そうかっ!クリークの鎧が金色なのはギンとパールと合わせて"金銀パール"か!!
"金銀パールプレゼント"とか若い子は知らないんじゃないか?
何とか宥めて落ち着かせて暫定パールが話した事を要約すると
父親と船に乗っていた
凄い嵐がきた
船から落ちた
父親が助けてくれた
この島に流れ着いた
ここでずっと暮らしてる
父親が動け無くなった。
きっとここに漂流してきてから子供を養うために無理をし過ぎたのだろう、住んでいるという場所に連れられていくと大きな葉と木を組み合わせて作られた小屋があり中には1人の男が寝ていた。
「これは酷いな・・・」
髪も髭も野放図に伸びておりぱっと見の年齢はわかりにくいがおそらく30代くらいであろうか、引き締まった体つきをしているが目を引くのは右肩から左脇腹にかけての大きな三本傷。
包帯が無いのだろう、粗末な布で巻いているが血が染み出しており傷口は塞がっておらず化膿しているのが見てとれた。
「おい、しっかりしろ大丈夫か?」
「ア・・・誰かわからんが・・・息子を頼む・・・息子を・・・」
軽く診るも高熱のせいであろう、意識が朦朧としているようだ。
外に出て信号弾を打ち上げ何人か寄越すように連絡して
「坊主、今からお前の父親を俺の船に連れて行く。
ここには戻ってこれないかもしれん、付いてくるんなら持って行くものを今すぐに纏めてくれ」
そう言うとコクンと頷いて小屋の中にきびすを返す少年。
助かるかどうかは半々、傷はかなり深く処置も満足にできなかったからか傷は塞がる事無く化膿もしているが後は船医に診てもらうしかないか・・・
しばらくすると背中に荷物を引きずった少年が戻ってきており
「そういや坊主、名前を聞いてなかったな。」
「パール」
やっぱりか・・・
原作では"鉄壁"の異名を持っておりドンクリーク率いるクリーク海賊艦隊の第2部隊隊長。
体を巨大な2枚の盾で挟まれておりそれに加えて両手両脚に盾を装備、その防御力は戦艦の主砲を跳ね返す程の防御力を持つとされていたがあえなくギンに自慢の盾を砕かれダウンした。
ジャングル育ちでパニックになると両手の盾で自身に着火し燃え上がるという悪癖を発していた。
まぁ今はただの寡黙なちびっ子だが・・・そういや悪魔の実食ってたんだった。
「坊主、お前こんな感じの果物食ったことあるか?」
そう言って地面にサラサラとカチカチの実を描いてみせると
「おとしゃんがくれた、すごくまずかった」
と簡潔な答えが。
やがて船員達が駆けつけてきたので事情を説明、手早く担架を有り合わせで作るとパールの父親を搬送させ海兵の1人にパールと引きずっていた荷物を預け先に船に戻ってもらう。
そうして小屋を確認し中にあった本や書き物などを確認し武器などもあったので念の為に鞄に詰め込んでいく、父親が亡くなった場合子供を送り届ける必要があるだろうからな。
船に乗りたいという事であれば乗せるが父親が助かり親子共に暮らせるのならそれに越したことは無いから本人に任せよう。
ねむみがやばみ
原作突入後の描写について、現在原作が始まった事により麦わら一味の描写が多くなっていますがそれについてのアンケートを行います
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麦わらメイン(原作のに近く変化がわかる)
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クリークメイン(傍観者、クリーク主人公)
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二つの視点(麦わら視点とクリーク視点)