起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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水も食料も財宝も指針も無く海に放り出されたMr.3達、当然生きていくなら不可欠な訳で目の前にやれそうな船があればねぇ…


蝋燭交渉 ドンクリークさん

 

実はMr.3とミス・ゴールデンウィーク。

 

この二人は麦わら一味に倒された後気絶した状態で船に放り込まれそのまま錨と帆をあげられそのまま波に流されていたのだった。

 

気絶したミス・ゴールデンウィークは取り敢えず目覚めてからMr.3の拘束を解いた後、兎に角何か食事でも摂ろうと痛む首筋をさすりながら船倉に向かったのであった。

 

そしてMr.3が目を覚ましたのとミス・ゴールデンウィークが部屋に戻ってくるのは同時、彼女は開口一番

 

「Mr.3、起きたのはいいんだけどこの船食糧も水も財宝も全く無くなってるわ、どうするの?」

 

との言葉に固まり

 

「…どういう事だガネ?私は火をつけられた後拘束されていたと思うのだが…ここは私の智略天然丸カネ?」

 

「停泊してた場所から流されてたから帆は畳んで錨は下ろしたけど…因みに海水入りの樽に入ってたから出したんだけど…出さない方が良かった?海水浴かしら?」

 

「そんな訳ないガネ!?それより食糧も水も財宝も無いとはどういう事だガネ?麦わら一味はどうしたカネ?」

 

「わたしも女王様を捕らえてたんだけどこう、後ろからゴっと…」

 

と自身のうなじに手を当てるミス・ゴールデンウィークに

 

「…となると我々はやられた後に船に放り込まれて流されたと言うことカネ?そうか!食糧や水、財宝を持っていったのはアイツらカネ!?」

 

合点がいったと伝えるMr.3に頷き

 

「多分…まぁ一応海賊だからね、どうする?島はまだ見えるし戻る?食糧も水も無いけど…」

 

「Mr.6に連絡はとれるカネ?」

 

「電伝虫も無くなってる、それにログポースも無くなってる念の入れようだわ」

 

「…任務に失敗したとなればどうなるかわからんガネ、Mr.6が首尾良くやってくれていれば良いのだガネ…兎に角一旦リトルガーデンに戻るガネ!幸い島影は見えているのだからまだ間に合うガネ!ミス・ゴールデンウィーク、錨を上げたまえ私は帆を張るガネ!」

 

そして慌ただしく二人は島に向かう準備を始め、そしてミス・ゴールデンウィークの船が見えるとの言葉に少し考える。

 

見たところかなりの大型船、だが帆や旗印に特徴的なマークは無く商船か?と考えるMr.3

 

「…ミス・ゴールデンウィーク、先にあの船と交渉するガネ。

 

あの島は巨人族しか住んで無いし食料や水が安定して手に入る訳でも無いガネ…それにログポース、若しくはエターナルポースが手に入る可能性もあるガネ」

 

「…蒸気船なんてここら辺では珍しいわね、パッと見武装は無いけど…商船かしら?腕利きの護衛がいる可能性もあるけど?」

 

「ふん、ミス・ゴールデンウィーク…私を誰だと思っているのカネ?私はドルドルの実の能力者、そんな護衛なんぞ鎧袖一触だガネ!」

 

「…麦わらの仲間に倒されたけどね」

 

「細かい事は置いておくガネ!兎に角進路を一旦あの船に向けるガネ!!ドルドルアーツ…投石機!」

 

それと共にMr.3は甲板に自身から溢れさせた蝋で小型の投石機を作り出すと船を商船に向けて走り出す、そして続け様に蝋の砲丸を二つ発射すると

 

「そこの船!!大人しくそのまま止まるガネ!船を沈められたくなければ全員両手を上げて大人しくしていることだ!沈められてもいいなら話は別だガネ?」

 

と大声で言うのだった。

 

乗り込んだ船の甲板には青年と大男、恐らくこの二人が護衛だと判断しMr.3は口火を切る。

 

「さて、先ほども言った通りこの船の水と食料をこちらに分けるガネ、船長はどいつだガネ」

 

「そうだな、一応船長はおれという事になるが…」

 

その言葉に意外に思いつつも

 

「ほう、てっきり護衛だと思っていたガネ?…まぁいい、大人しく食料と水を寄越すガネ、あぁあとアラバスタへのエターナルポース若しくはログポースもあればそれらも寄越すガネ」

 

「へぇ?食糧や水をだけでなく船乗りにとって命綱となる指針を寄越せと?随分と高く出たな?」

 

「ふん、貴様らは船を沈められたくなければ言う通りにするガネ」

 

「…因みにこの船はステラ財団の所属だ、こう言えばわかるか?新世界の怪物に喧嘩を売る気か?」

 

その言葉に一瞬Mr.3は硬直するも例えあの財団に所属してようが沈めてしまえばいい話、もし何かあっても自身のボスがクロコダイルだと言うあの小娘の話が本当なら海難事故なり何なり処理して貰えばいいだろうと考える。

 

「御託はいいガネ!言っておくが私は悪魔の実の能力者…こんな船を沈めるなんて造作も無い事だガネ!!」

 

そう言って体から蝋をドロリと溢れさせるMr.3に

 

「なるほど、ではこちらも精々足掻いてみせようか?食料と水を分けるだけならまだしもログポースは渡せんからなぁ?…なぁ"闇金"のギャルディーノ?」

 

側にいた青年を後ろに下がらせゆっくりと構える大柄な男。

 

「なっ!?貴様どこでその名を!!」

 

「知ってるぜ?サウスブルーで高利貸しとして知られており金融詐欺をしたとして表舞台から姿を消していたな。

 

パラミシア系、ドルドルの実の能力者であり…そしてかの犯罪秘密結社のエージェントMr.3?」

 

「…そこまで知っているのなら消すしかあるまい!!ドルドルアーツ・大槌!!」

 

それと共にMr.3は蝋で作り出した大槌を手に目の前の男に振り下ろすのだった。

 

 

 

 




Mr.3が高利貸しをしており金融詐欺をはたらいた言うのは独自設定です、ご了承のほどよろしくお願いします。

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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