起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

378 / 580
申し訳無い、投稿の日付をミスしていました。

さて勝つか負けるかクロコダイルのアラバスタ最後の大舞台といきましょう!


砂漠の王の終演

途端に騒めく王国軍と反乱軍。

 

無理も無い、クロコダイルは目撃者を町ごと一切合切砂に呑ませて消してしまおうという腹なのだ。

 

騒然とする周囲を他所に真っ先にルフィが

 

「ゴムゴムのぉっ…キャノンっ!!」

 

と鋼鉄の分厚い盾を打ち破る威力の拳を滞空するクロコダイルに叩きつけるも

 

「クハハハハッ!麦わらぁっ、テメェじゃ力不足なんだよ!!その程度の拳がこのおれに効くわけねぇだろうが!!砂漠の宝刀(デザート・スパーダ)!!」

 

「うぉおっ!?」

 

と、お返しとばかりに飛んできた斬撃を飛び退って避けるルフィ。

 

勿論エースやテゾーロ、クリークも人を逃すよりクロコダイルを叩き潰した方が早いか、と直ぐに加勢をしようとするが

 

「エースとおっさん達は手を出すな!これはおれの喧嘩だ!!」

 

と加勢を拒否する。

 

「おいルフィ!んな事言ってる場合じゃ!」

 

「ふっ、海賊ならあれくらい我が強くていいだろうさ、特にあの麦わら小僧はクロコダイルをぶっ飛ばすというのがこの国に来た目的だろうしな」

 

「なぁに、麦わらのルフィが敗れそうになったら手を出させてもらうさ…最も五分以内に決めてもらうがな」

 

「五分って何が…あぁ確かにアレに呑まれりゃおれ達ならまだしも王国軍と反乱軍は無事じゃねぇな。

 

おーいルフィー!!五分以内に片ぁつけろよー!それ過ぎたらこっちのおっさん達が動くからなぁー!!」

 

クリークの言葉にエースは砂の津波を見て納得しルフィに呼び掛ければ

 

「おう!!五分と言わずもっと早くぶっ飛ばしてやる!!ゴムゴムのガトリング!!それからオノっ!!」

 

エースの言葉に頷きつつ両拳でのラッシュからのかつてワポルを叩き潰した踵落としに似たストンピングがクロコダイルを襲う。

 

だがそんな攻撃など無意味とばかりに避けようとすらせず

 

「無駄だってのがわからねぇのか!!砂漠の柩(デザート・バーラ)!!」

 

豊富にある砂漠の砂を操りルフィを砂に飲み込ませようと巻き付かせるも

 

「その技はエースから聞いたぞっ!!ゴムゴムのぉっ…風船!!」

 

息を大きく吸って巨大化したルフィに弾き飛ばされた。

 

「なっ!?そんな馬鹿みてぇな技で!テメェのような口だけのルーキーがおれに勝てるわけねぇだろう!!」

 

「あたんねぇならこうだ!ゴムゴムのバズーカっ!!からのバクバクっ!!」

 

ロギア相手に攻撃が当たらない、ならば閉じ込めてしまえばいいとばかりにルフィは攻撃を地面に当てた反動で空を飛び大口を開けるとクロコダイルの身体を半分以上食いちぎり閉じ込めようとするも

 

「…ふざけてやがんのかテメェはっ!!どこまでおれをおちょくるつもりだ!!

 

もういい麦わら…テメェはここで死ね"砂漠の金剛宝刀(デザート・ラスパーダ)!!」

 

瞬く間に口元を押さえるルフィの手を無視し必殺の意思を持ち迫る超圧縮したいくつの砂の刃。

 

「まだだぁっ!!ゴムゴムのぉっ…回転弾(ライフル)!!」

 

「いくらやろうが無駄なんだよっ!麦わらぁぁぁっ!!」

 

自身に迫る砂の刃を見据え大きく後ろに伸ばした腕に大きく捻りを加えてクロコダイルに当てようとするも当然いくら威力が高かろうとロギア相手には無意味、流石にこのままだと死ぬ可能性もある以上見てられないとクリークが腕を黒く変化させ助太刀に入ろうとした所でクロコダイルの肩から人間の両手が生えると何処からか飛んできた小瓶を受け取りクロコダイルに叩きつけた。

 

「なっ!水だと!?何処から!!」

 

「クロコダイルぅぅぅっ!!」

 

不意打ちを受けながらも咄嗟に砂の盾を持ち上げるもルフィの回転を加えた拳は砂の盾を撃ち破り水を被ったクロコダイルに真っ直ぐ向かい

 

「がっ…この程度の…ルーキーにおれが…」

 

水に濡れてしまった故に砂に変化出来なかったクロコダイルの顔面を真っ直ぐに撃ち抜くとそのままクロコダイルはその場に倒れ伏したのだった。

 

「うし!終わり!!」

 

周囲は無言、そしてややあって周囲から歓声が上がる。

 

迫っていた砂の津波は術者であるクロコダイルが倒れたからであろう、途中で止まりレインベースを円状に囲む砂丘となり、そしてビビは真っ直ぐにルフィの元へ向かうと

 

「…ありがとうルフィさん、まさかクロコダイルがあそこまでやるとは思わなかったわ。

 

貴方がいなければわたし達は町ごと砂に呑まれて道半ばで潰えていたかも知れないわ。

 

…アラバスタ王国の者として貴方に敬意と感謝を」

 

「しししっ!気にすんなよビビ、おれ達仲間だろ!」

 

深々と頭を下げるもルフィは笑いながら仲間なんだから当然だと返す。

 

そのルフィの言葉にビビは目をしぱしぱさせつつややあって

 

「仲間…ね、わたしはあなたの仲間でいいの?言っとくけど結構色々隠してたり貴方を利用してたのよ?」

 

「何言ってんだよ、なんか隠してた事くらいわかってたって!何か言いたく無い事があったんだろ?人間誰しも隠したい事はあるもんな!」

 

自分は本当はそんな仲間と認められるような人間では無いと言外に諭すもそんなのは関係無いとばかりに言うルフィ。

 

「やったじゃねぇかルフィ!まさか七武海の一人を倒しちまうなんてな!!」

 

「いやはや、三千万クラスのルーキーにしちゃ上出来だ…あの砂漠の王に砂漠で勝つ何てな…」

 

「麦わらの少年よ…礼を言わせてくれ。ビビ様を我らを助けてくれて感謝する」

 

そして集まってくる火拳のエースや黄金帝テゾーロ、ペルに加えて自身の父親であるネフェルタリ・コブラやチャカを見て

 

「…ルフィさん、貴方に人が集まる理由が少しわかる気がするわ」

 

そう言いながらビビはクスリと年相応に軽く可愛らしい笑みを見せるのだった。

 

 

 

 

 

 

 





そういやナバロン要塞編見直しましたら大砲の砲口にライフリングが刻まれてましたし、ルフィもゴムゴムの回転銃って言ってたのでこの世界にはライフリング技術がありるものの高い加工技術が必要な為コストに見合わない一般的な銃には無く、海軍の武器や一部高価な銃にしか無いものとします。

因みにこの世界のナバロン要塞は僻地故に予算縮小が進む海軍G8支部では無く海軍独立遊撃隊である赤カモメの拠点と化しています。

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。