起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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皆様いつも誤字訂正、評価、感想、お気に入り等ありがとうございます。

仕事が変わり勤務態勢がガラリと変わって大変ですがお陰様で書くの頑張れます。


不意邂逅 ドンクリークさん

「おや、また旅人かい?しかも随分と大勢だね…なぁに宿はいくらでも空いている、それがこのユバの自慢だからね」

 

アラバスタ王国西部における交通の交差点として自負をトトは日課の砂堀を中断して笑いながら言うと

 

「おいおっさん、この町にある水と食料をいますぐ寄越しな。

 

こっちは砂漠越えてきてヘトヘトなんだよ、もし断ったら…どうなるかわかってんだろうな?」

 

そう言ってカトラスをスラリと引き抜く男…ビリオンズの構成員は脅すも

 

「む…貴様ら盗賊の類か?食料なら少し分けてやれるが水は無理だ、欲しいなら自分達で掘る事だよ」

 

そう言って再び砂堀りに戻るトトだったが

 

「はぁ?こんな枯れたオアシスを掘って何になるってんだ?いいから黙って水と食料を持って来やがれ!!」

 

それと共にカトラスを持った男はトトに斬りかかろうとするもその凶刃はガキン!と言う音と共に阻まれた。

 

「おいおい何をやっているんだい?それは指令の範囲に含まれるのかい?違うだろう?」

 

トトの前に飛び出し大楯でカトラスを受け止めた男、Mr.6が諭すように言うが

 

「でも標的がいつ来るかわからないなら水も食料も多い方がいいに決まってるじゃねぇか!」

 

とカトラスを振った男は文句を言う。

 

「確かにその通りかも知れないね、が必要な情報源を自らの手で消してどうするんだい?」

 

「ちっ…」

 

それと共に男はカトラスを収めると肩をいからせながら集団に戻りMr.6はそれを見ながら

 

「やれやれ…エリートが聞いて呆れる、本当にそこら辺のゴロツキと変わらないな」

 

と肩を竦めさせた。

 

「…アンタは何者だね?」

 

「あぁすまないなご老人、我々は人を探していてね…この顔の四人をどこかで見てないかい?情報に寄ればここに来る"らしい"と言う事で迎えにきたんだが…」

 

そう言いながらMr.6が一枚の写真と三枚の似顔絵を見せればトトの顔色が変わる…が

 

「…すまないが見ていないね、他をあたってくれ」

 

「そうかい…邪魔をして悪かったね、とりあえずそこら辺の建物は借りさせてもらうよ、構わないかね?」

 

「好きにしたらいい、宿だけはいくらでも空いている」

 

そう言ってトトは再び砂堀りに戻るのだった。

 

「やれやれ…頑強なご老人だね、まぁいい全員とりあえず休息だ!Mr.4とミス・メリークリスマスもそれでいいかい?」

 

「はーやれやれ、やっと休めるよ!Mr.4!アンタがノロマだからわたしが余計に疲れちまったよ!よけつかだよ!このヴァっ!」

 

「ご〜〜〜め〜〜〜ん〜〜〜よ〜〜〜」

 

「まぁまぁミス・メリークリスマスぅ、とりあえず休みましょうよぉ砂漠越えで砂まみれに汗まみれ…お風呂でも入りたいわぁ」

 

「ミス・マザーズデー、風呂は期待しないでくれそこまでの量の水は持ってきていないんだからね?」

 

そうエージェント達が言っていた時の事であった、突如として辺りに轟音が響き少し離れた町の一角に上がる砂埃

 

「なんだいなんだい何事だい!!」

 

ミス・メリークリスマスがいきなりの轟音にびっくりしてそう言うが

 

「…ご老人、ここには他に人がいるのかい?」

 

Mr.6は冷静に砂を掘る手を止めて轟音がした方を見るトトに聞けば

 

「…昨日の夜から旅人が一人いるだけだ。まったく、騒ぎは勘弁して欲しいもんだがね」

 

トトの言葉にMr.6は

 

「あの方向はビリオンズが行った方向か…大方その旅人とやらと小競り合いになったかな?

 

とりあえずビリオンズは何名か向こうに行って様子の確認を、場合によっては動くかも知れないが、おれ達は拠点の設営を行なっておこう」

 

その言葉に10人ほどのビリオンズが轟音のあった方向へと向かい、エージェントと残りのビリオンズはそれぞれラクダから荷を下ろしたり火を起こしたりと準備を始めてしばらくした頃

 

「さーて…こいつらはお前らの仲間か?」

 

そう言って十数人をずるずると引きずってきてどさりと投げ捨てたフードを目深に被った大男、いきなりのその出現にバロックワークスの面々は一気に臨戦態勢に、四十名程の武器を構えたビリオンズを静止して

 

「…随分なご挨拶だね、君がご老人の言っていた旅人かい?」

 

「ほう?心外な言い方だな、元はと言えばいきなり俺が使っている宿に入ってきた上に剣を突きつけて表にある荷物と水と食料を寄越せと言ってきたのはそっちだと記憶してるが?」

 

「…それについては謝罪しよう、だがこうしていきなり部下をやられてこちらが納得するとでも?」

 

「まぁ納得は出来ないだろうな、いいぜ?相手になってやるよ…"バロック・ワークス"?」

 

それと共にざわりとざわめく面々

 

「なっ!なんだいアンタ!何故その名前を知ってるんだい!!」

 

そしてミス・メリークリスマスも言うが

 

「賞金稼ぎに暗殺諜報、顔も名前も不明なボスの指令の元忠実に動く犯罪秘密結社…おっと秘密だったか?」

 

大男はそう言って腰にさしていた剣を引き抜くと

 

「…総員戦闘用意、そこまで知っているなら消さねばならないね?総員かかれぇっ!!」

 

そう言ってMr.6は片手を上げるとその手を目の前の男に向けて振り下ろすのだった。

 

その体格に声、そして見覚えのある拵をした武器に薄々とその正体を察してこりゃ無理だな…と軽く諦めつつではあったが。

 

 

 

 

 

 




さてユバにやってきたバロックワークスの面々、しかしその前に旅人が一人…一体何ークさんなんだ…

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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