起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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皆様いつも誤字訂正、感想、評価お気に入り等ありがとうございます。

このお話はクリークが過去に関わった事により原作がどう変わるかを書いております、ですので最初は原作のルートを辿ろうとも後半になれば成る程剥離していきます。

ですのでどう変わったかを分かりやすくする為に麦わら一味の目線が入りますがご容赦の程をお願いします、クリークの目線だけで書くと目が届かず描写できない面も出てきますので。


走れチョッパー!ナバロン決死の鬼ごっこ!!

「やっぱり…どこから見ても陸地に囲まれてる…。まさか出口の無い巨大な湖に落ちた?

 

いや、でもここが海軍の要塞なら湖にこんなに軍艦がいるのも変な話だしどこか河に繋がってたりするかも…」

 

メリー号からウェイバーで脱出したナミは外周島中腹の草むらにウェイバーを隠すと一先ず地理を把握する為にサーチライトや見張りを掻い潜りながら外周島の一番上まで上って来ていた。

 

そして把握したのはここが自分の思った通り海軍の要塞であるっぽい事とメリー号の落ちた場所がぐるりと陸地で囲まれている事の2点、ここからの脱出は至難ね…と考えるナミだったが河と繋がっている可能性を信じ確認の為に移動、そして程なくして

 

「成る程、陸地に湖じゃなくてここは単に内海だったのね…にしても随分と頑丈そうな水門…二重門扉なんてどうやって脱出したものか」

 

外周島の切れ目と対岸、眼下には厳重そうな分厚い鋼鉄の門扉が内側と外側に設置されており要塞の脱出にはなんとかしてここを通らなきゃいけないわね…とナミは思案する。

 

そして少し離れた場所に頑丈そうな鉄橋が掛けられているのを見つけて地理の把握を急ぐべく対岸に渡ろうとした所で

 

「何これ…いえ本で読んだわ、確か軌条…レールだったっけ?重たいものを労力なく運ぶとか何とか…何でこんなものがここに?」

 

鉄橋に敷かれた2本の大型レール、前にも後ろにもどこまでも続いており当てもなく歩くよりはこのレールに沿って歩いた方がいいかと考え再び歩き出す。

 

「重いものを運ぶ為のものなら何か施設があるかもしれないしひょっとしたらそこで情報が入るかもしれないし…一番いいのは海兵服なり何なり手に入れば潜入できるんだ…け…ど…何アレ!!??」

 

そしてレールに沿って歩いていたナミは"ソレ"を見つけて驚愕を露わにする。

 

夜という事もあり見えていなかったが丁度月が雲の切れ間に差し掛かった為に月光に照らされた"鋼鉄の塊"

 

「なによこの化け物大砲…待って待って、厳重な海軍要塞にあちこちに見られる赤いカモメ、そしてこの化け物大砲…まさかここって"あの"ナバロン要塞!?」

 

数々のヒントから答えに辿りついたナミは思わず膝から崩れ落ちる。

 

「終わった…まさかこんなトコに落ちるなんて…、相手は難攻不落のナバロン要塞、例え二重になった水門を何とかして上手く脱出出来たとしてもこの化け物大砲、"ナバロンの要塞砲"が外を睨んでいる限り射程外に一気に移動でもしない限りは沈められるでしょうね…

 

最低限やらなきゃいけないのはみんなとの合流、メリー号の奪取、二重になった水門の破壊、ナバロン要塞砲の破壊…あーもう、こんな時ロビンがいればいい案が出てくるかもしれないのに…よし、うじうじ考えてても仕方無いし行動あるのみよ!何だかんだでルフィ達なら何とかするかもしれないし!」

 

そう考えてナミは周囲を見渡し人がいないのを確認して何とか出来ないかとそっと複線式の列車砲に恐々と近づくのだった。

 

 

 

そして離れた場所では身を縮こまらせて口元を押さえ、必死に物陰に隠れてるチョッパーの姿、その心の中にあるのはただ一つ、"なんで海軍の基地の中に熊がいるんだよ!!"ただそれだけであった。

 

事の発端はつい数分前、何とか要塞内に侵入したチョッパーだったが彷徨う内にTの字の廊下で挟み撃ちになりそうな所を咄嗟の機転で窓から空き缶を落として音を立てる事により挟み撃ちを回避、何とか一息ついた時ソレは廊下の先から現れた。

 

茶色と白の毛に覆われた巨体、丸い耳につぶらな瞳、そして異彩を放つのはその腕…身長より長いその腕の先には鋭い爪が生えておりソレを見たチョッパーは人獣形態から即座に四足歩行の獣形態に変化するとその場を離脱、しばらく走り続けて一息ついた所にドスドスと言う足音が聞こえ振り返れば

 

「ぎゃぁぁぁぁぁあ!!熊ぁぁぁぁぁぁあ!!」

 

こちらにダッシュで駆けてくる熊…らしき生物の姿がありそれからチョッパーはその熊らしき生物と鬼ごっこ&かくれんぼを繰り返しておりお陰で要塞内では鹿と熊が通路を走り回るというおかしな事態が発生していたのだった。

 

そしていくらチョッパーと言えど無尽蔵に体力がある訳ではない為何とか休息を入れるべく倉庫のような場所に隠れ、最もコンパクトな人獣形態に変化し荷物の影で息を整えながら見つからないように祈る。

 

しかし倉庫の扉が無慈悲に開けられチョッパーがギシリ、と固まりチョッパーをずっと追っていた熊…シグマはその場で立ち止まり暝目、再び目を開いたときにはまるでチョッパーが見えてるがように真っ直ぐに近づいてくるとその鋭い爪でひょいとチョッパーを掴むと持ち上げた。

 

「ぎゃぁぁぁぁあ!捕まったぁぁぁぁあ!!おれを食べても美味しくねぇぞ!!離せ!おれを食ったら腹壊すからな!後悔すんなよ!離すなら今のうちだかんな!!」

 

つままれながらジタバタと暴れ走は叫ぶチョッパーだったがシグマは意にも介さずチョッパーを摘んだままのしのしと倉庫を出て自身の友の元に向かうのだった。




ナバロンの要塞砲

ナバロン海域の海賊を殲滅させた"ナバロンの悪夢“の立役者。

断崖絶壁の上に作られた二本のレールの上に乗る複線式の固定砲塔を持つ列車砲。

砲の向きは外海へ向けられておりその口径は60センチの単装砲塔、レールは外周島の上を二つの鉄橋を合わせてぐるりと一周、射程内であれば外海360°のどこでも狙える優れもの。

勿論球形弾を使う一般的か海軍艦や海賊船が乗っけているような物ではなくカモメの水兵団の技術を結集した代物でありその有効射程は優に4000mを越える。

ただし操作には50人以上が必要な他列車砲自体の重さも100tを超え一発撃つ度に再装填には冷却を含め10分以上掛かるという欠点もある。


ぶっちゃけカール自走臼砲(列車式)

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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