起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

422 / 580
皆様いつも誤字訂正やお気に入り、感想や評価等ありがとうございます。

感想は凄く嬉しいですしモチベーションとなっていますが小説への批評等ならまだしもよくわからない暴言、攻撃的な言葉や中傷等は運営への報告となりますのでよろしくお願いします。

わたしはなにをいわれてもへいきなにんげんではありません。


最強の船?海の王バラクーダ号!

ナバロン要塞の内海を走る一隻の船…ハッチから身を乗り出したウソップは

 

「はぁー…こんな鉄の塊が海の上を走れるとはなぁ、改めてグランドラインってのがとんでもねぇ所だって身に沁みるぜ」

 

と心地よい海風を感じながら周囲を見回していた。

 

「そういやお主は東の海から来たと言っておったな、車体底面に木材が噛ませてあってなそれの浮力を使っとる」

 

「それだけで浮くのか?木材噛ませてるって言ってもどんだけ浮力があるんだよ」

 

するとウソップの疑問に船大工と名乗ったフランキーの

 

「ひょっとしてクウイゴスか?」

 

との質問にメカオは戦車を操作しつつ頷き

 

「ほう知っておるか、察しの通りクウイゴスを使っとる上で水密処理を施しとるわい」

 

「船に使われる木材なら大体知ってるさ、おれも戦車を作ろうとしたが海に浮かせる発想は無かったな」

 

「要するにそのクウイゴスとやらは浮力が強い木材って理解でいいのか?色々面白そうな素材だが…」

 

「それで合ってるっしょ、クウイゴスと水密処理を施された上で軽量化された車体、そして履帯をパドルに変形させての移動で水陸両用だからこそこの兵器は活躍してるってって事っしょ」

 

メカオとネロの補足にウソップはなるほどと頷きつつ面白い乗り物だと思うのだった。

 

そして一行は東部格納庫から中央島のドックへ、海上入り口に戦車を停めると恐らく警備であろう、そこに立っていた海兵に

 

「見学だそうじゃ、新入り二人に総司令殿の客の船大工じゃわい」

 

とだけ告げて中に

 

「あ、お疲れ様ですメカオドック長。見学4名了解しました」

 

との海兵の言葉を受けながら四人はドックの中へ

 

「はー広ぇドックだなぁ…で、あれが噂の船か?」

 

「こんなもんで驚くようじゃまだまだじゃな、この要塞の一番大きいドックは倍以上あるぞ?」

 

「何だありゃ…鉄の船か?」

 

「ヒョウっ!!こいつはすげえ!思ってた以上っしょ!!」

 

驚く三人とメカオの前には一隻の船。

 

「種別的には"機帆装甲艦"となっておる、全長61メートルの最大幅10m、鉄骨木皮に厚さ110mmの鉄板で装甲化した謂わゆる鉄甲船っちゅうやつじゃ、世界広しと言えどこれだけの大きさの鉄甲船はこのバラクーダ号以外は無いじゃろ」

 

大きく手を広げて説明するメカオに三者三様驚きを見せメカオはそんな彼らに得意げに説明を続ける。

 

「帆装は2本の機械化マストを持ち横帆をメインとするブラッグスクーナータイプ、補助動力として木炭蒸気機関を搭載し武装はケースメート式の中央砲郭連装砲を2基と三連装機銃が数門搭載してある、大きさとしちゃ100m以下になる故に中型艦クラスじゃが防御力と攻撃力で言えばどんな船にも負けんじゃろう。

 

…というか一般的な海賊船相手には過剰防御な気もするんじゃがなぁ」

 

とかの計画を持ち出した総司令官を思い出しつつ嘆息するメカオだったが

 

「こいつはすげぇ…こいつが表に出てくりゃ全ての船が過去のものになるっしょ!!強力な火砲に無敵の防御!正に動く要塞ってのはこいつの事っしょ!!」

 

「待てよ海イタチとやらよぉ、言っちゃ悪いが鉄板の厚さそんだけあって気軽に動けるわけねぇだろ。

 

よーく見てみやがれ恐らく吃水が普通の船より深めだ…って事は水深が浅いとこは航行できねぇだろうし大きさと比べて重いって事は…大きさは中型艦でも速度は大型艦より遅くなるんじゃねぇか?爺さんよぉ」

 

フランキーのその言葉にメカオは頷くと

 

「その通りじゃ海パンの若造、だがこいつはまだまだ試作と言っていいようなもんじゃ…そのうちお主でも満足できるようなもんが出来上がるかもしれんぞ?」

 

メカオのその言葉にフランキーはここに来た"本来の目的"を思い出しつつ目の前の老人の言葉も遠い事では無いのだろうと考えるのだった。

 

 

一方ネロ…、新入りと自己紹介したこの男であるが実際のところ新入りの整備兵では無く、それどころか海軍の人間ですらない。

 

「シャウッ!兎に角近くで見させてもらうっしょ!!」

 

「おい若造!勝手に動くな!!」

 

メカオの言葉を背中に受けつつ走り出した海イタチのネロと名乗ったこの青年、実の所彼の所属は世界政府直轄の暗躍諜報機関"サイファーポール"であり、闇の正義の名の下に一般人の殺しさえ許可されたエージェント…六式と呼ばれる六つの超人的技術を有する彼が同じく世界政府の下部組織である海軍に潜入しに来たのは訳がある。

 

「こいつぁ長官に報告した方がいいっしょ…こんだけの兵器海軍なんかには勿体ねぇ、世界政府が管理してこそってもんっしょ」

 

そう考えた彼は船の影に隠れると待たされていた電伝虫を引っ張り出し己の上司に確認を取る。

 

かなりクズな上司ではあるがここで勝手に動いて責任を被せられてはたまった物ではないので事情を話してみれば当然何とかして奪ってこいとの報告にネロは電伝虫を切ると先んじて基地内に入り込んでいる世界政府の役人であるコーギーに連絡をとり人員を動かす許可を、更に許可が取れるとスタンマレー号に乗せておいた子飼いの部下達に場所を報告。

 

「情報はちゃんと集めてるっしょ…要塞内に侵入した麦わらの一味、正体がわかってるのは麦わらに海賊狩り…隠れて話を聞いてたがあの長っ鼻も一味って事なら巻き込んでやりゃいいっしょ」

 

闇の正義はただ静かに暗躍を開始するのであった。

 

 

 

 

 




木造船に鉄板を貼り付けた鉄甲船等は少数ながら存在はするものとしています。

登場したバラクーダ号ですが見た目はまんまバラクーダ号を想像していただければ幸いです、通じるかわかりませんが。

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。