起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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ルフィ&ビビvs Mr.6ペア、戦闘描写は楽しいなぁ




鉄壁の砲撃

「っ!なんて硬さ!!流石は鉄壁と呼ばれるだけの事はあるみたいね!!」

 

ビビはミス・マザーズデーに対応しつつ相手があまり本気では無いと見抜き合間合間にMr.6とルフィの戦いの様子を確認しながら戦っていた。

 

片方の盾にヒビが入ったようだがすぐさま立て直され今度はかなり威力はあるはずと見込んだ攻撃も塞がれており単純に盾が分厚くなっただけとは思わない方がいいかも知れないと思いつつミス・マザーズデーの攻撃を捌いていく。

 

「まぁ元々は名の知れた賞金稼ぎだしぃ?鎖使いの能力者を仕留めた事もあるわよぉ?

 

…それにあの状態になったMr.6は守るばかりじゃないわよぉ?」

 

それと共に二枚の大楯を合体させ右手が空いたMr.6が大きく腕を引き…

 

「んんっ!"豪腕砲(アームストロングキャノン)!!」

 

轟っ!!そんな音と共に吹き飛ばされるルフィの身体に

 

「なっ!?ルフィさん!!」

 

ビビは慌てて牽制としてミス・マザーズデーに二連続で両足を斬りつけると大きく後ろに下がりルフィの元へ

 

「うひー、攻撃が無いと思ってたから油断してた!しっかしなんだ今の?拳は当たってねぇのに拳が当たる感触…?」

 

「ルフィさん!大丈夫!?」

 

不可解な攻撃に頭を捻るルフィだったがビビのそんな声に

 

「おぅ!ゴムだから痛くねぇぞ!!でもさっきの攻撃何だったんだ?ビビならわかるか?」

 

「…いいえ、わたしも見ていたのだけどMr.6が拳を振り抜いたと同時にルフィさんが吹き飛ばされたくらいしか確認できなかったわ…ひょっとして何かの能力者?」

 

ひょっとして、と思いそう言葉にするも

 

「んー、残念ながら外れよぉ?」

 

「ミス・マザーズデーの言う通りだお嬢ちゃん、おれの豪腕砲は拳を振り抜くだけさ、思いっきりな?」

 

ビビの予想は外れMr.6とミス・マザーズデーはそう言いながら薄く笑う。

 

「でも盾のおっさんが腕振った時に殴られた感触あったぞ!?」

 

「言っただろう?思いっきり振り抜くと…つまりこう言う事だ!豪腕砲っ!!」

それと共に天性の勘によるものかルフィが咄嗟にしゃがむと大きな音が響き渡りルフィとビビの2人がそちらを振り向けばメキメキと音を立てて折れゆく樹木、そしてそこにははっきりと刻まれた拳の跡。

 

「な…まさか、まさか拳を振って衝撃波を飛ばしたって事!?」

 

「その通りだお嬢ちゃん、タネは簡単だろう?」

 

「確かにタネは分かったけど…ルフィさん気をつけて!Mr.6は拳撃を飛ばしてくるわ!拳に触れて無くとも拳に当たる、それも不可視だから厄介だわ!」

 

直ぐにその技の有用性を悟ったビビはルフィに忠告するも

 

「んー…よくわかんねぇけど当たって無くても吹っ飛ばされる不思議パンチだな!分かった!!」

 

あんまりと言えばあんまりなその回答にビビはガクッとするも

 

「さて…じゃあ次行ってみよう!豪腕砲!」

 

「なんの!お返しだ、ゴムゴムのピストルっ!!」

 

今度はルフィはMr.6の攻撃を食らいつつもその場で踏ん張って今度は反撃を返すも左手の重ね大楯に弾かれる。

 

「やっぱその盾面倒だな!」

 

自身の攻撃を全て防ぐ大楯にルフィは文句を言い

 

「堅牢な防御に遠距離からの大砲…まるで噂に聞く戦車ね…」

 

ビビは噂には聞いているある兵器を思い出す。

 

「ん?センシャってなんだ?」

 

「後で説明してあげるわ!!でもこれならどうかしら!!」

 

ルフィの素朴な疑問にそう返しつつビビは念の為に背負ってきた切り札、バズーカを素早く構えて撃つも

 

「ざぁんねぇん、届かせないわよぉ?」

 

その身体を液体へと変化させたミス・マザーズデーが素早く射線に躍り出ると

 

「なっ!弾を止めたですって!?」

 

「例えバズーカでもぉ、こんなただの球形弾なら直ぐに速度は減衰するものよぉ?特に抵抗がある状態だとねぇ?」

 

ゴトリ、とMr.6に届く前に地面に落ちる鉄球に

 

「おいおいミス・マザーズデー、その程度の攻撃でおれの鉄壁が破れないのは承知してるだろう?」

 

「あらMr.6、相手の強さを知ると知らないでは大違いよぉ?戦力を正しく把握させる事は大事だと思うけどぉ?」

 

ルフィとビビは目の前の相手が一筋縄ではいきそうも無いと改めて気合を入れ直し、そしてそんな折に

 

「ゲギャギャギャ!やっぱ苦戦してるじゃねぇか!どれ、おれがひとつ加勢してやるとするか!!」

 

そう言ってそれまではルフィの言葉で大人しく観戦していたドリーが立ち上がった。

 

「おいおっさん!こいつらおれ達を狙ってきてんだからおれが戦うんだぞ?」

 

「ゲギャギャ、言うじゃねぇか小僧。だがおれも目の前で戦いを見ているとウズウズして仕方ねぇんだよ、なに旨い酒の礼だ!」

 

それと共に巨大な拳をMr.6に向かって振り下ろすドリー、大きな衝撃と共に先程までMr.6がいた場所に大きくめり込むドリーの拳

 

「や…やったの?」

 

「ぶー、おれが戦うって言ったのに…」

あまりの衝撃に直視はしていなかったがいくらMr.6が鉄壁と呼ばれる大楯を持っていてもこの攻撃は防げないだろう、とビビは考える。

 

なんたって相手は巨人である、頑丈な骨とそれに見合った筋肉量…ひょっとすればその振り下ろした拳の威力はあのミス・バレンタインの最大攻撃に匹敵するかも知れない…そう思いつつミス・マザーズデーに向き直る。

 

「さて、貴方の相方は残念だけど手加減はしないわ。ルフィさん!気を取り直してミス・マザーズデーもなんとかするわよ!」

 

…相方がやられたというのに薄く笑みを浮かべるミス・マザーズデーに。

 

 




まぁ読者の皆さんはとっくにお気づきでしょうがMr.6はパール(クリークの指示により潜入中)ミス・マザーズデーはハニー(今作ではベアキングの配下では無くテゾーロのスカウトによりグラン・テゾーロの所属の為"クイーン"の名前は持っていません)です。

お互いの事はきちんと把握しており協力関係にあります。

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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