起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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と言うわけでガープさんにネルソンでも渡しときますかねー


東方将軍 ドンクリーク

しばらく考えさせて欲しい、それがアピスの答えだった。

 

まぁ確かにこんな話いきなりされても困るだけだろう、答えは急がなくていいと伝えてその場を離れて東海海軍のトップに連絡をとる。

 

『はいこちら東方方面軍総司令部』

 

繋いだのはこの東の海の全ての海軍を統括する東方方面軍司令部だ。

 

「MC00919、海軍本部所属のクリークだ」

 

『少々お待ち下さい…海軍本部所属のクリーク中将ですね、今回はどうされました?』

 

「メイナード少将に繋いでくれ」

 

『了解しました、メイナード司令に繋ぎます』

 

メイナード支部少将…海軍東方方面軍のトップにしてそれと共に本部少将と同程度の実力を持っている。

 

戦闘も指揮も事務もそつなくこなす万能型の少将だ。

 

暫くすると

 

『こちらメイナード、どうした?クリーク中将』

 

との声に

 

「久々だなメイナード少将、センゴク元帥から報告は受けているか?」

 

とネルソン及びそれに連なる事件の事を確認する。

 

『あぁ、E8支部の汚職についてだろう?お前が動いたと聞いているが…』

 

「あぁ、派手にネルソンが動いたんでな。んで俺が関わった経緯だが…」

 

と軍艦島での出来事を話して聞かせる。

 

『…不老不死など馬鹿な事を、それが真実ならとっくに天竜人が手に入れているだろう。

 

よくそんな眉唾物をネルソンは信じたな?』

 

と至極マトモな事を言うメイナードに

 

「ま、確かにそうだろうな。

 

だが千年というのは色々と未知の領域だ、手段の一つや二つあってもおかしくないと思ったんじゃないか?」

 

まぁ不老不死の可能性に盲目になっていたという可能性もあるがな、と思いつつそう告げた。

 

『…確かに空白の歴史よりも前だしな。

 

しかし休暇の所すまんな、本来ならこっちが動くべきだったんだろうが』

 

と本来なら東方方面軍司令の自分が解決すべき事柄だと思っているのだろう、そう謝罪するメイナード

 

「別にいいさ、結局三ヶ月程の休暇になっちまったが割とゆっくりさせてもらってるんでな。

 

それにネルソン…というかハーディ少佐は聡そうだったからな、お前が動いたとなれば直ぐに察知されただろう」

 

ハーディ少佐…指揮能力はあるようだったし、何かあれば察知していただろう。

 

下手したら隠蔽若しくはネルソンを逃す可能性もあった、上官の命令はよっぽどじゃなければ従ってたみたいだしな。

 

『しかし三ヶ月という長期間よくとれたな、例の作戦が近いと聞いているが?』

 

「最初は一年くらいとるつもりだったんだが…結局半年になり更に三ヶ月になったがな」

 

そうなのだ、当初は一年ほどで提案したが他との兼ね合いで流石に一年は無理だから、と半年になり更にとある大規模計画の準備が手間取っている様子なので更に半分に休暇は短縮されたのだ。

 

『で、E8支部はどうなった?ネルソンが派手に動いたって事はお前も派手に…かなり派手にやったんじゃないか?』

 

「…ネルソンはこちらの独断で拘束、支部の取り纏めとしてハーディ少佐を一時的に中佐に昇進させた上でE8司令の代行に充てている」

 

『ふむ…となるとこちらからも人員を送り立て直しにあたるとしよう。

 

ところで…E8支部の被害について聞かせてもらおうか?』

 

…やっぱ聞かれるか、と思いつつも

 

「はっはっは、最初に言っておくが…

 

E8支部どころかE6支部、E7支部の艦隊も一部ネルソンお得意の連環の陣に組み込まれてたようでな…」

 

と前提を伝えれば

 

『…?…おいまさか!?』

 

それで察したのだろう、E8支部どころかE6支部、E7支部にもネルソンへの協力者…若しくは手が及んでいるという可能性に。

 

「んー、凄く言いづらいんだが海軍軍艦30隻…いやそれ以上になるか?それぞれが大なり小なりダメージを受けている筈だ。

 

因みにE8支部の海上移動要塞も同様だ、海兵もまぁ殺してはいないが数が多かったからなぁ…骨の一本や二本は折れてるかもしれんな」

 

それと共に大きな溜息が受話器から聞こえて来る。

 

『なんてこった!よりによって隣接支部か…しかも30隻の艦隊を相手にしただと!?

 

となるとE9支部と…仕方ないE0から回すか、ったく頭が痛い事だ、この海は最も平和な海じゃなかったのか?』

 

立て直しの手段を考えているのだろう、30隻以上の海軍艦がダメージを受けているとなると哨戒網にも穴が空く可能性もある。

 

その隙をついて海賊が悪さをすれば一般市民にも被害が及ぶ可能性もあるだろうからな。

 

「平和だからこそ、だメイナード少将。

 

平和だからこそ腐敗は発生しうる可能性がある、発生すれば広がるのは当然の理だ」

 

『争いがあれば腐敗は発生しないと?それも一概には言えんだろう。

 

闘争を発生させる事で腐敗を防ぐとでも言うつもりか?』

 

「…それもいいかも知れんな」

 

『いやいやいや、物騒な事言うな、それにその為に今回の件は見せしめにするんだろう?』

 

「あぁ、俺が動いた事は伏せつつも何かやれば本部が動く、とな」

 

『まぁ大なり小なりと海軍にも何かしらの腐敗はあるだろうからな。

 

ところでネルソン元准将の身柄だが…』

 

「とりあえず最寄りの支部に引き渡そうと考えている、こっからならE1支部か?」

 

『…ローグタウンか、無用な心配だと思うが気を付けろ』

 

ローグタウンか、麦わらはどうしてるかな?グランドラインにはもう入ったかな?

 

そう考えつつもメイナード少将の忠告が引っ掛かったので

 

「ん?何かあったのか」

 

と聞けば

 

『ローグタウンでルーキーが暴れたらしい、スモーカー本部大佐が艦隊を率いて追撃に出た』

 

「ん?本部大佐自ら動くような大物か?」

 

「いや、詳しい報告はまだ届いてないが懸賞金もかかってないようなルーキーだそうだ。

 

何でも処刑台広場で暴れたとかなんとか…』

 

あれ?それって麦わらじゃないか?いや、スモーカー別に艦隊率いて追いかけた訳じゃないよな?と思いつつも

 

「本部大佐のお膝元で暴れるなんて度胸あるな…

 

しかしそうなるとE2支部辺りに護送するか、こちとら休暇だしE1支部で騒ぎに巻き込まれても面倒だ」

 

『E2支部か…それよりもガープ中将がグランドラインから出てきている、身柄を引き渡すならそちらがいいだろう』

 

「ガープ中将が?俺が言うのもなんだが何で本部中将が東の海に?」

 

『さぁ?モーガン元大佐の更迭にガープ中将が立候補したらしい』

 

そういやあったなモーガン大佐をガープが引き取りに来る場面。

 

成る程任務のついでに孫の顔でも見に来たか?と思いつつメイナードにガープの居場所を送ってくれるよう頼むのだった。

 

 

 




なというわけで明日は少し時間を戻してローグタウンですかねー

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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