起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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クロコダイルは割と強いと私は個人的に思っています、特に彼が本領を発揮するのは砂漠での戦い…故に個人的主観に基づきかなりの強化が入っていますのでご注意を


砂漠の王の真価

「砂漠の向日葵(デザート・ジラソーレ)!!」

 

「なっ!?なんだこれ!!」

 

「初手からこれか!挨拶も無しとは随分と舐めてくれるな!!」

 

広がる一面の砂漠、遮るものが無い日差しを受けながらテゾーロとエースが指定された場所で待っていると突如として二人の足元が大きく沈み込んだ。

 

「クハハハハハっ!!流砂を知らんのか火拳のエース、棺桶のいらない便利な墓場さ。

 

流砂ってのは地下の水脈に砂が引き摺り込まれる事によって発生するんでな、敵対するかもしれない相手が指定した地点で待ってくれているとは新世界の怪物が聞いて呆れるぜ?」

 

「成る程なぁ、とは言え黙って飲み込まれるつもりは無いがな"黄金殻(ゴォン・シェル)"」

 

それと共にテゾーロの身体を黄金が流砂を弾きながら包み込み、その塊は半球状に抉れた流砂の壁面に沈み込んでいく。

 

「ちっ、ロギアに相性のいい気候ってのは面倒だな!おれもそんな感じのが欲しいぜ全く…」

 

そしてエースも自身は炎ゆえかさほど焦る事も無くその場から飛び立つと姿を表したクロコダイルの前に着地。

 

「成る程、戦闘力があると言われていたのは悪魔の実の能力者だったからか…まぁロギアと言うわけでも無しやはりお前が邪魔だな?火拳のエース…」

 

「へっ、相手が七武海とは随分と腕が鳴るねぇ」

 

そして二人はしばし睨み合いそして同時に動く。

 

「墓場が不満なら棺を用意してやろう!"砂漠の柩(デザート・バーラ)"!!」

 

「うおっ!?」

 

それと共に驚愕するエースの足元の砂が腕のように持ち上がり瞬く間にエースにまとわりつくとその姿は見えなくなる。

 

「壊(ヴィシーノ)!!」

 

それと共にクロコダイルが拳をグッと握り込み、凄まじい圧力が砂の中のエースにかかるもエースも負けておらず

 

「んにゃろ…大炎戒・十字火閃!!」

 

「ちっ、流石にロギアってとこか…空気さえ遮断しちまえばいけるかもしれねぇと思ったが…」

 

炎の熱を圧縮させた熱線を放ち脱出、流石にその危険さに感づいたのか熱線を素早くよけるクロコダイルに

 

「おいおい、アンタロギアなんだろ?この程度の攻撃を避けるなんて随分と臆病なこったな」

 

挑発をこめて軽口を叩くも

 

「舐めるな、たかだか炎が砂を燃やせるわけねぇと思ってたが…テメェのそれ、熱を圧縮したな?」

 

「…理解が早すぎねーか?お察しの通りおれの火閃はアンタを撃ち抜くぜ?さぁ…どこまで持つかねぇ?」

 

それと共に再び集中して熱線を作り出し放出するエースに

 

「…あまり舐めてんじゃねぇぞ若造がぁっ!!"砂漠の霰っ(デザート・グランディネ)"!!」

 

それと共に飛ぶのは砂の礫。

 

だがただの砂と侮るなかれ、その数は百、千と増えていき弾となる砂は無尽蔵に周囲に広がっておりその連撃は止む事無くエースに降り注いだ。

 

そして降り積もる砂は徐々にエースを飲み込み

 

「おい火拳…テメェは炎だから効かないなんて思ってるかもしれねぇが…実体のあるロギアと実体のないロギア、全く別物なんだぜ?」

 

「ぐっ!?なんで砂に足が!?」

 

「確かに砂じゃあ炎の芯まで消せねぇ…だがこの圧縮した砂でありゃテメェを捕まえる事くらい出来るんだよ!!"砂海影喰(ラピメント)"!!」

 

それと共に先ほど以上の砂が流動しながら波動のように動きエースを包囲、目の前で球体状になりエースを捕らえたのだった

 

「…砂によって生み出された超高圧縮の壁を持つ完全なる隔離空間はテメェを閉じ込めるにゃ最適だろ?

 

おれはテメェみたいな能力にかまけたバカと違って能力を研ぎ澄ませてあるんだ…砂さえありゃ大体の事は出来んだよ、地中にある硬度の高い鉱石を砕いて砂に混ぜ込むなんて事もな、っても聴こえてねぇか?精々そこで大人しくしとけ、全部終わったら出してやるよ」

 

それと共にクロコダイルは砂の球体から目を離し集中する。

 

砂漠は自身のテリトリーでありそれに限定すればどこに何があるかはだいたい感じ取れる、黄金を纏って自身の流砂から逃れたテゾーロを感じ取ろうと息を落ち着け目を閉じ暫くして

 

「クハハハハハ…見つけたぞ?ついでに重いものを引きずってる奴も近くにいるって事はお目当てが来たか?」

 

獰猛な笑みを浮かべてそちらへと向かうのだった。

 

そして一方激しい砂塵と吹き上がる火炎が見えたルフィとビビは戦闘を察して直ぐ様向かいその場で球体となった砂を発見

 

「…何かしら、随分と硬いけれど…サー・クロコダイルの策略かしら?」

 

「おしっ!ぶっ壊せばいいんだな!ゴムゴムの…バズーカ!!」

 

とりあえず攻撃をルフィが加えるもその球体はビクともせず

 

「…とんでもない硬さね、まるで何かを守っている?いや…閉じ込めている?」

 

少し考え正解を察したビビを他所に

 

「なら、ゴムゴムのぉ…キャノン!!」

 

ルフィはこれでどうだとばかりに長い溜めを経ての拳を撃ち込み、それでも球体は大きく揺れるだけで壊れる気配は無い。

 

「…サー・クロコダイルが閉じ込めたのなら彼にとって邪魔者?ギルド・テゾーロか…若しくはポートガス・D・エース?いえ、決めつけるのは早計かしら」

 

「くっそー!もう怒ったぞ!!ゴムゴムのぉ………HEATキャノン!!」

 

それと共に先ほどより長く伸ばして威力を上げた拳が球体へと突き刺さり僅かにヒビが入り

 

「っあっつぅ!!あちちち!!」

 

そこから噴き出す轟々とした炎にルフィは思わず手を引っ込める。

 

「おー悪ぃ悪ぃ、何処のどなたか存じませんが出してくれて助かったぜ…って、お前ルフィか?」

 

「エース…?エースじゃねぇか!!何やってんだこんなとこで?」

 

ヒビが入った場所から勢いよく炎が噴き出しヒビを拡大、割れた球体の中からエースが礼を言いながら出てくるとその目がルフィを見つけ思わず立ち止まりここに来てようやくエースとルフィは数年ぶりの再会を果たしたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




エースの大炎戒・十字火閃とクロコダイルの砂漠の柩(デザート・ドーラ)からの壊(ヴィシーノ)、砂漠の霰(デザート・グランディネ)、砂海影喰(ラピメント)は当作品の独自技ですのでご了承下さい。

それから当作品におけるメラメラとスナスナですが

メラメラはスナスナに対し砂を溶かす程高温の炎で有ればクロコダイルにダメージを与える事が可能だが通常の炎ではダメージを与える事が出来ない。

スナスナはメラメラに対し通常の砂ではただの物理攻撃となりダメージを与えられないが圧縮した砂であれば炎を制限、拘束が可能としています(消火乾砂をイメージ)

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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