クリークvsバレット、ネタバレは抑えて次かその次あたりで書く予定です
なおこの主人公の原作知識はワノクニより前あたりまで、しかも頂上決戦以降は超曖昧にしか覚えてません。
ついでに覚えてる部分も間違って覚えてたり抜けてたり、ようするに原作知識ガバである(勿論作者はちゃんと読んでます)
「おい、なんか海兵の巡回らしい、1番GRから順番に回ってるらしいぜ?」
明けて翌日シャボンディ諸島12番GR
「げ、ここ一年ほど無かったのに…何処の誰か知らんがまた面倒な事を」
無法地帯に分類される此処はあまり海兵の手が入らない、まず捕まえてもキリが無いしよっぽどの事があれば別だが巡回など入るのは久し振りの事であった。
やがて噂していた男達が目にしていたのは海軍コートを羽織った巨漢の姿と後ろに続く数名の海兵。
先頭の筋骨隆々とした男は短く刈り上げられた薄紫の髪に黒鉄の額当、目つきは鋭く黒と青の虎柄シャツの間からは鈍色の鎧が見えており下は黒のタクティカルパンツにコンバットブーツ。
そして、重厚なガントレットを装着した手には一本の棍。
「げぇ!ありゃ"鈍熊"じゃねぇか!!戻ってきてたのかよ!?」
「ん?有名なのか?なんか海兵ってより海賊みてぇな顔してるけど」
「有名も何もお前…あぁ、お前こっちに来てまだ日が浅かったな。
いいか彼奴は海軍の"鈍熊"ことクリークだ。確かに悪人ヅラかもしれんがあれでも本部大佐だぜ?」
「どんぐま…なんか鈍そうだな、でかいし。
というか本部大佐くらいならそこまで警戒しなくてもいいだろ、確かに大佐クラスなら億越えを相手にするとは聞くがそんなの一握りじゃねぇかよ」
「馬鹿野郎!あいつはその一握りなんだよ!自分の部隊を設立して他の海に行ってると聞いてたんだがなぁ…」
「あ、それはなんか聞いたな、有望な若手が部隊組んで別の海に出たってのは。
確か"カモメの水兵団"だったか?赤い海軍旗掲げてるとかなんとか」
「あぁ、それの事だよ!幸いにも悪魔の実の能力者では無いが二年前くらいの話だが奴がこの近海でやった"暁の海事件"位は聞いたことあるだろうが!?」
「あー、確か海軍の少数精鋭による圧倒的火力を用いての海賊の一斉検挙だったか。確かに聞いた事はあるが別に悪魔の実の能力者じゃないんだろ?警戒しすぎだろ」
「奴の真骨頂は大量の武器を用いての海賊の殲滅だ、ここだけの話例の一斉検挙はほとんど奴一人の仕業だよ。
検挙された奴は数十にも登り中には億越えも数人いたらしい」
「いや、そうは言うけど今のあいつ武器は棍しか持ってないぜ?」
「…いや、今でこそ纏ってないがあの時奴は黄金の鎧を纏っててな、全身のあちこちに大量の武器を仕込んでやがったんだ。
付いたあだ名が"歩く武器庫"、"海賊喰らい"、"火力主義"、"一人軍隊"今でもその姿を夢に見て魘される奴もいるって話だ、見た目が簡素でも山ほど武器を仕込んでるに違いねぇ」
「はー、そんなもんかねぇ?」
「とにかく触らぬ神に何とやらだ、さっさとここを離れるぞ」
なにやらコソコソと言われてるドンクリークです。
昨日はテゾーロとの手合わせを済ませた後今後についての話し合いと帰ってから船のみんな+ロビンとの食事を終えて明けて翌日、昨日テゾーロから受け取っていた無法地帯に潜んでいる賞金首リストを元に海賊達の捕縛に来たところである。
前は数ヶ月単位で巡回してたが一年も放っておくとやっぱり増えるな。
お陰で一番GRから順番に回る羽目になってしまった。
やがて見廻りをしなくなってから増えた多数の手配犯の捕縛を終えた後、これで一通り終わりだななどと思いつつ船に戻ろうとしていると
「そこのお前、わしの護衛に就くことを許すぞえ?光栄に思うが良いぞえ?」
うわぁ…厄介なのに捕まったなぁ…
そう言い放ったのはまるで宇宙服が如き格好をした男、その後ろには行列が続いており中には首輪と鎖をつけられた人間も混じっていた。
世界貴族、別名天竜人。
世界で最も誇り高く気高い一族とされているが、その実態は世界中の全ての地域において殺傷行為や奴隷所有等の傍若無人の限りを尽くす極悪非道を当たり前のように行う外道である。
が、その存在は絶対的であり所有する権力は絶大。
世界貴族が道を通る時には、一般人はムリヤリ顔を引きつらせながら、土下座してでもやり過ごさなくてはならず、更に世界各国から自分達の為の「天上金」と呼ばれる金を徴収し酷い場合は世界政府加盟国を飢餓で滅ぼしている。
彼らの強権の前には世界政府加盟国の王族や指導層ですら人権は無きに等しく大人しく嵐が過ぎるのを待つしかないのである。
話は戻るがこういう天竜人は基本的に気紛れである。
今回のようなのがいい例で今は海軍の制服を着ているから護衛をするように言われるだけで済んだが私服で歩いてたら奴隷にされたり撃ち殺されたりする可能性も無いとは言い切れないので恐ろしい事である。
海軍が取り締まれば…なんて事も出来ず見て見ぬ振りしかできない海軍の闇と言ってもいい。
とりあえず小電伝虫にてシャボンディ駐屯地に所属と天竜人の護衛を行う旨を告げ伝言を頼み、腰に装着した大型拳銃"ベアコング"のマガジンを確認しておく。
そしていざ護衛についたが…
くっ…そムカつく!本気で後ろからぶん殴ってやろうかと思うくらいには胸糞悪くなっていた。
取り敢えず道中やった所業だと"第13夫人にしてやるぞえ!"と若い女性に無理矢理首輪を嵌める、土下座する通行人を"顔が気に入らんぞえ"と何回も蹴る、目についた商店に入っては荒らすだけ荒らして何も買わずに"商品を置いてないとはどういう店ぞえ?"などと抜かす始末、天竜人にとって一般人が買う物は商品ではないらしい、死ねばいいのに。
そしてとうとう天竜人の前にボールが転がってきてそれを追いかけて飛び出してきた一人の子供、それを見るや当然と言わんばかりに銃を抜く天竜人、おもむろに子供に向けその前にベアコングを構えて子供に向かって発砲した。
響き渡る1発の銃声と倒れる子供
そして子供の名前を呼んで縋り付く親に対して更に1発撃つと子供に折り重なって倒れる父親と思しき男
銃を構えたままの天竜人に対して素早く膝をつき
「このような者、貴方の様な高貴なお方が手を下すまでもありません、弾が勿体無いじゃないですか」
と、悪びれもせず堂々と言い放つ
「ふむ、それもそうぞえ。よくやった、褒めてつかわすぞえ?」
「では私は"これ"を始末してきますのでここで失礼します」
そう言って地に倒れ伏す少年と男を指差すと
「うむ、よきにはからうぞえ」
そう言い残すと天竜人は再び散策に戻った。
見えなくなるまで頭を下げ見えなくなった途端
「あの、クソ金魚鉢星人…」
天竜人が去っていく方を見て毒づくと突如
「あ…あんたそれでも海兵か!!」
と、突如として声が上がる。
「そうよ!別に何も悪い事してないじゃないの!!」
「天竜人の犬め!これでもくらえっ!」
やはりこれか、と飛んできた石を受け止め
「うるせぇ!!悪い事してないだぁ?お前らもわかってるだろう!あの金魚鉢星人…じゃなかったてんりゅーびとサマの前で不敬な行いを行う事が悪い事であり罪なんだよ!
ちなみに不敬な行いというのはあのクソッたれクズども…もといてんりゅーびとサマの気分で変わるから撃たれたくなきゃ重々気をつけるこったな!!」
「…なんか天竜人の悪口言わなかったか?」
取り敢えず先程撃った二人に対し腰のポーチから取り出した気付け薬を口に含ませると
「うぅ…あたまがいたい…」
「あれ?私は撃たれた筈じゃ…?」
撃たれた二人は目を覚ました。
タネは簡単だ、技術班に依頼して作っていた血糊内蔵式の超即効性麻酔弾、秘匿呼称"青色弾"である。
これは研修時に天竜人の横暴性を見て何とか市民の命を守れないかと考えて技術班に依頼して考案された弾頭である。
考案当初はこれでシャボンディ諸島での天竜人の横暴による死者は減るだろうと思っていたが、材料が高価故に全体に行き渡るほど支給が出来ていない状況に加え、即効性に重点を置いた為効果時間が10分程と短い為に医療用としたり他の目的にあまり使い道がなく量産がされない、更に量産がされてないので弾頭が支給されてるのが尉官以上に限られてる事もあって劇的に死者が減ってるわけではない。
「いいか貴様ら!今この場で見た事は"無かった事"だ!決して口外する事の無いように!
それから天竜人にはしかと気をつけるようにしろ!今回の2人の件もそうだが不用意な行動は絶対に慎むように!
今回はこれで済んだものの本当に撃たれ殺されたとしても文句も言えず黙ってるしか無いんだからな!!」
周りにも親子にも念入りに言い聞かせてその場を離れたのだった。
よぬと罪の無い一般人をー!!(棒)
前半は一般海賊から見た主人公、誰もが知っていると言うレベルではないがそこそこ名は通っている。
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。