起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

332 / 580
二話を一話への統合は完了しました、後は三点リーダーや誤字訂正などの改訂だけですのでしおりのズレが発生する事はもう無い予定です。

これからは通常通り話数が増えていく予定です、これで番外編が書けるようになるなー


雪島騒乱の終わり

「…で、次はお前がやんのか?」

 

ワポルを粉砕したルフィは腕や脚に走る軽い痛みを無視して自身のケンカに余計な手を出したモネに向き直る。

 

「そうね…この国でわたしと戦おうという気概は買うけれど…」

 

それと共に大きく欠伸をしてフッと手を動かせば瞬く間にルフィに纏わりつく雪

 

「ぐっ…また雪か!!」

 

「それがわたしだもの、まぁわたしとしてはこれ以上戦う気も無いし…

 

先ずはその火傷を治した方がいいんじゃない?そうね、折角だしこれをあげるわ」

 

それと共に雪で拘束されたルフィの前に手のひらサイズのケースを投げるモネ

 

「…なんだこれ?」

 

「火傷によく効く軟膏よ。ふぁぁ眠い…」

 

「お?なんだお前、実はいい奴なのか?」

 

「そこら辺は貴方が考える事ね、…でもその技って高い威力を持つ理由に摩擦熱を使ってるんでしょうけど使うたびに火傷するというのはマイナスじゃない?」

 

「知るかっ!そうでもしねぇと攻撃が効かねぇんだからしょうがねぇだろ?」

 

「そうねぇ、言いたい事はわかるわ。貴方は東の海では十分に通用する実力を持ってるわ。

 

…でもこのグランドラインは魔境、そしてそれは進めば進むほど貴方に牙を剥くわ、今は問題無くてもこの先は…いえ、ここでわたしが口を出してもしょうがないわね。

 

さてDr.くれは、わたしはそろそろこの国を去るわ」

 

「おや、てっきりこの国に腰を落ち着けるもんだと思ってたけどねぇ」

 

「逆に長くこの国に落ち着きすぎたのかもしれないわね、雪女…言い得て妙ね、雪女であるわたしにこの国は居心地が良すぎたものね。

 

…ワポル達はわたしが一緒に連れていくわ、勿論この国には戻って来れないでしょうけどそれでいいかしら?」

 

「…そうかい、更に医者が減るとなるとアタシが苦労する羽目になるんだがねぇ」

 

「あら、そこは安心してもいいわよ?わたしにも伝手があるのよ、イッシー20はこの国に戻る予定だしファウス海軍病院から賛同者がこの国に来る予定よ?」

 

「あの最高峰の医療機関からかい…?

 

モネ、あんた何者だい?数年前にこの国にふらりとやって来たのは知ってるがそれまで何をしていたのか、何処にいたのか…そういえば聞いてなかったね」

 

「ふふっDr.くれは、美しさの秘訣を知っていて?"秘密は女を美しくする"のよ?」

 

「ヒッヒッヒ!成る程、そりゃいいねぇ!!」

 

「さて、じゃあね麦わらくんまた会う日までご機嫌よう」

 

それと共にモネは宙に踊り出し吹雪の中をまるでほどけるように消えていったのだった。

 

今度こそワポルを、と意気込んで来たドルトン達が城についた時には全て終わった後であった。

 

何があったのかを聞けばそこで発覚する数々の出来事、意気込みは空振りに終わったものの、かつて黒ひげをこの国から何とか追い払った救国の乙女がワポルを連れ去った事によりかの独裁者は二度と戻ってこないだろうというDr.くれはの言葉に多くの者が喜び、そして彼女がいなくなる事にとても残念な気持ちを抱いていた。

 

そしてビビ、ウソップ 、ゾロは雪だるまと化したルフィとうつ伏せの状態から立ち上がれないサンジを見て余程の強敵だったのだろうと考えるも

 

「くっそー!まんまと逃げやがって!次はぶっ飛ばすからな雪女!」

 

「おいルフィ!モネちゃん殴ったりしたらおれがてめぇを三枚に卸してやるからな!」

 

二人の言葉に疑問を覚える。

 

何はともあれ当初の目的であったナミの病気は治療中、それに加えサンジが腰をやったのでその治療と両手足に火傷を負ったルフィの治療という事であと少しの滞在が決定。

 

こうして麦わら一味達のドラム騒乱はようやく集結したのであった。

 

そして一方姿を消したモネはドラムロックの下に再び出現すると白目を剥くワポル、チェス、クロマーリモを手早く拘束、しばらく待てば

 

「緑の髪の美女…君が"スノー・クイーン"かな?」

 

「あぁ貴方が彼女の言っていたMr.6…いえパールね?この後の事は?」

 

「聞いているとも、ミス・ハニーがそろそろ武器庫の鍵を破壊して戻ってくるからその後ロベールに移動、ボスの船が到着している筈だ」

 

「そうねわたしは荷物はもう纏めて準備しているし後は移動するだけね、でもクリークさんがあの麦わらくんに目をつけるのがなんとなくわかる気がするわ、危なっかしいんだもの」

 

「成る程、しかし彼の戦闘に対する才覚は本物だよ。

 

データによれば剃を見て数日ほどで初めて使って見せたとの事だし、拳で破壊できないと見るや摩擦熱を利用して攻撃すると言う応用性も見せた」

 

「あぁ、それは確かにわかるわね。この環境だと入りと抜きが難しいでしょうにワポルとやってた時は途中から見違えるように動き出したもの」

 

「…アラバスタではかのサー・クロコダイルと戦うつもりらしいが勝てると思うかい?」

 

「…サー・クロコダイル、噂はかねがね。王国乗っ取りを画策してるんでしょ?気持ちはわからないでもないわね。

 

ロギア系スナスナの実の能力者にして王下七武海の一角…でも彼が砂漠の国と呼ばれるアラバスタを欲しくなるのは少しわかるわね、わたしもドラムに長くいたから尚更。

 

…少し本気でわたしが相手してあげた方が良かったかしら?」

 

「…この雪の国で本気の君とは絶対に戦いたくないな」

 

「あら失礼ね、まるで人を化け物みたいに…」

 

「ふっ、我々能力者は大体が化け物扱いさ。その中でもロギアは別格ってだけさ」

 

「確かにその通り…とは言えわたし達なんかとは比べものにならない化け物がこの海にはごまんといるんだけれどね…」

 

そう言ってモネは頂上にある城の方を見るのであった、麦わらの一味がこれから辿るであろう道のりを思い浮かべるのだった。




ドラム編終わり!次の一味はアラバスタ編ですねー

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。