起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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というわけで一戦づつ片付けていきますかー


三刀流と六刀流

真っ直ぐに自分へと向かって来るゾロに対してハチが行ったのは

 

「くらえっ!たこはちブラーック!!」

 

その言葉と共にハチが口から蛸墨を吐き出せば

 

「ナミが言ってた通りだな!」

 

その言葉と共にゾロはそれを左手に持ったジョニーの刀をハチへと振るう。

 

「何のぉっ!」

 

しかしそれはハチの剣によって振り払われる、その一合でゾロは何かを察したのか

 

「…見た目と違い随分と重い、これが魚人の腕力ってやつか?」

 

「にゅー!我が剣は一本300キログラムの特注品!お前等人間の剣では相手にならないと思え!!」

 

「剣の重さが全てじゃねぇだろうに…いいぜ?やってやろうじゃねぇか…」

 

その言葉と共にゾロはしゅるり、と手拭いを頭に巻きつけ強く結ぶ。

 

「行くぞっ!!"蛸八撃(たこやうち)"!!」

 

ハチはその声と共に六刀のうちの二本で八連撃を繰り出し猛然と襲い掛かるも

 

「手加減してくれるのか?ありがてぇなぁっ!!」

 

それは激しい音と共に弾かれる、続け様に交差した二刀よる峰打ちがハチを襲うも

 

「にゅ!たこはちブラーック!!」

 

一瞬のスキをついてゾロの攻撃をハチは回避、更に蛸墨をゾロにぶち撒けた。

 

「くそっ!一回じゃねぇのかよ!!」

 

不意の目潰しに思わずその手を止めるゾロ、ハチは追撃とばかりに豪腕で地面を抉り出し

 

「オン・ザ…ロック!!」

 

岩塊をゾロに叩きつけ…ようとしたところで

 

「ちっ!三連火薬星っ!!」

 

ウソップの火薬玉が爆発、その岩塊を吹き飛ばした。

 

「ナイスウソップ!ちょっとハチ!やり過ぎよ!!」

 

「にゅー…そうは言ってもナミ、アイツ手強いぞ!?」

 

「だからって叩き潰す事無いでしょ!というかアタシはアンタ達に負けて欲しいんだけど!?」

 

小さい頃から面倒を見ていた相手のあんまりと言えばあんまりな言葉にハチは泣きそうになるも"これもナミの安全の為…"とかぶりを振って思い直す。

 

「邪魔が入ったが…行くぞ海賊狩りぃっ!我が六刀を受けてみろっ!!"蛸・足・奇・剣"!!」

 

ゾロの一刀を同じく自身の一刀で弾き、続け様に六刀を連続して振りかざす。

 

流石にゾロと言えど

 

「ち、多けりゃいいってもんでもないが…やり辛ぇな!!」

 

六刀の斬撃は猛攻をもってゾロに襲い掛かるもゾロはそれを三刀で捌き続ける。

 

「六本の腕と軟体の身体があってこそ初めて可能となる六刀流!たった三本でおれの乱舞を受けてみろぉっ!!」

 

「すげえ…流石兄貴、三本であの猛攻をしのいでる…」

 

「へぇ、やるじゃない、ハチの剣をあぁも凌ぎ続けるなんて…」

 

「シャハハッ!流石だな、海賊狩りと名が知られているだけはあるか」

 

ゾロの腕に周囲が感嘆する中

 

「まぁ厄介といえば厄介だが…おれも学習してね、面白いもんを見せてやるよ!"刀狼流し(とうろうながし)!!」

 

その言葉と共にゾロは六刀の乱舞を弾くのでは無く受け流し、そして二刀の峰がハチの腹を打ち据えた。

 

「にゅ!先程と打って変わって柔剣を使うか!?」

 

「ついこの前すげえものを見させて貰ってなぁ、おれも今のままじゃやっていけねぇってな!!

 

それにちょっとウカウカしてらんねぇ事情もあるからな!さっさと片付けてやるよ!!」

 

と、先程からいやな感触がしている二刀を握り直しながらゾロは鷹の目とやり合った時の事を思い出しながら言う。

 

「にゅー!まだまだぁっ!!六刀流・蛸壷の構え!!」

 

その言葉と共にハチは六刀の鋒を合わせ突撃の構えをとり真っ直ぐゾロに突っ込めば

 

「新・春…蛸上げ!!」

 

ゾロはハチの突撃に対して二刀でそれをいなそうとするもハチの構えは突撃点から大きくゾロの刀を弾き飛ばす。

 

「なっ!!しまっ!?」

 

「体・壊(たいかい)!!」

 

防御しようとした刀が弾き飛ばされたゾロはハチの突撃を大きくその身体にくらい吹き飛ばされ、腹に巻かれた包帯にジワリと血が滲む。

 

「ゾロぉっ!!」

 

「ヤベェ!ありゃモロに傷口に入ったぞ!?」

 

「ぐっ!面倒な技を…!!仕方ねぇ、九体満足は諦めろ!腕の一本くらいは諦めて貰うぞ!!」

 

元来手加減とは戦闘力に差がある場合で成立するものだ、流石にこうも実力が伯仲してる相手だと手を抜いて勝てる相手では無い、とゾロは判断し言い放つと二刀を交差させそれを空中からハチへと大きく振り下ろす。

 

「にゅっ!!ならば!我が六刀流の奥義を受けてみよ!!六刀の円舞曲(ワルツ)!!」

 

その言葉と共に六刀を回転させるとまるでその刃はミキサーのように全てを斬り刻もうとし

 

「その程度!アイツに比べればぁっ!鬼…斬りぃっ!!」

 

三刀の斬撃はハチが繰り出した六刀の奥義を打ち砕いた。

 

「にゅー!!おれの剣がぁっ!!一本300キロの特注品だぞっ!!」

 

「知るかよそんなん、いくら剣自体に重さがあろうがそれが差になると思うなよ?」

 

六刀を砕いたゾロは地面に着地様に反転し更に追撃をかける。

 

「剣が無くなってもぉっ!たこ焼きパーンチ!!」

 

「剣士たる者、剣は大事にしてな!虎…狩りぃっ!!」

 

「にゅー!?!?!?」

 

六刀を砕かれるも自慢の人間の10倍という腕力を持ってしてゾロを叩き潰そうとするもゾロの三刀がその身を大きく弾き飛ばした。

 

「安心しな…この剣じゃそこまで深手にゃならねぇよ…」

 

その言葉と共にヨサクとジョニーの刀は刀身の中程からバキリ、と折れたのだった。

 




というわけでゾロVSハチでした。

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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