起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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皆様いつも誤字訂正、評価、お気に入り等ありがとうございます。

因みに場面外では特に大きな動きは無くガンフォールが(途中までは)元気だったりとかその程度で大体は原作の流れ通りです。

ただロビンの行動が大きく変わっており"先にヤマから聞き出した"ので真の遺跡については知っていますがそちらに向かわず用事を片付けに行きました。

その代わりと言っては何ですがチョッパーを拾って辺りをうろついていたベラミーがイン、エネルは黄金の鐘の存在を知りません。


大いなる絶望と僅かな希望

ロビンから神官長ヤマへの尋問やベラミーとゲンボウの戦闘などがあった一方で麦わら一味の船長であるモンキー・D・ルフィはシャンディアの戦士"ワイパー"と交戦。

 

激しく戦闘する両者であったがとある事情、大ウワバミの胃袋にルフィが飲み込まれ戦線離脱と言う一幕があった為両者の決着は付かず、更に時間をかけてようやくルフィは"アイサ"という名のシャンディアの少女と脱出した時には状況が更に混沌とした状態となっていた。

 

「おいゾロ!しっかりしろ!!お前がいてなんでこんな…」

 

何とか大ウワバミのノラが気絶してる隙に脱出したルフィとアイサは暫くしたところで見つけたのは黒焦げになった数人

 

倒れ伏すゾロ、ガンフォール、チョッパーにベラミー

 

「なっ!バネ男も!しっかりしろ!誰にやられた!?」

 

「ワイパー!うわーーーん!ワイパー!!」

 

そして少し離れた場所にはシャンディアの戦士であるワイパーにアイサが縋り付いて泣いていた。

 

「あのバズーカの奴まで…強ぇのに誰が一体こんな…」

 

「エネルだよ!こんな事が出来るのアイツしかいないよ!!」

 

アイサがそう涙声で言えば

 

「テメェくそゴム…どこで油売ってやがった…」

 

「バネ男!!大丈夫なのか!?」

 

アイサの声で意識を取り戻したのだろう、いつもと比べものにならない程弱った声で何とか絞り出すように言うベラミー

 

「これが無事に見えるってのか…ゴホッゴホッ!」

 

「お、おい!無理すんな!休んでろ!」

 

「…テメェんとこの航海士連れて行かれたぜ」

 

「ナミが!?」

 

「あとあの雷野郎、この国ごと消す気だぜ」

 

それからベラミーが息も絶え絶えに語ったのはエネルの計画、フェアリーヴァースとやらに旅立つ前にこの国ごと全て地に落とす計画であった。

 

自分たちの村も含まれる事を聞いて絶句するアイサだったが

 

「…アイサ…か?」

 

「ワイパー!!気が付いたの!?」

 

「バズーカの奴!お前も無理すんな!」

 

ワイパーのその声に気づき振り返る。

 

「…奴のとこに行くつもりか?」

 

「…アイツを、エネルを止めなきゃわたし達の村だけじゃ無くスカイピアが落とされるんでしょ!?黙って見てられるわけないじゃん!!」

 

「…青海人、テメェらは気にいらねぇ…だが今はテメェに頼むしかねぇ…何かあったら死んでもテメェを殺してやるぞ」

 

「任せとけ、バズーカ男!」

 

「ぐぅっ!!…アイサ、こいつを持ってけ…」

 

そう言いながら手に持っていた大振りのナイフとナイフケースを渡すワイパーに

 

「重たっ!?これ…確か青海人から奪ったっていう…」

 

それはアイサの手には少し大きい大振りのナイフ、空島には存在しない筈の鉄で作られたナイフは不思議な事にエネルを刺した時に雷撃を感じなかった事から何かしらタネがあるとワイパーは睨み少しでも保険になれば、とアイサに渡す。

 

「理屈はわからねぇが…こいつは奴の雷を通さないらしい。ゲホッゲホッ!これがなきゃ喋るのも無理だっただろう…」

 

「…わかった、今はしっかり休んでワイパー!ワイパーが大事にしてる宝物、わたしが預かるよ!後の事はあたしとルフィに任せて!」

 

そう言ってナイフをケースにしまい両手で抱え上げるアイサ

 

「おう!ナミの奴も取り戻さきゃいけねぇんだ!お前は大人しくしてろ!」

 

「…動けるようになったら直ぐに追いかける」

 

ワイパーはそう言って呼気を少なく、少しでも早く動けるようになろうと静かに、そしてルフィは再び気を失ったベラミーをそっと横たえ、アイサのマントラ…見聞色によりまだ動いている気配二つと酷く読みにくい気配一つを頼りにルフィは強い決意と共にそちらに向かうのであった。

 

一方エネルが先代神の部下を働かせ作らせていた空飛ぶ船"マクシム"

 

マクシムに驚いたものの油断なく何とかここから逃げ出さなきゃ…と周囲に目を配るナミと悠然と船に乗り込むエネル。

 

そして船内で作業をしていたロビンは人の気配が来るのを察して息を潜める。

 

「…思ってたより早かったわね、さっさと撤収したかったのだけれど」

 

そう言いながらも手は頑丈に固定されたダイアルを静かに丁寧に装置から引き剥がしていた。

 

何故ロビンがここにいるか…シュラ撃破の後でロビンの元に現れたのは神官長ヤマ、巨大な体格を持つ敵であったが遺跡をなんとも思わずむしろ過剰に破壊した事によりロビンの逆鱗に触れ複数の関節技により撃滅、そして神兵長なんて役職ならば…と拘束して尋問すれば遺跡から黄金を運び出した事や、その黄金を集めてエネルが巨大な兵器を作っている事など色々と情報を仕入れ、それならば…と場所だけ聞いてヤマを崖下に放り捨てたからである。

 

予定ではさっさとダイアルだけもらって撤退するつもりだったが頑丈に固定されていた為時間がかかりまだ半数も取り除けていないという状態であり、どうしたものか…と考えているとそこにまた新たに二つの気配

 

「目抜き咲き(オッホス・フルール)」

 

甲板に目を咲かせて状況を確認すればそこには神・エネルと自身が所属する一団の航海士、反対側には船長と横にいるのは恐らく服装からして先住民の子孫であるシャンディアの子供だろう。

 

そしてぶつかるエネルとルフィに

 

「…雷のロギア相手にゴム、天敵となり得る能力だから相性は抜群なんだけれど…神が何処まで対応してくるかが問題ね」

 

ロビンはそう思いながらも観察を続ける。

 

案の定これまでどんな相手でさえ一撃の元に葬って来たエネルの放電や神の裁きといった純粋な雷系の技は一切ルフィに効果を及ぼさず、更にルフィの拳は今までどんな物理攻撃も無効化してきた肉体に当たるという結果に混乱するエネル。

 

しかし流石に能力だけで頂点に君臨してる訳ではなく混乱はあったが体術主体に切り替え手に持った棍で喉を突き壁に縫いとめるも打撃無効と知って素早く後退、少し考え手に持った黄金の棍を電熱で矛に変化させる。

 

流石にそうなれば一方的とは行かず斬撃と電熱の前に攻めあぐねるルフィ、更にエネルは隙をついて方舟"マクシム"を起動し更に状況は加速するのであった。

 

 

 

 

 




次の投稿は四百話記念もしも〇〇だったらシリーズとなります。

さて、400話記念の題材は何にしようかなー

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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