起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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今回原作キャラにオリジナル技が少し入りますので悪しからず


蝋燭の猛威

一方その頃、麦わらの一味の船であるゴーイング・メリー号、その停泊地点では金属同士がぶつかる音が響いていた。

 

「ちぃっ!蝋燭が鉄と同じくらい硬いとかホント何でもありだな能力者ってのは!!」

 

「はははははっ!私の芸術が気に入らないようだな!まだまだいくぞ!ドルドルアーツ・剣!」

 

それと共に再びMr.3の腕が変質、明らかに身体以上の質量を持つ蝋が迸り巨大な両手剣を作り出し、そのままゾロへと向かって投擲される。

 

「あぁもう面倒くせぇ!!二刀流・鷹波!!」

 

自身に飛んでくる剣を弾き更にそこから広範囲に広がる斬撃を放つも

 

「キャンドルウォール!!」

 

「くっそ!またか!!」

 

その攻撃はMr.3が蝋の壁を出現させた事によりあえなく霧散する。

 

「はははっ無駄だガネ!!私のキャンドルは鉄と同等の硬さを誇る、鉄が刀で斬れるカネ?いい加減諦めるガネ」

 

「誰が諦めるかよっ!三刀流…虎狩り!!」

 

刀二本を背に構えた状態から振り下ろすも

 

「無駄だガネっ!ドルドルアーツ・盾!!」

 

その攻撃も途中で阻まれるという始末

 

「くっそ!相性が悪すぎんぞ!!」

 

ゾロとて別に最初から手をこまねいているわけではない、相手の出現に先手必勝とでも言わんばかりに斬りかかったがMr.3も初手でゾロを逃がさないように周囲を蝋の壁で囲いこんだのだった。

 

鉄と同等と嘯くだけはありその硬さはゾロの斬撃ではびくともせず、精々が三代鬼徹が少し食い込む程度、と未だ本人にダメージを与える事が出来ないでいた。

 

「ほははっ!だいぶ動きが鈍ってきたようだガネ!!そらっ!倒れてもいいように加勢してやろう!」

 

それと共に再び蝋が蠢くと今度はゾロの足元に

 

「しまっ!?」

 

考慮してなかった攻撃により足を滑らせバランスを崩した状態を当然Mr.3が見逃す事は無く

 

「今だっ!食らうガネ、キャンドルロック!!」

 

腕を一閃、蝋の塊がゾロを捕らえんと飛んでくるも咄嗟に刀で弾こうとするもそれは刀に纏わりついたのだった。

 

「くそっ!雪走がっ!!…いやこれはチャンスか?」

 

Mr.3の技の一つ"キャンドルロック"、これは本来なら瞬時に固まる蝋で相手の手や足に浴びせ、そのまま固めて捕縛する技だ。

 

固まった蝋はその硬度もあって加熱する以外に簡単には外せないが、ゾロは刀に纏わり付いたそれを意にも介さずMr.3へ向かって振り下ろす。

 

「無駄だガネっ!キャンドルウォール!!」

 

当然先ほどまでと同じく自身の能力を使って蝋の壁を作り上げるも響くは金属同士がぶつかり、そして砕け散る音。

 

「なっ!貴様私のキャンドルロックを利用するカネっ!?」

 

「おー、やっぱこれならいけるか?」

 

ゾロがやった事は簡単だ、キャンドルウォールをキャンドルロックが纏わり付いた雪走で思いっきりぶん殴り、それによりどちらも砕け散るもこれで初めてゾロがMr.3の防御を抜いたのだった。

 

「元々鉄の硬度相手に斬撃で挑むってのは分が悪いか…だったらぶん殴ればいい話だよなぁ?」

 

それと共に口に咥えた和道一文字を鞘に仕舞い三代鬼徹と雪走を持ち代えるゾロ

 

「刀はそうやって使うものじゃないんじゃないカネ!?ドルドルアーツ・槌!!」

 

あんまりといえばあんまりな方法にMr.3が驚くもそこはMr.3とて修羅場を潜り抜けてきている人間だ、直ぐに気を取り直し相手を叩き潰すべくドルドルの能力でハンマーを作り出しそれを振り下ろすも

 

「二刀流・峰落としっ!!」

 

逆にゾロの振り下ろした二刀の峰打ちに大きく弾かれたのだった。

 

「くっ!たかだか1700万と舐めてかかったカネ…」

 

「ちっ、蝋がついてねぇせいか叩き壊すまではいかねぇか…」

 

「やはり遠距離から仕留めるべきだったガネ…まぁいい!貴様は我がサービスセットに特別に案内してやろう!!食らうがいいガネ!!キャンドルウェーブ!!特別に大盤振る舞いだガネ!!」

 

それと共にMr.3は大きく飛び退き己が能力で身体からあらん限り蝋を繰り出すと、それは蝋の大波となってようやく勝機を見つけたゾロに襲い掛かったのだった。

 

「なっ!!テメェ!そりゃいくらなんでも出鱈目すぎんだろ!!」

 

「知ったこっちゃ無いガネ!最初から貴様が大人しく捕まれば良かった話だガネ!!」

 

それと共に蝋の大波はゾロどころかメリー号、果ては周囲一帯の地面さえ飲み込み先ほどまでの戦闘音が嘘のように辺りを静寂が包むのだった。

 

程なくして

 

「ぷはぁっ!!…この技は生き埋めになるし力業だから、とても頭脳的では無いから嫌いだガネ…」

 

蝋の一部が盛り上がりMr.3の姿が

 

「くっそ!!動けねぇっ!!おい蝋燭野郎!こっから出しやがれっ!!」

 

そしてゾロはと言えば顔を除き全身が蝋で固められ身動き一つとれない姿。

 

「…身動き一つ出来ないカネ?いくら貴様が馬鹿力でも私特製のキャンドルジャケットで全身を固められればご覧の通りだガネ。

 

全くまだ1人目でこの調子では先が思いやられるガネ、Mr.6達は上手く足止めが出来てるといいのだガネ…」

 

尚も喚くゾロをMr.3は重そうに引っ張りながら次の獲物であるネフェルタリ・ビビ、モンキー・D・ルフィの元へと向かうのだった。

 

 

 

 

 




峰落とし 簡単に言えば二刀による峰打ち、打撃属性を持つ。

キャンドルウェーブ 大質量の蝋を体から生み出し辺り一体を飲み込む、因みにこの技を使うと少しの間蝋を生み出す能力が低下するというデメリットがある模様。

と言うわけで力及ばずMr.3対ゾロはMr.3に軍配が上がりました、というか鉄を斬れるならまだしも相性が悪すぎるんですよねー

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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