起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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皆様いつも誤字訂正、感想評価等ありがとうございます。

さて相性が悪すぎるミス・マザーズデー対ゾロになります、おっとグダる未来が見えるぞ?


液体と剣士

ゾロとミス・マザーズデーの戦闘は膠着状態にあった。

 

「ちっ、能力者って言えばバギーを相手にしたが厄介さはそれ以上だな!!」

 

そう悪態をつきつつも刀を振るうゾロだったが

 

「あらぁ?アタシの能力が気に入らないのかしらぁ?…まぁ相性は良くないものねぇ?」

 

雪走、三代鬼徹、和道一文字といった名刀達はミス・マザーズデーに何の痛痒すら与える事が出来ずただすり抜けるだけ。

 

「くそっ、三刀流・竜巻ぃっ!!」

 

相手が液体なら撒き散らせば何とかなるかと考えても

 

「ざぁんねぇん、その程度で勝てる程グランドラインは甘くないわぁ?」

 

「あぁくっそ!せめてあの蝋燭野郎みたく実態があるならまだしも…」

 

「ごめんなさいねぇ?アタシのトロトロの実は"身体を液体に変える"…物理は効かないから貴方みたいな剣士は嫌うでしょうねぇ?」

 

このままじゃ埒が明かないと感じたゾロは一旦攻撃の手を休めると

 

「はっ、ナミから聞いたがあの煙野郎みたくまるでロギア系の能力者だな」

 

と話をしつつ考える、自身の剣は全く有効な攻撃を与える事が出来ず、なおかつ今のところは他の攻撃手段も無し…

 

「ちょっとぉ…ロギアなんて化け物と一緒にしないで欲しいわぁ?それにロギアってのは希少なのよぉ?貴方の言った煙野郎…スモーカー大佐にかの名高き海軍三大将、空島にもいるとオーナーが言ってたわねぇ、他にはドラムの雪女に我が社の社長であるMr.0…そうそう、貴方達の船長のお兄さんもロギアだったわねぇ?」

 

「なっ!?アイツ兄貴がいたのか?」

 

思ってもみなかった言葉に考えは中断される。

 

「あらぁ?知らなかったのかしらぁ?となるとここで色々いうのは無粋よねぇ…まぁ本人に聞いてみたらいいんじゃないかしらぁ?」

 

「ちっ、気にはなるが今は置いといてやる…因みにだが剣が効かねぇ能力者ってどうやって斬ればいいか知ってっか?」

 

流石にその質問にはミス・マザーズデーは目を見開き

 

「貴方…普通ソレをアタシに聞くかしらぁ?」

 

呆れたように言うもそれはゾロの

 

「まぁいいじゃねぇかよ、テメェも本気じゃ無いみたいだしいくらなんでも勝負がこれじゃしまらねぇからな」

 

との言葉に少し手を抜きすぎたかしらぁ?と考えつつも納得する。

 

「…まぁ敵に教えを乞うなんて怖いもの知らずの貴方に免じて少しレクチャーしてあげるわぁ。

 

まぁグランドライン初心者なんだし当然知らないでしょうけど刀で斬れないっていうのにも何種類かあるわねぇ。

 

一つはアタシみたいな流動性の身体を持ち物理を無効とするタイプ、次に何らかのルールが働いており攻撃そのものを無効化するタイプ、そして次に刀で斬れない程の頑丈さを持つタイプ…ここまではいいかしらぁ?」

 

「お、おぅ問題ねぇ…ていうか戦わねぇなら服着ろよ!!」

 

思ったよりしっかり教えてくれるらしくきちんと手順を踏んで教えるミス・マザーズデーにゾロは都合の良さを感じつつもしっかりと聞いておく。

 

「一応戦闘中なんだけどぉ?」

 

と文句を言いつつとりあえず毛皮のコートだけを羽織るミス・マザーズデーだったが裸体にコートとある意味全裸よりも不健全な格好に見えるが服を着た事に間違いは無いのでこれ以上の藪蛇は勘弁、とばかりに沈黙も保つ。

 

「さて続けるわよぉ?とりあえず三つに共通する方法なら一番手っ取り早いのは海に突き落としてしまえば早いわよぉ?」

 

「いきなりえげつねぇな!?」

 

「だってぇ、その方が早いんだものぉ…他には海楼石を使うというのもあるわねぇ?」

 

「そのカイロウセキ…ってのは何だ?」

 

「んー、平たく言えば海のエネルギーを持つ鉱石ってとこかしらぁ?能力者に触れると海に浸かった時と同じく力が抜けるって代物よぉ?」

 

「へぇ、そんなもんが…ということはそのカイロウセキとやらで打った刀がありゃ解決だな!」

 

「ざぁんねぇん、そうそう美味い話は無いわよぉ?

 

まず海楼石はとても希少なのもあるしぃ、何より厄介なのはその硬さ…大雑把な加工はともかく武器を作ったりなんてのはとてもじゃ無いけど無理な話ねぇ…」

 

「成る程なぁ、とは言え能力者にはかなり有効なんだな…どっかで手に入らねぇか?ナミならなんか知ってるかもしれねぇな…」

 

「後は覇気を使うって方法もあるけど…流石にこれは早すぎるわね、下手に知識を持ってても良いとは言えないし…さて!次はそれぞれの対応方法よぉ?」

 

考え込むゾロに対してミス・マザーズデーは前半を小声でボソリと言うと次の方法について話し出すとゾロは聞き逃すまいと耳を傾ける、そして丁度その時であった。

 

森の奥から何者かの叫び声…だんだん大きくなるその声は

 

「…ズデー!麗しのミス・マザーズデー!!」

 

大声でミス・マザーズデーの名前を呼ぶ声にゾロは頭を抱えるとそこにはよほど急いで走ってきたのか急制動をかけて止まるサンジの姿

 

「おぉ!麗しのミス・マザーズデー!!貴女のサンジがやって来ましたよ!!」

 

ミス・マザーズデーの前に跪くとその手を取り口付けをするサンジに

 

「あらぁ?ありがとう…確かコックさんだったかしらぁ?」

 

とミス・マザーズデーは妖艶な笑みを浮かべ、サンジがそれに応えるべく目線を上げれば

 

「はい!コックをしていま…うほっ!なんちゅうセクシーな格好!!」

 

走って来た時には見えてなかったのか素肌にコートを羽織っただけというあられもない格好に目をハートに鼻血を垂らすサンジ。

 

「おいクソコック!テメェ何しに来やがった!!蝋燭野郎は片付けたのかよ!!」

 

「あぁ?クソ剣士、テメェがミス・マザーズデーにひでぇ事してないか確認しに来たんだよ!

 

因みにあの陰険眼鏡なら片付けたぜ?お前が苦戦したあの陰険眼鏡はな!!」

 

ゾロが苦戦したという部分を強調して言うサンジにこめかみをひくつかせつつ

 

「…言うじゃねぇか、なんだったらテメェから斬ってやろうか?」

 

と刀を抜こうとするも

 

「あらあらぁ?そうねぇ、二人ともこれみて落ち着きなさぁい?"ハニー・トラップ"」

 

そう言いながら諸肌をはだけさせたミス・マザーズデーに

 

「ぶほぉっ!ありがとうございます!!」

 

サンジは鼻血を出しながら倒れ

 

「テメェほんとに何しに来たんだよ!?」

 

あんまりと言えばあんまりな仲間の姿にゾロは頭を抱えるのだった。

 

 




まぁミス・マザーズデーも本気でやるつもりならとうに決着はついているのでこんな感じに、果たしてゾロは情報を有効活用できるのか?

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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