起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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…アラバスタ編終わり?いや、まだもうちょっと続くんじゃよ


衝突する反乱軍と王国軍

「お、おい!クロコダイルさんが倒れてるぞ!!」

 

「おい、ペル様だぞ!という事はまさか王国軍が…」

 

「おのれ国王軍!よくもおれ達の英雄を!!」

 

「あっちに倒れてるのは…ひょっとして顔は見えないがまさか姫様じゃ!?」

 

「おい!誰か後続の国王様と指揮官のチャカ様に伝令を!!」

 

ルフィが目にした砂埃…前方と左側から迫るそれは瞬く間に距離を詰めあっという間に目の前に到着した。

 

片や揃ってスケイルタイプの鎧を装備し手には刃が扇状に広がった槍を持つ一団…王国軍、そして片や半数近くの人間が鎧も無くまともな武器も持たず武器を持ってるのは王国軍を裏切り反乱軍に与した者や一部銃や剣を持った者達…反乱軍

 

反乱軍は援護目標であるクロコダイルが目の前で倒れている事に激昂し銃を構え、王国軍もそれを見て武器を構えて一触即発の体制に。

 

当然テゾーロやクリーク、エースはこの状況でこの衝突を止める術は無くビビはペルの手を借りて何とか立ち上がろうと、そしてルフィは

 

「お、おいお前ら!クロコはビビがぶっ飛ばしたからもう終わったって!悪いのはクロコだったんだよ!」

 

ビビが止めようとした内乱がまさに起ころうとしていた故に自身も止めようとしたが

 

「なにもんだアンタ!ビビ様がクロコダイルさんをぶっ飛ばしただと!嘘つくんじゃねぇ!ビビ様が英雄であるクロコダイルさんにそんな事する訳ないだろ!!」

 

「大方横にいるペル様がやったんだ!あの人は王国軍最強の戦士なんだしあの人以外あり得ねぇ!みんな!クロコダイルさんを…おれ達の英雄をおれ達の手で助けるんだ!!」

 

「くっ!チャカ様と国王様はまだ来られないのか!」

 

「現在単騎で向かっております!しかしこの状況では応戦もやむなしかと!」

 

その時であった。

 

ぶわりと王国軍と反乱軍が睨み合う眼前で風が逆巻き、砂を巻き上げて突如として発生する視界の通らぬ砂塵旋風。

 

それを見てそれぞれ銃を構えるのは王国軍、反乱軍共に入り込んだ身体のどこかしらに"翼とレイピアを持つドクロ"の意匠が施された者達。

 

彼等は情報を流したり工作をする傍らでいざという時には実行部隊となる者達で受けている指令の一つ"王国軍と反乱軍の戦端を開け"、その言葉通り見えないのをいい事に砂塵旋風に向けて両軍から発砲

 

「なっ!反乱軍の奴ら撃ってきやがった!」

 

「くっ!なんだこの砂嵐!があっ!?ちくしょう!撃たれた!!王国軍の奴ら撃ってきやがった!!」

 

当然銃撃を受けた者は"反乱軍、若しくは国王軍が攻撃を加えてきた"と思い反撃をするべく各々武器を構える。

 

当然そんな都合よく砂塵旋風が発生する訳も無くビビやルフィ達はクロコダイルが倒れていた方を見やれば

 

「クハハ…ざまぁ見やがれ…王国軍と反乱軍はぶつかる、反乱は止められねぇんだよ、二十万と四十万ちと反乱軍が多いがこれで共倒れだ…その後ゆっくりテメェらを始末してやる…」

 

いつもはキッチリ整えているヘアスタイルは崩れ荒く息をつきながらもビビ達を睨みつけながら言うクロコダイルに

 

「なっ!?海楼石の弾丸を食らっておいて動けるなんて!?」

 

「舐めてんじゃねぇぞ小娘…海楼石の弾丸なんて代物をどっから持ち出して来たか知らねぇがなぁ、切っちまえば関係ねぇんだよ!!」

 

それと共にクロコダイルは鉤爪からナイフへと変わっていた左手を振り上げ立ちあがろうとしていたビビに迫り

 

「まさか!貴方一度自分で両脚を切り落としたの!?確かに道理にはかなっているけど海楼石が入ってた以上痛みは普通の人間と変わらない筈よ!!」

 

「っ!ビビ様っお下がり下さい!!」

 

ペルは剣を引き抜き驚愕するビビを何とか庇う。

 

「…ネフェルタリ・ビビ、あぁ認めてやろう…擬態し慎重によく動いたもんさ。

 

だがな、あまりおれを甘く見てんじゃねぇぞ!砂漠の柩"デザート・バーラ"!!」

 

クロコダイルもさるもので攻撃をしつつペルの動きを封じようとしてくる。

 

だがそこに

 

「黄金爆(ゴォン・ボンバ)!!」

 

「拳砲っ!」

 

「火拳っ!!」

 

「ゴムゴムのピストルっ!!」

 

テゾーロ、クリーク、エース、ルフィの四人の攻撃が叩き込まれた。

 

「…ちっ、まだテメェらがいやがったか。

 

だが遅ぇんだよ!もう全てが手遅れ、反乱軍と王国軍はぶつかった!四十万対二十万、止めれるものなら止めてみな!ネフェルタリ・ビビぃっ!!」

 

当然自身の知らない、ロギアにダメージを与える可能性のある相手と死闘をする気はさらさら無いのでそのまま下半身を砂嵐に変化させると上空に飛び立つ。

 

「おいビビ!どーすんだよ!反乱始まっちゃったぞ!!」

 

「…仕方ないわね、アルバーナまでとっときたかったけどそんな訳にはいかないとわよね…

 

反乱軍に与した王国軍に告げる!!再び我が旗に集いなさい!既に反乱軍である必要は無くなったわ!!」

 

小鹿のようにプルプルする足で何とか立ち上がり大声で言うビビに反乱軍や国王軍は戦いながらも首を傾げ、バロックワークスのスパイ達もこれ幸いと銃口をビビに向ける。

 

「敵は"レイピアと翼の意匠を持つドクロ"!!、王国軍にも反乱軍にもたっぷりと入り込んでいるわ!!」

 

「へっ!何をごちゃごちゃと…新たなる国家の為だ悪く思うなよ!!」

 

そう言いながら反乱軍に紛れたバロックワークスの男が発砲しようとしたところで

 

「あの方に銃を向けたのなら貴様は敵だな?」

 

突如として後ろからの攻撃に倒れ、それを見た反乱軍の男は

 

「なっ!?ヒョータさん!?何でいきなり仲間を!?」

 

大剣を持った大柄な無精髭の男に驚いたように言う。

 

「…王国武装親衛隊!!現在を持って"潜入任務"を終了する!!これより我らは姫殿下の旗へと戻ろうぞ!!」

 

大柄な男は気にもせずに言うと剣を掲げる。

 

それと左手に長剣を持った長身痩躯の男、長い前髪で両目が隠れた両手に長斧を持った男、両手に斧を持った肥満の男が合流、そしてその後ろには反乱軍に合流した筈の王国兵士が続々と続く。

 

「なっ!ツメゲリ部隊!?アンタら裏切ったのか!?」

 

「我ら王国武装親衛隊は王族の為にある!!好き好んで国を裏切ると本当に思ってか!!」

 

反乱軍四十万対王国軍二十万、その戦場は戦端が開かれると共に急速にその様相を変えようとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 




何故王国を裏切った王国軍が原作よりも多かったのか…その理由が明かされましたね。

因みにツメゲリ部隊はそれぞれヒョータ、ブラーム、アロー、バレル。

ONE PIECE BLUEにて語られています。

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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