人はそんな事絶対に言おうとはしないがな。

 

ナミが戻って来るかも、というこちらの情報に"今度こそ言い聞かせてやる…"と両手を鳴らしていたのが印象的だった。

 

しかし"あの"アーロンがここまで変わるとは…

 

クリークがやった事と言えばベルメールの強化と表向きは死亡となっているがフィッシャータイガーの救出くらいである。

 

その二つの事柄だけで東の海で暴虐の限りを尽くしたアーロンがこうも綺麗になるとは…と、クリークはこれから先の麦わら一味の冒険に戦々恐々とするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




まぁこのクリーク、戦々恐々としつつも過去に介入した事に後悔は抱いていませんがね。

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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