起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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因みにゴムゴムのライフルは空島編からでしたが当作品では先取りしてクロコダイルの撃破に使われました。


砂国騒乱の終結

「そういえばあのクロコダイルに生えた腕は一体…」

 

ルフィが皆に囲まれて騒がれるのを他所に、ビビはクロコダイルに攻撃を当てる直前に見た不可解な現象を考えていると

 

「おめでとうミス・ウェンズデー?これで最大の脅威は片付いたという事かしら?」

 

突如後ろから聞こえる女性の声。

 

「誰!!」

 

すぐさまナイフを手に後ろを振り返るもそこには誰の姿もなく

 

「あら、そうも警戒されると傷ついてしまうわね。折角助けてあげたのに…しかも2回も」

 

「2回…?という事は顔を合わせた事があるのかしら?」

 

再び後ろから聞こえる声にそっと後ろに視線をやるもやはり誰の姿もない。

 

不可解な存在にビビは警戒を解かないままに姿の無い声にそう聞けば

 

「そうねレインディナーズで一回、さっきで一回…かなりいい仕事をしたと思うのだけれど?」

 

その答えにビビはレインディナーズの秘密施設にて自身を戒めから解放した容姿不詳の怪しい女を思い出す。

 

「…謎の女怪盗クリストファーだったかしら?手助けには感謝するわ。

 

でも姿を見せないのはどういうつもり?レインディナーズでも顔を隠していたけれどよっぽど見られたら困る人間なの?」

 

「まぁ少なくとも今ここで姿を見せるわけにはいかない事情があるのよ」

 

「…レインディナーズでもそうだったけど貴女の狙いは何かしら?サー・クロコダイルとは敵対関係だったの?」

 

「まだ秘密、それより一つだけ伝えておきたい事があるの」

 

「伝えたい事?」

 

「Mr.8なら生きてるわよ、今頃ナノハナに到着したくらいじゃないかしら?」

 

「…まさかあなた!ひょっとしてミス・オールサもがっ!」

 

その言葉にて察したのだろう、ビビは予想外とばかりにその名前を呼ぼうとするも突如として自身の体から生えた腕によってビビは口を塞がれ

 

「ふふっ、さてどうかしら?因みに今この場でわたしの名前は出さないでね?」

 

声はそう言って消えると同時に口を塞いだ腕もビビの後頭部についていた口もふわりと花びらになって消えたのだった。

 

そしてビビは声が消えた後少し思案し色々と納得いかないながらもまずはこの状況を片付けるべく

 

「王国軍!それから反乱軍の者も騒ぎはお終い!!チャカ、反乱軍と王国軍の半数は速やかにアルバーナへ戻り今回の真実を今頃城を占拠した反乱軍に伝えなさい!お父様を頼んだわよ!

 

ペルはレインベースにいる海軍を呼んで来て頂戴、流石に世界政府が任命した王下七武海を倒した以上この国だけで収めるわけにもいかないし巻き込むなら勢力は多い方がいいでしょう。

 

ツメゲリ部隊!残る半数を率いてわたしと共にレインベースへ!サー・クロコダイルが裏で動いていたという証拠を集めるわよ!!

 

ルフィさん、わたしはとりあえずレインベースの皆と合流しようと思うのだけれどルフィさんはどうする?折角お兄さんと会ったんなら色々と積もる話もあるんじゃない?」

 

ビビは王国軍、反乱軍に素早く指示を出しルフィにも声をかけた。

 

「おっ!そうだった、エース!おれにも仲間が出来たんだ!みんなを紹介するから来いよ!」

 

「へぇ、そういや海賊狩りのロロノア・ゾロが仲間になったんだったか?手配書で見たぜ?」

 

「おう!他にもナミとかサンジとかウソップとか!チョッパーって奴なんかトナカイなのに船医なんだぜ!」

 

「トナカイって…動物系のゾオンか?」

 

「しししっ!みりゃわかるって!」

 

そんな自分の弟の仲間に興味を示すエースを見てテゾーロは

 

「そうだな…とりあえずおれの護衛は必要ねぇよ、久々に弟とあったんなら積もる話もあるだろうし後で合流するか。

 

まぁなんだ、おれも少しは関わった身だしコブラ王の手助けでもしてやるさ、クロコダイルを護送する以上戦力があるに越した事は無ぇだろう」

 

「感謝するわギルド・テゾーロ、貴方には民間協力者として便宜を図らせてもらうわ。

 

それと"誰だか知らないけれど"そちらの人は貴方の仲間かしら?」

 

意図的に自身の知る者では無いと強調するビビにクリークは少し思案し

 

「あぁ、初めましてアラバスタの姫さま。俺はテゾーロの友人でな、俺の事は気にしなくていい」

 

「あらそう?"ならば今は気にしないわ"、アルバーナに戻るまでは色々と忙しいものね」

 

言外にアルバーナに戻ったら話を聞かせろ、というビビの言葉にクリークは逞しく育ったなぁ…と苦笑しつつ軽く頷き、こうして砂漠の王国で蠢いていた策謀は終結したのであった。

 

一方スモーカー達はクロコダイル捕縛を王国軍の副官だと言う男から聞きつけ全ての手勢を連れて合流地点へ

 

そこには行方不明になっていた筈のアラバスタ王国の姫とその父親であるコブラ王、そして黄金帝ギルド・テゾーロとその傍らにはフードを目深にかぶった男。

 

「初めましてかしら?会えて光栄だわ、噂に名高い白猟のスモーカーにね?」

 

そして世界政府と海軍でしか使われて無い筈の海楼石の手錠をはめられた状態で倒れ伏すクロコダイルと

 

「うげ!ケムリン!?なんでこんなとこに!!」

 

自身が専任となってまで追い求めていた麦わら帽子をかぶった少年がそこにいたのだった。

 

 




チャカとコブラ王を全然喋らせる事が出来ていない件…人数多いと難しいな

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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