起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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少し遅刻

なんかほぼ原作を書いてる感じになってしまった…


医者の覚悟

「さて…もう少しお仕置きが必要かしら?」

 

そう言ってモネがワポルをちらと見やると周囲の雪が持ち上がりワポルの周りに円周状の壁を作り出し

 

「おいっ!こいつはおれの獲物だぞ!!」

 

周囲を一気に囲おうとした所で麦わら帽子を被った少年…ルフィに止められた。

 

「あら、あなた達はこの馬鹿達を相手に戦えるの?…馬鹿そうな見た目だけど強さはそれなりよ?」

 

「そんなん知るか!おれはこいつをぶっ飛ばす!そう決めたんだからな!!」

 

「…そう、じゃあ戦闘が終わるまでは手を出さないでおいてあげる」

 

そうしてまるで自分を見下したかの如く交わされる話にワポルは吹き飛ばされた事もあり怒りは頂点に。

 

「どいつもこいつも舐めくさりおって…見せてやるぞ…バクバクの真の力…!バクバクショック!!」

 

バクバクの実の能力者ワポル。

 

この男の能力は口を巨大化させ、ありとあらゆるものを食べる事が出来るいわば"雑食人間"となる能力だ。

 

普通の食べ物から樹木や草、更には強靭な顎で石や鉄といった無機物すら噛み砕き、挙句の果てには建物や砲弾、大砲に人間と言ったものすら丸呑みにしてしまう。

 

…果たしてこれを雑食と呼んでいいのか甚だ疑問であるが。

 

とりあえず一旦それは置いておくがその能力の相性上物質を生み出し、形作る能力者に優位を取る。

 

例えばドルドルの実なんかが良い例だろう、例え鉄の硬さであろうと能力で作り出した構造物を食べられてしまうからだ、ワポルvs Mr.3なんか見てみたい気もするが。

しかしバクバクの実の真骨頂はそんなものでは無い。

 

己の食べた物を己の肉体に反映させるという"食べた力を我がものに、食べた分だけ我がものに"を地で行く破格の能力を持っているのだ。

 

食後という最良の状態で変化したワポルの姿は体は家に、そして両手は大砲にという異形の姿となっていた、これはワポルが船内で大砲や砲弾、火薬に更に麓の村で家を一軒食べていたからこそであり、もしも軍艦なんかを纏めて食べていたらその戦力はかなり驚異的なものとなっていただろう。

 

そして更に二人の臣下、チェスとクロマーリモに食らいつくと丸呑みしそしてしばらくすると体内から現れたのはまるで肩車でもしたかの如く合体した人間。

 

医者狩りの生き残りに自身を舐めた海賊、気に入らない獣、そして挙句の果てにいつまで経っても自身を見下す雪の化け物。

 

自身の殺したいリストに並ぶ相手達を前にワポルの両手の大砲が火を噴いた。

 

とは言え今更そんなものが通用するわけもなく砲弾は弾かれ、砕かれ、投げ返され、掴まれ…と情けない結果であったがワポルはニヤリと笑い標的を変える。

 

大砲と化した腕が向けられたのは城の天辺に掲げられた桜をあしらった髑髏の海賊旗、自身の城を穢すその旗を吹き飛ばし上機嫌に笑うワポルであったがその笑みは凍りつく、自身と戦っていた筈のルフィが旗の元まで移動、再び旗を掲げなおしたからだ。

 

再び折ってやろうと砲撃をするワポルだったが大砲の砲撃をまともにくらいつつも側を決して離さずに掲げ続けるルフィの気迫に逆にびびる始末。

 

その姿を見て密かに海賊に憧れていたチョッパーは感銘を受けつつ、モネは呆れたものを見るかのような目でルフィを見ていたがルフィはそんな視線など意にも介さず

 

「おいトナカイ!おれは今からこいつをブッ飛ばすけどお前はどうする!!」

 

と大砲の爆発によるダメージなど無いかのように言ってのけたのだった。

 

「おれは…?」

 

「このカバ野郎めが!そんなに旗を守りたきゃずっとそこで守ってろ!!」

 

その態度に苛立ったのか再び砲撃をしようと大砲と化した腕を海賊旗に、そしてそこにサンジが蹴りを入れようとしたところで不吉な音がサンジの腰から響きドクトリーヌの蹴りがサンジに入るのとサンジとワポルの間に雪の壁が持ち上がるのは同時だった。

 

「おや、見てるんじゃなかったのかい?」

 

「医者としてそれ以上は無理させられないわ、下手したら歩けなくなるかもしれないわよ?…まぁその程度ならちょっと手間だけど貴女もわたしも外科手術で何とか出来るでしょうけど面倒だものね」

 

ドクトリーヌが聞けばモネはそう答え、白目を剥いたサンジはドクトリーヌに足を掴まれ引きずられていき、そこに代わりというわけでは無いだろうがチョッパーがワポルへと殴りかかる。

 

惜しくもチェスとクロマーリモの合体人間、チェスマーリモに阻まれたがルフィはそれを楽しそうに見ると城の頂上から地面に激突、心配するチョッパーを他所に笑いつつも自身も世間では一般的に化け物と呼ばれる悪魔の実の能力者であるゴム人間だと返して見せる。

 

「おいトナカイ、お前あいつを仕留められるか?」

 

「…なんてことねぇ!あんな奴!!」

 

「じゃあ決まりだな、おれの相手は邪魔口だ!」

 

そう言って指をパキパキと鳴らしつつワポルに構えるルフィ

 

「おのれ麦わらめ…びゅんびゅんと飛び回りおって…」

 

「もう迷わないぞ…!」

 

先程の戦闘で殴らずに相手を追い返そうとして砲撃をくらった事もあり今度は迷わない、と意気込むチョッパーに対して

 

「「お前がおれを倒せるって?えぇ!化け物っ!!」

 

チェスマーリモが馬鹿にしたように笑うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




戦いはカットかなー?どうしようかなー

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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