Mr.5も奥の手の全身起爆をきちんと発動させていたし相手の奥の手をきちんと使えるのは楽しいです。
奥の手をあえて食らって反撃する…化け物かな?
ピキリという音が響く。
その音にMr.3が素早く振り向くがそこにはあいも変わらず堅牢なドルドルの蝋で包まれた大男の姿。
気のせいか?と思いつつ向き直ろうとした所で
「なぁMr.3…少しいいか?」
という男の声に再びそちらを見る。
「なんだ?恨むのなら我らの情報を知った上で私の前に現れた自分自身を恨むことだガネ」
「別に恨み言じゃねぇんだが…アンタは確かに強いだろうさ、まぁ肉弾戦は苦手だろうがそのドルドルの実の力を上手く使いこなせているようだ。
放出した時は不定形である故にどんな形にも変化させる事が出来る汎用性、一度に生み出す蝋の量も中々だ、訓練してない能力者ならこうはいかないだろう。
そして何より固まれば鉄に匹敵する硬さを持つという特性、成る程これだけでもここら辺なら一角の強者として君臨出来るだろう」
「褒めてくれるのはいいが何の狙いカネ?おだてても私の正体を知っている以上消えてもらうガネ?」
「…出来るもんならやってみな?あぁ確かにアンタは強い…だが世の中には自身の力量ではどうしようも無い理不尽ってもんがあるんだぜ?」
その言葉と共に先程は気のせいと考えた音が加速度的に音を増していき
「なっ!?貴様まさかっ!!えぇいドルドルジャケットぉっ!!」
「大海を知る事だなMr.3、拳砲っ!!」
それと共に鉄の硬さを持つはずの拘束は粉々に、そして続け様に放たれた拳が飛んでくる蝋を迎撃、当たった側から弾き飛ばす。
「ばっ、化け物かね貴様はっ!?巨人族さえ拘束出来る筈の枷を…しかも身動き一つ取れない状態でどうやって!」
「んー…簡単な話だがMr.3、お前は"パンプアップ"という言葉を知ってるか?」
「筋肉の一時的な肥大化だろう、それがどうしたカネ?」
「その通りだ、簡単に言おう"自身の筋肉を爆発的に肥大化させた"、それだけの話さ」
「馬鹿を言うんじゃぁ無いガネ!そんな事で全身を覆う私の蝋が壊れるものか!!
ドルドルアーツ・剣!!言う気が無いなら言わなくていい!拘束が壊されたなら更なる手で拘束するまでだガネ!!」
それと共にMr.3が生み出した巨大な剣がクリークを刺し貫こうとし…そしてガキンっ!!という音と共に止められた。
「…どうした、剣と言った割には随分となまくらだな?薄皮一枚すら貫けないのか?」
「なっ!貴様まさか能力者カネ!?」
「いい加減その勘違いも慣れたなぁ…残念ながら生まれてこの方能力者だった覚えはねぇぞ?」
「だったら私のドルドルジャケットを破った事といい先程の事といいどう説明をつけるガネ!!」
「言っただろう、大海を知れと…世の中にゃあ例え能力者じゃ無くとも理不尽ってのは存在するんだよ!飛拳砲っ!!」
それと共に不可視の拳撃がMr.3へと向かい
「私を井戸のカエルと馬鹿にするカネっ!!キャンドルウォール・ミルフィーユっ!!」
そして見えずとも察したのかMr.3は自身の信頼する己の力によって何層にも重なった蝋の壁を生み出すものの
耳障りな音と共に鉄の硬さを持つ筈の壁はあっさりと壊されMr.3に不可視の拳撃が突き刺さると大きくその身を吹き飛ばしそれと共に意識も飛ばされたのか沈默。
「…ふぅっ、ちとやりすぎたか?ギンとりあえず手錠をかけてMr.5と一緒の牢に入れておけ。
あぁ、後相方が下の船にいる筈だからジョークか誰かやって捕らえてこい。…船は後部格納庫に収容しておいてやるか、何かに使う事もあるだろうし」
そしてクリークは拳を突き出した姿勢からゆっくりと構えを解き傍で見守っていたギンにそう指示を出したのだった。
そして指示通り動いたギンとジョークはミス・ゴールデンウィークが戦闘云々の前にいきなり現れた動く骸骨に悲鳴を上げて卒倒するという一幕はあったものの手早く二人を拘束、ベアトリーチェ号の牢に入れたのだった。
そして暫く時間が経ちMr.3は目を覚ます。
「む、ここは…?」
「起きたかMr.3?アンタまで奴に倒されるとはな…」
痛む腹をさすろうとして自身が後ろ手に拘束されている事を悟り舌打ちをして目の前の男を見るMr.3。
黒の癖毛にサングラス、長いコートには数字の5をあしらったマーク。
「貴様は?私の事を知っているのカネ?」
「奴が親切に教えてくれたさ。こうして会うのは初めましてになるか?おれはMr.5と名乗らせてもらってる」
「そうか貴様が…」
「ま、この檻の中じゃあんまり関係無い話だがな?」
「貴様が間抜けにもビビ王女の暗殺に失敗した上にたかだか三千万の海賊小僧に阻まれて任務を失敗したという…」
「あ?ひでぇブーメランだな、アンタもここにいるってことは同じ穴の狢だろ」
本物かどうかは知らないが、と思いつつもMr.3はMr.5の言葉を聞き流しながらこの拘束を解こうとするも
「なっ!能力が!?」
今まで問題無く発動出来ていた能力が発動しなかったのだ。
「大人しくしといた方が無難だぜ?Mr.3。
おれ達につけられた手錠は海楼石製だとよ、いくら能力を使おうとしたところで無駄さ」
その言葉に先程から全身に広がっている倦怠感はそのせいか…と考えつつ
「Mr.5、貴様は何故ここに?奴にやられたのカネ?奴は何者だステラ財団の所属と言っていたガネ…」
「何だそりゃ?まぁいい聞いて驚けMr.3、奴こそ海軍本部で最も大将に近いと言われている男…奴こそ海軍本部中将"鈍熊"のクリークだとよ。
ま、あの馬鹿げた戦闘力をみるかぎり偽物って事はねぇだろ」
「なっ!鈍熊だとっ!?本部中将、しかも赤カモメの頭が何故こんなグランドラインの辺境にいるのカネ!?」
「本人曰く休暇だとよ、大人しくしておけば危害は加えないそうだぜ?」
Mr.3はその言葉も聞こえておらず
「終わった…、これでもしボスが作戦を成功させても裏にいる事は海軍にバレているガネ…
流石にあのクロコダイルが負けるとは思わんが七武海と本部中将がやり合ってお咎め無しとは行くまい…下手すりゃインペルダウン…私が今まで必死に任務をこなして来たのは何の為だったガネ…」
ガックリと頭を垂れてこれから先の絶望的な想像を頭に描き項垂れたのだった。
アンケート開始、今はまだ情報は言えませんが
謎の○○○"クリストファー"
謎の○○○"ウィリアムズ"
謎の○○○"Ms.フッド"
謎の○○○"ニコラチェノスフキー"
謎の○○○"ニコライ"
のうちのどれかにする予定です、全てはアンケート次第…
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。