起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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ふひー、めっちゃ風強かったなぁ…幸いにも大きな被害は出なくて良かった


鉄壁の不審者

一方その頃雪崩に飲み込まれた村のうちの一つ、"ビッグホーン"では無事な者が他の者等の治療にあたっていた。

 

何しろ雪女ことモネによって雪中から弾き出されたとてあの大質量の雪崩を受けたのだ、それによるものか骨折をしていたり、ある者は極寒の雪の中に閉じ込められていたからだろうか凍傷にかかっていたり、またある者は雪崩のあまりの恐ろしさに雪から弾き出された後も恐怖で錯乱していたりと様々であった。

 

一悶着あったものの同じく雪崩に飲み込まれた後に弾き出されたワポルお抱えの医者集団"イッシー20"も協力してドルトンの指揮の元、村人も医者達も一丸となって事態の収拾にあたっていた。

 

原作ではドルトンがチェスの矢を受けた上に雪崩に呑まれ、更に兵士の邪魔により心停止までするという事態になっていたがこちらでは謎の仮面男に邪魔された事により矢は弾かれたので大きな怪我も無く、そしてウソップとビビはその過程でいつの間にか謎の男とワポル旗下の兵士達との乱闘に紛れ込みコートを奪っていたゾロの姿を見つけ、そしてドルトンを救った謎の男と相対していたのだった。

 

「貴方…ドルトンさんに聞いたけど村の人じゃ無いみたいね、戦闘を見る限り恐らく能力者、熱を操る感じの能力かしら?しかもかなり腕がたつみたいだけど…何者なの?」

 

それと共に相手が能力者だったからであろうか?追手の可能性を考えて腰の後ろに隠しているナイフにそっと手を当てるビビ。

 

「おやおや随分と物騒なお嬢ちゃんだね、おれはただの旅人さミスター・アイアンとでも呼んでくれ!」

 

警戒を見とったのかスッと目を細めつつも務めて明るく言うミスター・アイアン

 

「旅人ねぇ…じゃあなんでドルトンさんがアンタの事知らないんだ?」

 

首をすくめるミスター・アイアンに旅人という事を疑いつつ半眼を向けるウソップには

 

「この村には先程着いたばかりなんだ、その直後だよ雪崩に飲み込まれたのは。

 

それまではロベールの町にいたからね、彼がこちらを知らなくても不思議では無いだろう?」

 

「確かにスジは通っちゃいるが…どうするビビ、確かにお前の言う通り怪しいかもしれねーけどやっぱ考えすぎじゃねぇか?バロックワークスの追手かもしれないって…」

 

と小声で話しているがミスター・アイアン…パールの耳にはバッチリ聞こえている。

 

「確かにバロックワークスに熱を操る能力者がいるなんて聞いてないし、もし能力者なら少なくともエージェントクラスの筈だからわたしが知らないって事もない筈…」

 

「別口なんじゃねぇか?ここはグランドラインだぜ?確かにおれのいた東の海でなら珍しいかもしんねーけどグランドラインなら能力者はうじゃうじゃいるって聞いてるからな」

 

「はっ、なんでもいいじゃねぇかよ、おい仮面野郎てめーかなりツエぇんだろ?良かったらおれと遊ばねぇか?」

 

悩むビビを他所に兵士達と戦っていた姿を見ていたゾロは相手がかなりの腕を持つと判断して刀の柄に手をかけている。

 

恐らく相手が追手であれなんであれ少し戦ってみれば相手の手の内や思惑がわかるという判断なのだろう、…相手が強そうだから戦ってみたいという好戦的な判断では無いと思いたい。

 

「はっはっは、おれは平和主義者だからね!やり合う理由が無いから断らせてもらうよ!」

 

そんなゾロの言葉に笑って躱すパール

 

「おいどーすんだよビビ。兎に角おれ達もワポルってのを追うべきか?確かにルフィとサンジもついてるから問題ねぇとは思うが…」

 

「…確かにあの雪崩が心配ね、ドルトンさんは問題無いし兎に角ナミさんの病気を治さない事にはアラバスタには行きようも無いしね」

 

「国の崩壊という悲劇の中でやっと得られた好機じゃないか!!いま這い上がらなければ永遠にこの国は腐ってしまうぞ!!」

 

そうウソップとビビが話し合っていたがそこに響く大声、そちらを見れば大剣に加えて銃を両手や背中に背負うドルトンの姿。

 

「だがドルトンさん、あんた一人じゃ!しかもロープウェイは無いんだ!どうやって城まで行くつもりだい!」

 

「歩いて登ればいいだけの話だ!それに私がケリをつけて見せる!!例え刺し違えようとも…どんな卑怯な手を使ってでも!!」

 

止める村人達に対して放ったドルトンの言葉に何かしらの感銘を受けたのかウソップも共に向かうと言い出した上にゾロも戦い応えのありそうな相手がいるからか同調するゾロ。

 

そんな姿に村人達も止められないと感じたのか

 

「…待ってくれ!!そこまでして行くというのなら30分!30分だけ待ってくれ!!

 

その時間を貰えれば城へのロープウェイを一本は修理できる、そいつに乗って行った方が断然早い!」

 

そう提案する村人。

 

「馬鹿な…城へのロープはもう一本も張られて無い筈では?」

 

「それがあるんだ、誰かが白いロープを一本張り直している、ギャスタの外れの大木から城に…村の若いモンがたまたま見つけたんだ」

 

「ギャスタって…」

 

「あー、確かDr.くれはって医者が最後に向かったっていう…」

 

そうして村人達の言葉にドルトンも納得したのだろう、ロープウェイの修理を待って城へと向かう事になったのだった。

 

 

 

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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