緋色の鳥の元ネタは名前は認識の鳥より、因みに見た目はゴツいアイアンマン辺りを想像して頂ければ。
そういえば一時期BLEACHに認識のたら突っ込んだ小説あったけど更新来なくなったのよね…
数キロ程を飛んで停泊していた船の甲板に乱入者は着地、ガシャガシャと大仰な足音を立てながら適当な木箱に腰掛けた。
「ボス!お疲れさまです!!どうでした?最終試験型の調子は」
そんな姿に工具箱と何やら大きな袋を持って駆け寄るギン、まぁギンの呼び方からも分かるが"緋色の鳥"と名乗った乱入者はお察しの通りクリークである。
レンチで複数箇所の留め金を外してその下には額に汗をかいたクリーク。
「…とりあえず何か食べ物と飲み物をくれ、自分で外せないだけあってかなり窮屈に感じるな、まぁ火力は十分、防御力もかなり高いし問題無いだろう。」
「とりあえずすぐにつまめる物を持って来てます、飲み物はこっちにありますので腕から外しますね?」
ギンのその言葉にクリークは鎧で覆われた腕を上げつつ
「自分で外せないのはやはり不便かもしれんな、それに何より呼吸する為の隙間はあるとは言え中が蒸し風呂になるのは頂けないな…」
「まぁ確かにいざと言う時自分で外せないのは問題かもしれませんが…、一般海兵が装着した場合パワーアシストが壊れると自身で脱げないので動けなくなる可能性がありますしね」
クリークが纏っていた鎧はパシフィスタ計画の対となっており、一般海兵でも能力者相手に戦える武装の開発を目指すミリタリスタ計画、その成果だ。
ミリタリスタ計画のフラッグシップとなっているこの計画はパシフィスタ同様に黄猿の能力であるピカピカの実の能力を搭載、他にも銃火器や近接武装を搭載しており、更にはクリークの棍と同じく、ウーツ鋼など複数種の金属を用いた合金を素材としている為頑丈さはトップクラスである。
最もその分重量が嵩み、一般の海兵は内部に仕込んだパワーアシストが無ければ動く事すら出来ないという欠点があるが。
しかもこの機械鎧、全身を"ほぼ"隙間なく覆っており装着及び解除には別の人間が工具を使って着脱する必要があるのだ。
よって戦闘中にパワーアシストが何らかの理由によって切れた場合ただの置物となる危険もある。
更に言えば鎧の中に熱が篭りやすいという欠点もあるし、何より値段がパシフィスタ並み…とはいかないまでもかなり高価だという欠点もある。
今回クリークが装着しているものは色々と試作を重ね最終的に作られた最終試験機…機?だ。
フルで装備し実際に使ってみての性能や欠点などの把握を目的としてクリークが長を務める海軍特殊装備研究部…通称・特装研の先導で行われた実地試験としてある。
東の海なら邪魔も入らないだろうし、実地試験も出来るし、正体も隠せるし、実力をセーブできるし一石二鳥どころか四鳥だなと考えクリークが立候補したのだった。
「あ…パワーアシストがダメになってますね、想定以上の負荷がかかったっぽいですけど無理に動かしたりしました?
脚と背中のブレイズダイアルは問題無さそうですね。
…レーザーシステムもダメになってますね、ひょっとしてリミッター外したりしました?」
手早く工具を使って装備を解除しつつ言うギンに"無理矢理動かしたつもりは無いんだがな…"と思いつつ憮然とした顔をするのだった。
一方その頃、乱入された麦わらの一味は傷が開いたゾロや足の骨にヒビが入ったサンジの療養の為数日程ココヤシ村に滞在する事になった。
ルフィは持ち前の気やすさでするすると人の懐に入り込み、海賊旗を掲げていたとあって敬遠していた村人達と直ぐに仲良くなり、今もナミがグランドライン入りすると聞いて飛んで来たココヤシ村駐在のゲンゾウが怒鳴るのを他所に大きく満面の笑みを浮かべていた。
「"ひいろのとり"…ねぇ、ベルメールさんは聞いた事ある?」
「いや、ないわねぇ。麦わらクン曰く"われ等"って事は複数人を指してると思うんだけど…この東の海であれだけの技術力がある勢力なんて思い浮かばないわ。
ひょっとして麦わらクンってどっかの御曹司だったりする?それならグランドライン辺りの秘密結社なり海賊なりが彼を狙って来たって事で説明がつくんだけど」
一方ナミとベルメールは先程の襲撃者の事をルフィから聞いた情報を元に話し合っていた。
"ぜってーロボだって!"というルフィの戯言は置いておくとしてもあの技術力はこの東の海にはそぐわない、外部の…それこそグランドライン辺りの勢力では無いのか、というのが二人の見解である。
「まさか、そんな話聞いてないわよ?気がかりなのはあの乱入者が諦めたわけでは無さそうってとこなのよね。
グランドラインの勢力なら下手したらまた狙われる可能性はあると思うんだけど…」
「同感ね、確かに貴女の仲間達はみんな筋は悪くないしグランドラインでも通用すると思うわ。
でもあの鎧男が再び襲ってくる可能性があるとなると…ちょっと心許ないわね」
「ベルメールさんから見ても結構手強い?ベルメールさんが出た事で逃げたってルフィは言ってたけど」
「少なくとも大佐クラス…下手すれば将官クラスに匹敵すると思うわ…よし、決めた。
ちょっと全員怪我が治ったら私が見てあげるわ、ついでにアーロンも巻き込んでやろうかしら」
ベルメールのその言葉にナミは首を傾げる。
「見る…って何を?」
「何って戦い方を教えるのよ、少なくともあの鎧男が襲撃かけて来ても全員無事に逃れるくらいにはね。
あ、ナミ貴女もよ?今回ばかりはサボるのは禁止だからね?」
「…はぁい、あたしは戦闘員じゃないんだけどなぁ」
ベルメールの言葉にナミは仕方ないか…と思いつつやる気なさげに返事すれば
「戦えないのと戦わないのは別よ?いざと言う時逃げるのに必要な戦闘力は持っておきなさい」
ベルメールのその言葉に不満そうな顔をしつつもベルメールの提案を自身の船長に告げに言くのだった。
と言うわけでグランドラインの元・賞金首と海軍本部大尉(実力は大佐クラス)の豪華コーチによる特別授業が決定、これでどの程度伸びるやら。
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。