起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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更新が毎日じゃ無くなってる今日この頃ですが頑張って続けて行きますので応援宜しくです。


砂の国での方針を

「カトレアに?ユバじゃ無かったの!?」

 

「えぇ、姫様が黒幕の正体を探るべくこの国を出て行った後にコーザが"この町はもうダメだ"と放棄を決意、その後まだ影響の少ないカトレアに拠点を移しました」

 

なんとかルフィとも合流し、一行はビビの案内でナノハナの奥まった場所にある建物に来ていた。

 

中には十数人ほどの人間が忙しげに立ち回っていたり地図を囲んで何らかの話し合いをしていたがビビを見ると深く頭を下げ口々にその帰還を喜んでいた。

 

ビビが言うには彼等は直属の武装親衛隊の一部であり、ビビが裏で動くためにあちこちに分散して情報を探らせておりここもその一部という事であった。

 

成る程言われてみれば格好こそそこらを行き交う庶民の格好だが男も女もしっかりした身体つきをしておりなかなか強そうだ、とナミは納得してビビと共にこの国の情報について聞く。

 

「ねぇビビ、反乱軍はユバってオアシスにいるって言って無かった?」

 

「えぇ…わたしがこの国を出る前はユバを拠点にしてたんだけど…」

 

「実は前々から砂嵐がユバを襲ってまして…ユバはもう死んだも同然です、僅か数名が残ったものの多くの住民が散り散りに、そして反乱軍も利便性を考えてカトレアに拠点を移したみたいです」

 

「…雨が降らない所為で砂嵐も頻発しているのね、あのユバが枯れるだなんて…」

 

「…一概に日照りの所為と言えないかもしれません」

 

「どういう事?何か要因が?」

 

「我々親衛隊でも調べたのですがどの砂嵐もユバの北、レインベースの方角から発生し、そしてどれもユバとエルマルを通り南下しているのです。

 

確証はありませんが意図的なものを感じます、敵が砂のロギアである以上あり得ない話では無いかと…」

 

「…個人の力で砂嵐をおこすなんてロギア系の能力者ってほんと化け物ね」

 

気象に深い知識を持つナミだからこそ理解する、砂嵐はこの国では天災となり得るものである。

 

だからこそ人為的にソレを発生させる事ができれば自身の手を汚さず、しかも証拠も残さず町一つを衰退させる事が出来るのだ。

 

「ご友人どの、まだ奴の仕業だと決まったわけじゃ無いです、可能性が高いと言うだけの話ですよ」

 

「…いえ、ナミさんの言う通り相手に可能性があるのならそれに対して備えなきゃいけないわ。

 

戦力を低く見積もって有事に備えないのは愚か者のする事よ、砂のロギアなら砂嵐くらい起こしても不思議じゃ無いものね」

 

「なーなー、ナミぃビビぃまだかかるのかー?」

 

ビビ、ナミ、それとここナノハナの部隊長を務める男が地図を前に話し合っていると最初は大人しく話を聞いていたもののやがて飽きたのかある者は退屈そうに、ある者はいびきをかいていたりする中でルフィが椅子に逆向きに腰掛け背もたれに顎を乗せつつ退屈そうに言えば

 

「…姫様、本当に彼らが役に?」

 

「普段はこんなだけどやる時にはやってくれるのよ、もうちょっと待っててねルフィさん、今この後の方針について計画を立てているところだから」

 

「むー、早くクロコダイルぶっ飛ばそうぜ?」

 

ビビの言葉にルフィがそう言えば

 

「ルフィ、目的忘れてるでしょ。

 

あたし達はクロコダイルをぶっ飛ばしに来たんじゃなくて反乱軍を止めに来たの、わかる?」

 

ナミが拳を握って笑顔でルフィに迫る。

 

相手は王下七武海に名を連ね、しかも世にも希少なロギア系の化け物。

 

そんなのを相手にするだなんてとてもじゃ無いがやってられないと思ってるのだろう、下手すればこの国で全滅する恐れもあるのだ。

 

「むー…ぜってークロコダイルぶっ飛ばした方が早いんだけどなぁ」

 

「まぁまぁルフィさん、反乱軍と話し合うのは前段階だしサー・クロコダイルに会うにも順番って物があるのよ」

 

と、意図的にルフィとクロコダイルを合わせないようにしているかの口ぶりのビビ…と言うか今まであまり気にしてなかったがビビもビビで少し様子がおかしい気もする、二面性とでも言うのだろうかアラバスタに来てからはそれが強くなってる気もする。

 

「…とにかく反乱軍がエルマルにいるのなら秘密裏に接触、幸いにも反乱軍のリーダーであるコーザとは面識があるわ」

 

「では反乱軍に潜入している親衛隊の者に情報を伝えておきます、少なくとも明日までには話し合いの場を設けて見せましょう」

 

「えぇよろしくね、それよりもルフィさん曰く海軍が来ていると聞いたのだけど…政府はクロコダイルを信用して海軍なんて送って来ない筈よね?」

 

「あぁ、専任追討で上陸していると聞いています。

 

上手くいけばクロコダイル捕縛に役立つかもしれませんが…それよりももっととんでもない奴らがこの国に来ています」

 

「とんでもない奴等?」

 

「はい、報告が遅れましたがテゾーロ財団の頭であるグラン・テゾーロとクロコダイルと同じく七武海の一角であるポートガス・D・エースが上陸しています」

 

「え…?」

 

「なっ…!」

 

その言葉にビビとナミは固まるも

 

「!!おいおっちゃん!今エースって言ったか!?」

 

二人よりも劇的に反応したのは今まで退屈そうにしていたルフィであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ビビ王女の二面性

16歳の普通の少女の顔
王族として上に立つ者の顔

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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