雷迎が無かったのでエンジェル島が無事だったり、エネルが黄金の鐘を見てなかったりするものの万雷がヴァースに打ち込まれたり、それを見て人々が大地の偉大さを知ったり、意識を取り戻したエネルが月へ旅だったり、シャンドラの酋長がロビンの話を聞いたりしているのは変わっていません。
「おい、バネ男!本当にお前来ないのか!?」
「…癪だがテメェには感謝してる、空島の存在…他にももっとあるだろう、おれの常識をものの見事にぶっ壊してくれた」
「それがどうしたんだよ」
「納得したんだよ、おれは狭い世界で生きてきたって事だろ…見てろ麦わら、おれはいつか再びテメェの前に現れて…その時には正々堂々やらせてもらうぜ?」
「むぅ…よくわかんねぇけどわかった!あ、でも菱形のおっさんを襲ったのはまだ許してねぇからな!」
「はっ、甘っちょろい奴だ…おれはハイエナだぜ?奪うのは当たり前…だが心の隅には置いといてやるよ、一度はテメェに負けた事だしな」
「でもお前一人でどうやって下に降りるんだよ?おれ達と一緒に降りようぜ?」
「方法は何とでもなるだろ…下でまた会おうぜ?」
「…わかった!また今度…おれの前に立つんならまたぶっ飛ばしてやるからな!」
黄金の鐘を発見した一同はジャイアントジャックから降り、そしてルフィの主導で垣根を越えた大宴会へ…今は戦いを望むものはいない。全ての人々が黄金の歌声を聞き、大地の偉大さを知り、戦いは終わったのだ。
…そして夜も更けた頃に海賊達が動き出した、空のヌシ…ノラの胃袋に残された黄金の奪取を目論みその作戦は見事に成功、空島の人々が礼を言うべく止めるのも何のそのでひたすら駆けゴーイング・メリー号へ…そこで突如ベラミーが言い出したのだ"おれは船には乗らない"と。
ルフィとベラミーの間で話し合いが行われたもののベラミーの決意は固く、色々と心境の変化があったのだろうこれ以上世話にはなれないと一人で青海に降りる決意に変わり無く、いつか再び会う事を約束しベラミーは麦わらの一味と別れたのだった。
その後空島の住人であるコニスとパガヤの親子に先導され空島から一つ下の白海へ向かい、青海へ降りるクラウドエンドへ…高さ7000メートルから真っ逆さま、と言う事は無く空島特有の生物であるタコバルーン、気球の特性を持つ蛸がメリー号に絡みつくと風船の役割を果たし一気に減速、メリー号はフワフワと漂いながらゆっくりと青海に降りて行くのだった。
そして聞こえるは天上の歌声、黄金の音色。
去りゆく恩人へ向けて聞こえるように黄金の鐘は鳴らされる、響く音色を届けんと。
ふと見上げると目に写る空
夢か現か雲の上、神の国
遥か上空一万メートル
耳を澄ますと聞こえる鐘の音
今日も鳴る、明日もまた鳴る
空高々に鳴る鐘の音が
彷徨う大地を誇り歌う
一方その頃
「なっ!?四皇の討伐だと!!何を考えてる、正気か!?」
独立遊撃隊総司令のクリークと独立遊撃隊ナバロン要塞司令のジョナサン、そして海軍本部准将スモーカーの三者間で話し合いが行われていた。
「正気だともスモーカー君、その為に我々は長い間準備を重ねていた」
「しかし王下七武海と四皇、そして海軍本部の三者で均衡が保たれてる以上世界政府が認めるとは…」
「スモーカー准将、先に言っておくがこの作戦は海軍過激派が主導として行う"事になっている"」
「どう言う意味だ…?」
「その為に世界政府の意向に背き討伐は行われ、現・海軍元帥であるセンゴク元帥は責任を取って辞任…その後海軍は新体制に移行する」
「何だと!?センゴク元帥はこの話を知っているのか!?」
「そりゃ勿論、相手は智将センゴク、これ程の大規模作戦そうそう隠し通せるとでも?」
「そもそも三大均衡なんて言うけど身勝手に振る舞う海賊を一角に加えた均衡なんておかしな話だと思わないかい?尤も良識を持った海賊もいない訳では無いがね?」
話を聞き深く溜息をつくスモーカーに
「…長々と疲れただろう、少し休憩にしようか」
クリークはそう声をかけて立ち上がる。そのタイミングでドアがノックされ
「クリーク中将!先程入港した軍艦に乗っていた民間人が中将の客だと言っているのですが…」
「客だと?誰か予定あったか?」
「はぁ、見た目は"海パンにシャツだけ羽織った大柄な男"でしたが…」
「あぁ、もう着いたのか…俺が直接会う、応接室に通してくれ」
「了解しました!」
「すまんなスモーカー准将、少し外す。ジョナサン中将、後の話は任せる」
「いってらっしゃーい」
クリークがそう声をかけるとニカッと笑って手を振るジョナサンとあまりに大きな話だったからだろうか、対照的に険しい顔で深く考え込むもスモーカーにクリークは苦笑するとその場を去り
「815…蜂一号作戦だったか、センゴク元帥が承知しているとして他は何処まで知っている?」
「うーむ、三大将は全員把握しているね、それから中将も全員知らされている。
少将も作戦実行に携わるメンバーは詳細は知っており他の少将は概要だけってとこかねぇ?」
「…そんな状態で成功するのか?もし失敗してみろ、その反動はかつて無い規模で海軍に跳ね返ってくるぞ!」
「はっはっは、結論を急ぐもんじゃ無いよスモーカーくん。作戦は万全の体制のもとで実行される…この要塞の上に浮かんでいるのもその布石の一つだよ」
「上?何の話を…まさか"空中要塞サンタマリア"を投入するつもりか!アレは海軍の生命線である工廠の番人だぞ!それを動かすのか!?」
ジョナサンの話を聞き一つの存在に思い至り驚愕するスモーカー
「アイザックくんなら作戦の事は承知しているよ、作戦の詳しい概要はまだ話せないが…この件はくれぐれも内密に頼むよ?」
そう言ってジョナサンは呆然とするスモーカーに対して人差し指を目の前に立てニヤリと笑うのだった。
空中要塞サンタマリア…ワールドシーカーで登場する空中監獄サンタマリアのこの世界での姿となります、普段は新世界にいますが蜂一号作戦の打ち合わせの為に一度こちらに来ています。
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。