起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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というわけで追手側です、Mr.3ペアは既にリトルガーデンに、Mr.6ペアは任務を受けて丁度リトルガーデンに到着した模様


小さな庭での悪巧み

「おぉドリー!お前も来たか!!喜べ、この客人達は酒を持っているらしいぞ!!」

 

「ゲギャギャギャ!そりゃあいい!こっちにも分けてくれ!!」

 

新たに現れたのはまたしても巨人、体格はブロギーと同じくらいはあるだろう、鉄兜に長い髭と鋲打ちの革鎧。

 

「増えた…終わった、おれ達ここで死ぬんだ…」

 

悲観するウソップだったが

 

「うっほー!スゲースゲー!もうひとりいたのか!おっさんもでっけぇなぁ!!」

 

「ゲギャギャギャ!活きがいいチビ人間だな!!それよりこっちにも酒を分けてくれ!久々に飲みたいもんでな!!」

 

「おー、丁度こっちのおっさんとも言ってたんだけど、それならナミに聞いてくれ!」

 

二人目の登場に一瞬意識がフワッとなりかけたナミだったが自身の船長の言葉に我を取り戻し

 

「へっ!?こっちに丸投げするの!?」

 

と驚愕の表情、まぁ無理もない。ブロギーと酒を餌に交渉を進めていたのは彼女だし、ルフィもナミの邪魔をする気は無い。船のみんなの為を思って交渉しているのだろうから、というのがルフィの判断だったからだ。

 

そんな全権を持たされ、ナミが巨人二人を相手に少しでも情報を集めているその一方で、同じくリトルガーデンのジャングルの中にその奇妙な一軒家はあった。

 

白い、まるで蝋燭の蝋でできたかのような建物に当然この島の生物達は心当たりはない。

 

今も一匹の恐竜が不審に思い噛みつくも、骨まで噛み砕くその自慢の牙が砕けるという有様、予想外の出来事に混乱する恐竜だったが

 

「あぁ、そこの恐竜くん少しどいて欲しいのだがいいかな?」

 

「あらぁ、これがあのMr.3の能力ねぇ?」

 

後ろから聞こえてきた声に振り向けばそのにいたのは一組の男女。

 

二メートル以上の身長はあるだろうか?黒いオールバックの髪に筋骨隆々とした鍛え上げられた肉体、上半身は何も羽織っておらず特異なのは両手に持つタワーシールドとも呼ばれる類の大型の盾を持った男にこちらは男よりは小柄、170程の身長に金のショートツインテールの女性。

 

すぐさま外敵と判断して襲い掛かる恐竜だったがその突進は男の

 

「鉄壁っ!!」

 

と地面に並べられた二枚の盾に止められた上に

 

「オイタはダメよ?」

 

とふわりと浮いた女性が恐竜の目に人差し指をピッと伸ばし腕を振り抜くとびくりと一度震えた恐竜は首がずり落ちると地面に倒れ伏した。

 

二人が建物の扉を開ければ

 

「やぁ、君らがフロンティアエージェントのトップであるMr.6とミスマザーズデーカネ?」

 

椅子に座り、紅茶を飲んでいた男が本から目を上げる。

 

「初めましてだねMr.3。Mr.5がやられたと聞いたが本当かな?」

 

両手に盾を持った男、Mr.6がそう聞けば

 

「あぁ、この任務に成功すれば君達の昇進は間違い無いだろう。君達は私の指示通り動いてくれればいいガネ」

 

「へぇ…それにしても凄い能力ねぇ、密林の中に一軒家。これが噂のドルドルの実の力なのかしらぁ?」

 

「…君がミスマザーズデーかね。君はロギア系だと聞いているがどうなんだガネ?君もだガネMr.6、たった二枚の大楯で大砲すら弾いて見せる…悪魔の実の能力者かもしれないと聞いているガネ?」

 

いまいち情報の少ない彼女の情報を得るのにいい機会だとMr.3は考えてそう聞く。

 

Mr.3にとっては同じバロックワークスの社員とて自身の地位を上げる上でライバルになり得る存在だ、フロンティアエージェントの中でも唯一の能力者ペアという噂だし、Mr.5がやられた以上彼等が上に来るのは確定事項だろう。

 

「ふははははっ!流石は頭脳派と名高いMr.3、お察しの通りおれは“能力者で”“体を硬くする事ができるだけ”の能力だ!大して役に立つものでもないさ!」

 

「ちょっとぉ、ロギアだなんて化け物と一緒にしないでくれるかしらぁ?わたしは"体を柔らかくする事が出来るだけ"よぉ?」

 

その二人の言葉にMr.3は考える、体を硬くするMr.6と体を柔らかくするミスマザーズデー、恐らく隠してる事はあるだろうが相性はいいのだろう、フロンティアエージェントでありながら単独で動いていると言う事からも察せられる。

 

「…まぁいいガネ、さてボスからの命令はボスの秘密を知った者の排除。

 

現在失踪中とされていたアラバスタ王国王女であるネフェルタリ・ビビとその護衛となっている3名の海賊…3400万のモンキー・D・ルフィに1700万のロロノア・ゾロ、後は小娘1人だけだ。大した仕事ではないガネ、本来なら」

 

「思わせぶりだねえMr.3?何か障害になりうるものが?」

 

その言葉にMr.3は一枚の手配書をテーブルに乗せると

 

「君達は巨兵海賊団を知っているカネ?」

 

「…百年程前かしらぁ?世界中の海という海を荒らし回り、多くの町を焼いた、巨人族のみで構成された海賊団がいた筈よぉ?」

 

「ほう、博識だな、ミスマザーズデー。その通り。そしてその海賊団を率いていたのが通称"青鬼のドリー"と"赤鬼のブロギー"。残念ながら懸賞金は解除されているが我々の任務にこの2人の邪魔が少々面倒だ。故にこれらを排除するか、上手い具合に戦わせるか、秘密裏に動くか…3つに一つどうするガネ?」

 

そう言ってMr.3はニヤリと口端を上げるのだった。

 

 

 

 

 




Mr.5がいないのでお酒の爆発は無い模様

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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